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武田鉄矢 武田鉄矢

武田鉄矢俳優・歌手たけだてつや

1949年生まれ、福岡県出身。72年にフォークグループ海援隊でデビュー。「母に捧げるバラード」「贈る言葉」などが大ヒットし、『紅白歌合戦』にも出場する。また、77年の山田洋次監督による『幸福の黄色いハンカチ』での演技が注目され、ドラマ『三年B組金八先生』シリーズなど、俳優としても数々の名作を世に送り出す。NHKでも大河ドラマ『草燃える』『徳川家康』『太平記』『龍馬伝』『功名が辻』や連続テレビ小説『純と愛』、NHKスペシャル ドラマ『こもりびと』、特集ドラマ『旅屋おかえり』などで印象的な役柄を演じている。

ドラマ人間模様 花々と星々と(1978)

高橋役

ドラマ人間模様 花々と星々と

インタビュー

 五・一五事件でテロに倒れた当時の首相、犬養毅の孫、道子さんの自伝を原作にしたドラマでした。この前年に映画『幸せの黄色いハンカチ』で俳優デビューし、本格的にお芝居を仕込まれた僕にとってテレビドラマは不慣れな現場で、映画とテレビの差を懸命に測っていた若葉マークのころの思い出の作品です。今年(2022年)出演したドラマ『旅屋おかえり』の主演が犬養元首相を曽祖父に持つ安藤サクラさんで、何十年の時を経てではありますが不思議なご縁を感じますね。

熊本から上京した高橋は、時の首相・犬養毅(芦田伸介)の次男で小説家の健(たける/竜崎勝)の書生となる

 というのも、映画は1日に数シーン、ともすると1シーンのみをじっくりと撮影するのに対し、テレビドラマは10から20シーンを1日で撮っていくんです。しかもデビュー作でお世話になった山田洋次監督は「言いにくいなら直していい」とおっしゃるほどセリフに関して緩やかな方。もちろん脚本は覚えていきますが、その場で僕の意見を取り入れてくださり、セリフを変えることもあったんです。

書生の高橋と女中の茂(泉ピン子)は犬養家の人々と家族のように過ごしていた

 一方『花々と星々と』では、キャメラワークがきっちりと決められており、セリフをきっかけにキャメラ割りがあるので、きっちり覚えてこないと迷惑がかかる。犬養毅役は芦田伸介さん、夫人を沢村貞子さんが演じていらっしゃり、次男の妻役が加賀まりこさん。そんなベテラン俳優の皆さんとの共演シーンで間違えるなんて、われわれ新人にとっては考えられませんでしたから、もう必死でした。

主人の健が政治家に転身することになり、高橋は犬養家を去ることを決める

 僕が演じたのは、犬養毅の次男で作家から政治家に転身した健(竜崎勝)の家に出入りする書生。とあるシーンでNHKの演出部から、日本語が上手く出ずにフランス語なら無限に出てくるという複雑な注文を受けて、セリフを歩きながら懸命に覚えたことも懐かしいですね。また、高橋が恋をする女中の役を僕と同じくまだ演技に不慣れだった泉ピン子さんが演じていて、二人のシーンは唯一心が安まる瞬間でした(笑)。

茂は結婚し、高橋はやきいもの屋台を引くように。犬養家を去った二人は久しぶりに顔を合わせる

 当時、彼女とはよく飲みに行っていて、そのときに「あなたによく似た俳優がいるのよ」と紹介されたのが、当時、民放で一生懸命脇役を演じていた若き日の西田敏行さん。3人ともまだ駆け出しで、飲みに行っては「いつか3人で天下を取ろうね」と話をしたものです。「もし主役をとれたらご祝儀でお互いの作品に脇役で出よう」なんて夢を語り合っていました。

大河ドラマ 草燃える(1979)

安達盛長(藤九郎)役

大河ドラマ 草燃える

インタビュー

 大河ドラマには、ミュージシャンにとっての紅白歌合戦のような華やかさがあると感じていました。ですから初めてけいこ場に行ったときはワクワクしましたね。『花々と星々と』に出演した翌年の大河ドラマ初出演作品で、この翌年には『3年B組金八先生』がスタートしているんですよ。

源頼朝(石坂浩二)に流人時代から従った御家人、安達盛長

 初めての大河でしたので撮影の仕方など大河ドラマのシステムを必死に探ってはいましたが、この時は主役である源頼朝を演じた石坂浩二さんの隣にいる役。いつもその姿を横目で見て、セリフ回しなどをマネしていました。というのも、主役のセリフのリズムに合わせた方がなじみがいいんですよね。妙ちくりんな個性を出したりすると、大河の波長を乱すことになりますから。

長きにわたって頼朝の側近くに仕えた盛長。頼朝が鎌倉幕府を起こした後も、その信頼は変わらず親しみを込めて藤九郎と呼ばれた

 でもあるとき、石坂さんにものの言い方をマネていることを見抜かれたことがありました(笑)。撮影では釣りマイクを役者の頭上に伸ばして、それぞれがセリフを話すタイミングで左右に振るのですが、ある瞬間、音声さんが石坂さんにマイクを向けなくてはいけないところを、僕の方に振ってしまったことがあったんです。声のトーンが全く同じだったので、間違えたんでしょうね。

危篤に陥った頼朝の容態を固唾を呑んで見守る北条義時(松平健)と盛長

 そのとき石坂さんが僕の所ににじり寄ってきて「オレの言い方、マネしてない?」って(笑)。僕は妙な隠し立てはせず、「おっしゃる通り!あなたが私の教科書です」と伝えたら、面白いと思ってくださったのか、それ以来「藤九郎、藤九郎」と呼んで、いつもそばに居てくださるようになって。空き時間も一緒に過ごし、お昼を食べたりもしました。石坂さんにくっついていると特典がいっぱいあって、休けい時間になると床山さんが特別にかつらを外してくれて、ヒゲも取ることができたのは助かりました。

頼朝亡き後、出家した盛長は二代将軍となった頼家(郷ひろみ)の放埒さに頭を痛め…

 そんななか石坂さんから「自分のいいところわかってるか?」と聞かれたことがありました。「わからない」と答えると「渋谷歩いてきたって顔して大河ドラマやってんのがいいんだよ」ってほめてくださった。「大河だからって、無理に作り込むことも、肩に力を入れることもない。気楽にやっていいんだ」とおっしゃって、そんなふうに激励していただいて、本当にうれしかったです。

頼家によって嫡男、景盛(火野正平)の妻、瑠璃葉(岡まゆみ)が誘拐された。憤る盛長は頼家の命を受けた討伐軍に立ち向かう

 石坂さんはミスター大河と呼ぶにふさわしい才能の持ち主で、書状を書くシーンも自分で崩し字を書かれますし、法要のシーンではお経を唱えることもできる。時代劇の知識も半端なくおありで、演出陣といつも意見を戦わせていました。圧巻の存在感で、こういう方でないと大河の主役は務まらないのだなぁと思いながら、いつもそばで勉強させていただいていました。

『草燃える』で源頼朝を演じた石坂浩二

大河ドラマ 徳川家康(1983)

豊臣秀吉役

大河ドラマ 徳川家康

インタビュー

 男優って3つのタイプに別れると思うんですよ。それが信長、秀吉、家康。僕はやっぱり成り上がりという点も含めて秀吉タイプなんだなと、自分で認識しながら演じていました。山岡荘八さんの同名小説を原作にした作品でしたが、参考資料として僕のなかには司馬遼太郎さん(「遼」しんにょうの点が二つ)が書かれた秀吉像や、特に晩年は坂口安吾さんの「狂人遺書」という短編に描かれた太閤秀吉のみっともない最期が印象に残っていて相当意識していたんですよ。

信長(役所広司)、秀吉(武田鉄矢)、家康(滝田栄)

 秀吉といえば誰もが知る歴史上の人物ですし、それまでも多くの作品で描かれてきて、際限もなくさまざまに解釈できる人物。当時はまだ30代でしたが、若いなりに一生懸命調べ、秀吉像を探りながら演じていきました。そんなあるとき、酒場で東映の映画監督で『二百三高地』などを手がけられた巨匠、舛田利雄さんに声をかけられました。「武田くん、大河ドラマ見ているよ。あれはしかし、秀吉じゃねぇな、“ひできち”だな」と言われたことを覚えています。老いみたいなものを一生懸命演じてはいましたが、やっぱりどこか重みが足りないというご指摘だったんでしょうね。

秀吉は信長亡き後、関白となり天下統一を成し遂げる

 同作で主役の徳川家康を演じたのは滝田栄くんでした。ご存知のとおり秀吉と家康は天下をめぐって丁々発止やりあうのですが、2人のシーンではたびたび滝田くんに申し訳ない気持ちになったものです。というのも所作指導の先生が秀吉には非常に甘かったから(笑)。座り方ひとつとっても「秀吉はあぐらをかこうが、脇息(きょうそく:もたれかかるための道具)に尻を置こうが何をやってもいいのよ」とおっしゃって。一方の滝田くんには「家康はこんな風にしてもらわないと困る!」と細かく指示を出されていたんですよ。お茶の作法にしても同様で、いつも「すまねぇ、すまねぇ」と滝田くんに言いながらお芝居をしていました。きっと真面目な家康に対して、ルーズな秀吉というふうに対比させる狙いがあったのではと思います。

家康は秀吉の権勢を知らしめるため、諸侯の前で陣羽織を所望する

 また、同作で印象的だったのは淀君を演じた故・夏目雅子さんの美しさ。僕自身、男盛りの壮年期でしたから美人女優との共演は胸がときめくものでしたが、彼女の場合はあまりの美しさに、色気も何も感じなくなってしまうほどでした。あんまり輝いているので、共演シーンで顔をしみじみ見たときに、つい「ほんとにきれいだな!」と言ったことがあり、ボーイッシュでさっぱりした性格の彼女は「サンキュー」と言いながらふざけていたのを覚えています。正妻の北政所を演じてくださったのは吉行和子さんでしたし、そんな美女たちを脇に従えて演じられるのは痛快でした。

秀吉の側室となった淀(夏目雅子)は後の秀頼を出産する
死の床についた秀吉は見舞いに訪れた家康に「秀頼を頼む」と涙ながらに懇願する

愉快にオンステージ(1989)

レギュラー・ホストとして

愉快にオンステージ

7人のホストが交代で登場し、ゲストとともに歌とトークを繰り広げるバラエティーショー。音楽は、ホストたちの青春の音楽であるフォー ク、ニューミュージック、グループサウンズなどを中心に選曲。レギュラー・ホストは堺正章、さだまさし、武田鉄矢、西田敏行、南こうせつ、三宅裕司、吉田拓郎の7人。総合(月)午後7時30分からの29分番組(初年度)。

第40回NHK紅白歌合戦(1989)

白組司会として

第40回NHK紅白歌合戦

記念すべき第40回は昭和から平成に移った節目にあたり、大きな時代の転換を感じさせた。放送時間を4時間25分に拡大した2部構成。第1部が戦後の歌謡史をたどる「昭和の紅白」。この年の6月に亡くなった昭和の大歌手・美空ひばりの映像を会場の巨大モニターに映し出し、在りし日をしのんだ。第2部はヒット曲中心の「平成の紅白」。また、中村メイコ、森光子、黒柳徹子、山川静夫など歴代の司会者が登場し、思い出を語った。

大河ドラマ 太平記(1991)

楠木正成役

大河ドラマ 太平記

鎌倉幕府を滅亡させ、建武政権に背いて室町幕府の初代将軍となった足利尊氏の生涯を中心に描いた。尊氏に人間的な弱さを巧みに描きこみ、表舞台の歴史を生きた人物以外にも、無名の多くの庶民の感情や行動をすくい上げることを重視した。原作:吉川英治。脚本:池端俊策。音楽:三枝成彰。語り:山根基世。出演:真田広之、沢口靖子、後藤久美子、片岡孝夫、陣内孝則、柳葉敏郎、宮沢りえ、フランキー堺、片岡鶴太郎ほか。

原作:吉川英治 脚本:池端俊策 音楽:三枝成彰 語り:山根基世

ドキュメンタリードラマ
宮沢賢治 銀河の旅びと(1996)

「よだかの星」への想いを語るゲストとして

ドキュメンタリードラマ 宮沢賢治 銀河の旅びと

宮沢賢治の人生は挫折と失敗の連続であった。自費出版の童話集「注文の多い料理店」はまったく売れず、教師は4年で辞職し、農業集団の建設計画も頓挫する。最後にはセールスマンとなって売れない商品を抱えて歩き、病に倒れて37歳にして夭逝(ようせい)した。周囲の無理解や批判にもめげず、理想を追い続けた賢治の生涯をドキュメンタリードラマでたどり、夢幻的な詩と童話の世界を描く。

音楽:加古隆

月曜ドラマシリーズ
麻婆豆腐の女房(2003)

孫孝民役

月曜ドラマシリーズ 麻婆豆腐の女房

インタビュー

 高度成長期の60年代を舞台に、当時まだ日本で知られていなかった四川料理の店を開き、メニューの麻婆豆腐を誰もが知る人気料理に育てた陳建民、洋子夫妻をモデルに描いた作品でした。僕が演じたのは中国から日本にやってきて、苦労を重ねながらも持ち前の明るさで新しい食習慣を日本に根付かせた主人公、孫孝民役。日本人の妻、陽子を松坂慶子さんが演じてくださいました。

四川省出身の孫孝民と妻、陽子(松坂慶子)は、四川料理を日本に紹介する夢を抱く

 僕自身、食の起源にまつわるお話には興味がありましたし、その題材が身近であればあるほど面白いと思うんです。麻婆豆腐は日本中どこに行っても食べられるメニューなので、どこかに出かけて麻婆豆腐を食べる機会があると必ずこの作品を思い出しますし、生意気に「コックさんは四川の方ですか」なんて聞いたりもします。「私、昔ドラマで陳建民さんの役をやったことがあるんです」って威張ったりしてね(笑)。

孝民が出した店は味が評判になり、連日大盛況。客の「おいしい」の言葉に孝民は日本人に好まれる味を追究していく

 役のモデルになった陳さんのことは『きょうの料理』などにご出演されている姿を拝見して、役づくりをしました。独特の感性の方でとても魅力的。実にサービス精神にあふれていて、おいしくて体にいいものを提供したいというひじょうにシンプルな思いから、努力を重ねていった方だと思います。

お芝居で会話を続けるうちに、共同経営者、山根を演じた松平健にだんだんと中国なまりがうつってしまい、NGが出たことも

 その根底には「医食同源」の考え方があり、それをひじょうに分かりやすく、ひとつのメニューで満たしてくれた方。そうした手近さは、日本人の奥深くに記憶されていて、忘れえぬ中国料理として刻まれていると思うんです。陳さんは日本の担々麺の生みの親でもありますが、そんな名物料理を企業秘密にせず、惜しげもなく分かち合っていく。そういうのびやかさには頭が下がります。

『きょうの料理』に出演したことで一気に知名度を上げた孝民。親しみ深いキャラクターでお茶の間の人気を得た
「ママは神様からの贈り物。私の宝物」 孝民は陽子に愛を伝えることを忘れなかった

大河ドラマ 功名が辻(2006)

五藤吉兵衛役

大河ドラマ 功名が辻

戦国時代を駆け抜け土佐24万石の大名となる愚直な夫・山内一豊と、励ますことに特別な才がある妻・千代の愛と知恵の歴史を軸に、合戦に命を懸けた男たち、政略結婚の犠牲となった女たち、武士たちの悲哀など、戦国乱世の人間模様を描いた。原作:司馬遼太郎。脚本:大石静。音楽:小六禮次郎。語り:三宅民夫。出演:仲間由紀恵、上川隆也、舘ひろし、柄本明、西田敏行、武田鉄矢、前田吟、大地真央、和久井映見、玉木宏ほか。

原作:司馬遼太郎(「遼」しんにょうの点が二つ) 脚本:大石静 音楽:小六禮次郎 語り:三宅民夫

土曜ドラマ
リミット 刑事の現場2(2009)

梅木拳役

土曜ドラマ リミット 刑事の現場2

所轄警察の実情をリアルに描く「刑事の現場」の第2弾。巡査部長に昇格した若手刑事・加藤啓吾と、“悪魔”の異名を持つベテラン刑事・梅木拳がコンビを組む。世代も価値観もまったく異なる2人の刑事がぶつかり合いながら、複雑で屈折した現代社会の暗部を映し出すような事件に挑む。捜査の限界、優しさの限界、憎しみの限界、さまざまな“リミット”に直面し、それを乗り越えようとする姿を描いた骨太の人間ドラマである。

脚本:遊川和彦 音楽:coba

大河ドラマ 龍馬伝(2010)

勝海舟役

大河ドラマ 龍馬伝

インタビュー

 僕が坂本龍馬を好きになったのは18歳のとき。司馬遼太郎さん(「遼」しんにょうの点が二つ)の「竜馬がゆく」を読んだことがきっかけでした。勝海舟は龍馬の師ですから、二人の丁々発止のやりとりを読むにつけ、胸をときめかせたものです。その後、勝のこともコツコツと勉強するようになり、「氷川清話」という彼の口述筆記の書物を、実際に声を出して読んだりもしました。そうすると勝の知識や知恵が、声を出して読むと震えとなって伝わってくるんですよ。

勝海舟は咸臨丸でアメリカに渡った後、帰国して軍艦奉行を務めていた

 そのなかで「坂本龍馬は俺(おれ)を斬りに来たやつさ。でもね、落ち着いていい男だったよ」という一節があり、それだけで龍馬が見えてくるんですよ。自分を暗殺しにきた男がいい男に見えたんですから、もう達人ですよね。そういう勝の度量の深さがあり、龍馬は勝に圧倒される。旗本のくせして庶世の町人ことばを使うのですが、そこに龍馬がしびれるんですよね。

勝海舟は初対面の龍馬(福山雅治)を弟子にする

 龍馬はもちろんですが、そんなふうに勝のこともずっと学んできたので、『龍馬伝』のオファーをいただいたときは「我が人生、ここまで来たか」と思いましたね。だって土屋勝裕プロデューサーが「育ててやってくれませんか。坂本龍馬を」とおっしゃるんですから。うかがったときは、その巡り合わせにあ然とし、自分の人生に絡みついてくる役をお引き受けすることに、感動したことを覚えています。

勝は咸臨丸に乗船して感動する龍馬の様子に相好を崩す

 「本当は龍馬役をやりたかった」って、60いくつにもなってまだ言ってるのですが(笑)、やはり福山雅治さんの龍馬はシルエットが抜群でした。龍馬のことはいろいろ知ってるので、もちろん山ほど注文はありますが、やっぱり福山さんは私なんぞからは遠い、龍馬を演じる才能を持った人なんだと眺めていましたね。本当に絵面が良くて、特に色気を感じたのは、暗いスタジオのなかで見える背中や、ややこちらを見るような横顔。あんまり気持ちが悪いので彼には言わなかったけれど、写真で見たことのある龍馬がふとこっちを見るような気がして、胸がときめいたことがありました。

 また、龍馬や勝はもちろん、岡田以蔵(佐藤健)、武市半平太(大森南朋)などの登場人物はみんな、歴史上の人物でありながら、私自身の人生のなかで散々すれ違ってきた人たち。ですから変な言い方ではありますが、友だちに会ったときのような、うれしさと別れの寂しさがありました。

武田鉄矢のショータイム(2011)

司会として

武田鉄矢のショータイム

今、最も旬な歌手、俳優などをゲストとして招き、その人の至芸や作品を堪能しながら、武田鉄矢が巧みな話術でゲストの魅力に迫る番組。スタジオでのショーやその人生を振り返るVTR、そしてゲストが大きく影響受けた人や、下積み時代の恩人・仲間との再会などの構成。初年度ゲストは北島三郎、小林旭、石川さゆり、大地真央ほか。司会は武田鉄矢、はしのえみ。BSプレミアム(土)午後8時30分からの90分枠。月1回放送。

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敬称略

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