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草刈正雄 草刈正雄

草刈正雄俳優くさかりまさお

1952年生まれ、福岡県出身。1970年、資生堂CM『MG5』でデビュー。主な出演作に、ドラマ『ケータイ刑事 銭形』シリーズ、『民王』、映画『沖田総司』、『復活の日』、『汚れた英雄』、『0093女王陛下の草刈正雄』、など。NHKでは『真田太平記』、『サラリーマンNEO』、『坂の上の雲』、『美女と男子』など。大河ドラマは『花の乱』、『義経』、『篤姫』、『江〜姫たちの戦〜』、『真田丸』に出演。『鑑賞マニュアル 美の壺』では案内役を務めている。2017年、芸歴47年にして初の写真集『草刈正雄FIRST PHOTO BOOK』が話題に。

新大型時代劇 真田太平記(1985)

真田幸村役

新大型時代劇 真田太平記

インタビュー

 真田幸村といえば、日本人が好きな武将の上位に入る人物でしょう。そんな役にお声がけいただいた“感動的な思い”はいまだに覚えています。最初は半年の予定だったドラマが、1年に延びたのも喜びでしたね。

 この時、父の昌幸を演じたのが丹波哲郎さん、そして兄・信幸役は渡瀬恒彦さんでした。僕が演じた幸村は、一本気な兄の信幸とはちょっと違って、自由奔放で情熱的な人物。とても楽しんで演じました。懐かしいですね。

渡瀬恒彦演じる真面目な兄・信幸と快活で情熱的な信繁(幸村)

 乗馬のシーンも多かったのですが、十分に訓練された現代の馬に比べて、荒っぽい気性の馬が多く、すぐに走りたがるので、止まってお芝居をするのが非常に難しい。しかも、周りでチャンバラが始まると立ち上がっちゃうことも多くで、ケガをしたりも…(苦笑)。そんなこともあり、とにかく乗馬はたくさん練習をしました。

幸村率いる真田の騎馬隊が家康の陣に迫る

ドラマ10 美女と男子(2015)

斑目晴彦役

ドラマ10 美女と男子

インタビュー

 出演する作品を選ぶときは、いつも脚本を読んで直感で決めているんですよ。ざっくりと話を聞いて、「これは遊べるかな」とか「やりがいがあるな」とかね。「美女と男子」は、仲間由紀恵さん演じるヒロインの一子が、新人イケメン俳優の遼と二人三脚で芸能界のトップを目指すというお話。僕が演じた斑目は、IT企業「斑目コーポレーション」の社長で、町田啓太さん演じる遼の父親という役どころでした。その親子関係も少々複雑なところがあり、ドラマのポイントでもありました。

遼(町田啓太)は仕事至上主義の父を憎む

 当時はお茶目な感じの役が多かったのですが、そんな中で久しぶりにいただいたシリアスな役。「二枚目もできるよ」というところをたまに見せておかないとなと、二枚目然とした雰囲気でお芝居をしました。

 ヒロインを演じた仲間さんは、お美しいのはもちろん、お芝居もしっかりとされている方で、誠実な感じが伝わり、共演させていただいて楽しかったです。また、他の共演者のみなさんもはじめての方が多く、クランクイン前はどんな現場になるのか楽しみにしていたことを覚えています。

一子(仲間由紀恵)は斑目の営むIT企業の社員だったが…
芸能プロダクションへ出向、俳優を育てる喜びに目覚めていく
斑目の会社の不正事件を機に親子の関係にも変化が

大河ドラマ 真田丸(2016)

真田昌幸役

大河ドラマ 真田丸

インタビュー

 脚本を担当された三谷幸喜さんの舞台に出ていたとき、ご本人が楽屋にいらして「来年大河ドラマをやるので、真田昌幸を演じてくれないか」と言われたんですよ。ぶったまげましたね(笑)。「真田太平記」で幸村を演じましたが、時を経てその父親をやるなんて「こんなことがあるのか」ってね。

 頭のなかに、当時、昌幸を演じられた丹波哲郎さんのイメージがあり、あの存在感に近づくことができるのかと悩みました。でも、衣装合わせの際に、後に昌幸のトレードマークにもなる毛皮を用意してくださっていて、それを着た瞬間、イメージがわいてきたんです。衣装を身につけて振り返ったら、スタッフのみなさんから「おおーっ」とどよめきが起こり、自信がつきました。その後、三谷さんからあがってきた脚本を7話くらい読んだのですが、これなら丹波さんと違う形で演じられるかもしれないと思いました。まさに、三谷さんの脚本と衣装に助けられたと思います。

 真田の家族は互いにスキンシップする姿が印象的でした。もともとは、昌幸がおとりを助けに行ったシーンで、草笛さんがうれしくてつい僕の頬をぱちぱち叩いたんですよ。草笛さんは「西洋的かしら?」って気にされていましたが、監督にも相談して、そこからみんなのスキンシップが始まりました。とにかくスタッフ、キャストのエネルギーがすごい作品だったと思います。

とり(草笛光子)は家族を助けに来た息子の頬をぱちぱち
真田家の絆はやがて息子へ、孫へと…

土曜ドラマ ブシメシ!(2017)

松平茂照/哀川惨助役

土曜ドラマ ブシメシ!

インタビュー

 僕が演じた松平茂照はお殿様なのですが、ちょくちょく中間(ちゅうげん)の哀川惨助に身をやつして主人公・伴四郎の前に出没します。僕が若いころのお正月映画なんかで、中村錦之助さんたち大スターが2役演じる作品がよくあったので、このお話を聞いたときには「あれができるのか!」とワクワクしましたね。実際、好き勝手に演じさせていただき、とても楽しかったです。

高野藩の改革を進める藩主・松平茂照は切れ者と評判
身分の低い中間姿の男が“殿”とはお里(吉田沙保里)も気づかない

 鳥鍋「きじ屋」の娘・お羽を娘の麻有が演じ、父娘共演もしました。家ではボーッとしているのでセリフを覚えてるのか気になりましたが、現場ではそこそこやっていて安心しました。町娘役、初めてで楽しかったんじゃないでしょうか。親ばかですから、割と似合っていると思いましたよ(笑)。

店の味が落ちたと悩むお羽(草刈麻有)に伴四郎(瀬戸康史)らが力を貸す

 伴四郎を演じた瀬戸康史さんとは、お芝居を楽しみました。事前に考えて行ったり、その場で自然と出たりとさまざまでしたが、ときどきアドリブをはさんだりしたんです。それもうまく返してくれて大したもんですね。ロケ先は気温が低くて、白い息を吐きながらのお芝居となり大変でしたが、おかげで楽しい撮影でした。好青年で、俳優としてもこれから楽しみな方です。

美の壺(2006~)

案内役

美の壺

インタビュー

 僕が案内役になったのは2009年からですので、もう8年目。これだけ長くレギュラーをやらせていただいていると、俳優として止まらずにいられるので、とてもありがたいです。止まるとエンジンをかけるのに時間がかかるので、動き続けていたほうがいいんですよ。ディレクターも個性がさまざまなので、同じ人物を演じていても、その都度演出のテイストが違って面白いです。

 「美の壺」では身近な美を取り上げていますが、これもまた毎回、趣向が違っているので、いつも新鮮な驚きがあります。この分だと、ずっと続けられそうですね(笑)。どんなことでも「美」になりますから。

器から家具、料理、風呂までさまざまな“美”の鑑賞法を紹介

 これまでの出演のなかで、我ながら面白いと思ったのが、僕がご先祖さまとの二役を演じた「門」の回。実は今回、その続編を撮影したんですよ。「美の壺」のなかでも名作シリーズ誕生の予感がします(笑)。ぜひ、お楽しみに。

突然現れた“ご先祖様”に門を造って欲しいと頼まれ…
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