一覧に戻る

50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
神木隆之介 神木隆之介

神木隆之介俳優かみきりゅうのすけ

1993年生まれ。埼玉県出身。2005年の映画『妖怪大戦争』で主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。その後も映画『バクマン。』など、数々の作品に出演。劇場アニメ『サマーウォーズ』『君の名は。』では主人公の声を担当。NHKでは2005年の大河ドラマ『義経』で牛若を演じ、2012年の『平清盛』で牛若が成長した遮那王/源義経を演じた。また、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では志ん生の弟子・五りん役として出演が決定。土曜ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』では主人公・田口章太郎を演じる。

ドラマスペシャル 心の糸(2010)

永倉明人役

ドラマスペシャル 心の糸

インタビュー

 なつかしいですね!ちょうど声変わりくらいのときだったので、少し声がかすれていると思います(笑)。

 僕は、耳の聴こえない母親と手話で話す息子の役だったのですが、本来、手話をやりながらしゃべるということをしないらしく、両方を同時に行うことがすごく難しかったです。普通にしゃべっていると手話と話す内容のタイミングが少しずれてしまうので、どういうふうに合わせていくのかを手話の先生と考えながら演じました。今、同じことができるかどうかわからないくらい大変でした。

 先生にはいろいろな手話を教えていただき、セリフ以外でも先生と手話だけで少し話ができるようになっていました。ただ、ろう者の方は、手話だけでなく、口の動きもかなり見ているらしく、手話が慣れていない相手だとしても、口の動きを見る読話で、こちらの意図を察してくださるんです。読話もとても難しくてできないものが多かったです。

 ピアニストを目指す役柄なので、ピアノを弾くシーンも大変でした。僕は楽譜が読めませんでしたし、4分の3拍子もわからなかったのですが、ピアノの先生が丁寧に教えてくださったので、徐々に弾けるようになりました。難しい曲はもちろん弾けないのですが、ピアノを弾いている手の動きから徐々に顔が映るシーンは実際に自分で弾いています。

 僕が演じる明人の友人になる都築翔太役を染谷将太さんが演じていて、彼と初めて出会ったのがこの作品でした。一緒にアイスを食べるシーンなどがあって、ちょっとずつ仲良くなっていき、そのあとは強引に「染ちゃん」と呼んでいました(笑)。

都築翔太(染谷将太)

大河ドラマ 平清盛(2012)

源義経役

大河ドラマ 平清盛

インタビュー

 2005年の大河ドラマ『義経』で牛若を演じさせていただき、牛若が青年・遮那王になるときに滝沢秀明さんに役を引き継いだので、遮那王と義経は演じたことがありませんでした。だからこそ、過去の作品と繋がっていると感じることができた役でした。

幼い牛若を演じた2005年の大河ドラマ『義経』

 僕の中で義経はカリスマ性のある人物なので、立ち居振る舞いや殺陣(たて)も型にはまらないようにしようと思い、しなやかさと美しさを意識して演じていました。本格的な殺陣が初めてだったので、撮影に入る前に長い間、習っていたのですが、なぜか刀ではなく薙刀(なぎなた)と弓の練習をしていたんです。途中からは刀の練習になりましたが、おかげで薙刀もかなりできるようになっていました。

義経が弁慶と出会う五条大橋の場面

 弁慶役の青木崇高さんはとても優しくて、本当の弁慶みたいに仲良くしていただいたので、すごく楽しかったです。その弁慶と出会う橋の上のシーンや、弓で扇子を射ぬくシーンは長い時間をかけての撮影だったので、とても思い出に残っています。ただ、義経が切腹するシーンは撮影時間が短かったので、壮絶なシーンにも関わらずあまり当時のことを覚えていないんです。そのなかで記憶にあるのは、義経が最期を迎える前に弁慶と一緒に戦うシーンで着ていた赤い甲冑がすごく重かったこと。そして、その後、切腹する際に、“未来に託す”という思いを込めて演じたことです。

義経をかばい“立ち往生”を遂げる弁慶(青木崇高)

 当時、義経を演じることにはプレッシャーがかなりありました。過去に牛若を演じさせてもらったからこそ、牛若がどう成長していたのかを表現しなくてはいけないと思っていましたから。昔の牛若自体は芝居に影響はしませんが、自分の中では義経が続いていました。同じ人物を大河ドラマで演じることはなかなかできない経験ですし、せっかく続けることができるのであれば、続けちゃえと思っていたんです(笑)。『義経』で遮那王を演じていなかったのがよかったのだと思います。牛若の過去をきちんと経験し、僕なりの遮那王から義経をつくっていけたのですごく楽しかったです。

プレミアムドラマ 小暮写眞館(2013)

花菱英一役

プレミアムドラマ 小暮写眞館

インタビュー

 不思議な物語だったなと思います。僕は元写真館の家に引っ越してくる家族の長男・花菱英一という役で、写真館に持ち込まれるさまざまな謎を追っていきます。宮部みゆきさん原作のサスペンスといってもサスペンスがメインではなく、人間ドラマを描いた温かい作品なので、宮部さんの得意とする事件やサスペンス、ミステリーなどはありつつ、人間の心の触れ合いを描いていました。

「心霊写真探偵」とあだ名がついた英一のもとに不思議な写真が持ち込まれ…

 劇中出てくる一見怖い心霊写真も本当の心霊写真ではなく、なぜこの写真ができたのか、なぜこういう写真を撮りたかったのか、なにを伝えたかったのかなど、結果ではなくてそこに至るまでの過程や気持ちを大事にしていたので、「人の心の部分を優先して作品に関わっていったほうがいいね」と、監督やスタッフさんたちと話をしていました。

 僕は英一の弟・光(加部亜門)とのシーンも多かったのですが、実際には兄弟に下がいないので、小さい弟と初めはどう接していいのかわからなかったんです。でもお兄ちゃんってきっとこんな感じなんだろうなと考えながら演じていたことを覚えています。

光(加部亜門)は自分のせいで姉の風子が亡くなったと思い悩んでいた

 撮影で大変だったことは、長回しが多かったことですね。監督からは、「本番で同じことをやらなくてもいいよ。心のコミュニケーションだから、いろいろなことをやってみて」と言っていただいていました。だから僕も本当に気持ちを大事にして臨んだ作品でした。

NHKスペシャル
NEXT WORLD 私たちの未来(2015)

ナビゲーター/田臥清斗役

NHKスペシャル NEXT WORLD 私たちの未来

インタビュー

 ナビゲーターのシーンは、CGの犬が相手なので、実際にはひとりでしゃべっているんです(笑)。この作品は内容も映像もすごくて、とても勉強になりました。近未来がどうなるのかを見せていく番組ですが、“近未来”って近い未来と書きますから、すぐそこにある未来であり、僕らがこれから通る未来なんです。番組を通してその近未来に触れることができるのは本当に楽しかったです。

人工知能はますます暮らしの中に…

 ドラマパートと紹介パートとドキュメンタリーパートがありましたが、一番よく覚えているのは、1回目が生放送だったことです。ドローンを飛ばして、日本科学未来館の外から撮影をしました。そこに僕が登場して、新年明けてすぐの放送だったので、「あけましておめでとうございます」から始まり、長セリフを歩きながら話していきます。服には仕込みが入っていて、ボタンを押すと勝手にフードが頭に被せられて色が変わっていきました(笑)。日本科学未来館の中ではサカナクションの皆さんが生演奏をして、実際にその場でバーチャルオーディエンスの映像がつくられていきました。すべて現地で生のタイミングで行われていたので、僕は相当緊張していましたね。ただ、誰もおそらくやったことがないようなことを僕たちが最初にできたのかもしれないという喜びがすごくありました。

 この番組のあと、未来の車や環境がどう変わっていくのか、すごく楽しみになりましたし、少しだけ未来のテクノロジーについて詳しくなったと思います。

土曜ドラマ
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる(2018)

田口章太郎役

土曜ドラマ やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる

インタビュー

 弁護士役は初めてでした。僕が演じる田口章太郎は、学校に派遣されるスクールロイヤーです。「スクールロイヤー制度」は、一部の地域ですでに始まっていますが、まだ広くは知られていないと思うので、このドラマ『やけ弁』を見ていただいて、知ってもらえたらと思います。また、学校の問題、家庭の問題などを親と子、先生方みんなで考えられるような作品になっているので、少しでも皆さんが話し合えるきっかけになれたらと思います。

いじめ、体罰、教師の長時間労働…教育現場は問題山積

 弁護士役なので、法律用語が難しく、今まで言ったことがない単語も多くて大変でした。法律なので、「では」「は」「を」という助詞や接続詞を間違えてはいけないんです。それがけっこう難しく、撮影中は何回もNGを出したり、噛(か)んだりしてしまい、ご迷惑をおかけしました。でも、僕としては精いっぱいできることをやりきりました。

上司の高城(南果歩)はあえて学校嫌いの田口を中学校に派遣する

 撮影中は本当に楽しくて、校長先生役の小堺一機さんと教師役の田辺誠一さん、佐藤隆太さんとアドリブ合戦をしていました。先生の机の上にチーンとなるベルがあったので、それを誰かが鳴らした瞬間にエチュード(即興劇)が始まっているんです。休憩中にそういうコントみたいなことがたくさんありましたね(笑)。

ベテラン教師の三浦(田辺誠一)は田口のやり方に反発するが…

 このドラマはフィクションではなく、本当に学校で起こる問題を取り上げています。今までのドラマにあるような学校主観で描くと、もしかしたらドラマで表現できることが減ってしまうのかもしれません。だからこそ、田口くんのような、いい意味で学校に寄り添っていない人間が入ってきて、「これは法律ではダメです」「これは大丈夫です」という切り方をすることで、できる表現があるのではないかと思います。学校に弁護士が来るということは、田辺さんのセリフにもありますが、「劇薬が来た」みたいなことだと思うので、僕の演じる田口くんがそう見えたらいいなと思います。

新人弁護士がモンスターペアレントにほえる!
その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す