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多部未華子 多部未華子

多部未華子女優たべみかこ

1989生まれ、東京都出身。2002年、女優デビュー。2005年、映画『HINOKIO』と『青空のゆくえ』で第48回ブルーリボン賞新人賞を受賞するなど、10代から存在感のある演技で幅広く活躍する。NHKには2007年「すみれの花咲く頃」で初主演。2009年には連続テレビ小説「つばさ」のヒロイン・玉木つばさ役に抜擢される。また2017年のドラマ10「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」では古都鎌倉を舞台に手紙の“代書屋”として奮闘する主人公・雨宮鳩子役を好演。

すみれの花咲く頃(2007)

遠藤君子役

すみれの花咲く頃

インタビュー

 福島の磐梯山のふもとにある町に暮らしながら、宝塚音楽学校に進学したいという夢を胸に秘めた女子高生・君子役を演じました。「こんな役をやらせていただいていたんだなぁ」というくらい、細部についてはだいぶ記憶が薄れてしまっていて(笑)。でも、君子とは同世代だったこともあり、役について深く悩むことなく等身大で演じられたことを覚えています。また振り返ってみれば、このころはまだ自分の中でも「女優」という道をこの先どう歩いていくか、迷っていた時期だったと思います。自分の進路について心が揺れ動いていたという意味では、私と主人公の君子はピタリと重なっていたかもしれません。

 そういえば、君子が宝塚音楽学校を目指しているという設定のため、バレエのレッスンも受けに行っていました。私は小さいころからジャズダンスをしていたのですが、バレエの基礎はなかったので、そこは改めて頑張りました。

 また、友人役として共演した濱田岳くんや柄本時生くんとは、ロケ先の福島のホテルで遅くまで話し込んだ楽しい思い出もある作品です。

君子を見守る同級生の純一(柄本時生)と勇介(濱田岳)

連続テレビ小説 つばさ(2009)

玉木つばさ役

連続テレビ小説 つばさ

インタビュー

 「“朝ドラ”のヒロインに決まったよ」――最初にそう事務所の人から聞いたときは、まだ実感がなくて。当時私は大学生でもあり、私の通っていた学校は出席日数については厳格なため、女優業と学業の両立をどうするかをまずは考えたように思います。でもこの時期は、このまま女優として一生やっていくのかどうかをとても迷っていた時期でもありました。自分にとってもよい挑戦の扉を開いていただいたと思っています。

 また、“朝ドラ”の舞台に埼玉県が取り上げられるのが初めてだったと伺いました。この頃、ちょうど小江戸ブームで、川越の風情ある街並が人気になっていました。ロケでは、川越はもちろん長瀞などにも行かせていただき楽しかったです。町を歩いていると「つばさちゃん」と役名で声を掛けていただいたり、「今日はお母さん(高畑淳子)と一緒じゃないの?」なんて聞かれたり(笑)。やはり“朝ドラ”の力はすごいなと思いました。

つばさの母・加乃子(高畑淳子)は自由奔放な性格で周囲を振り回す

 放送は半年でも撮影期間はトータルで10か月近く。本当に長い日々を、共演者の皆さんと過ごしました。私自身撮影中に19歳から20歳になって、皆さんにお祝いをしていただいたこともとてもうれしかったです。そして、さまざまなジャンルで活躍されている俳優の先輩方とご一緒して、「芝居が好きで好きで仕方がない」というお話をたくさん聞くうちに、「ヒロインの私自身がふわふわしていては失礼だ」という思いが芽生え、改めて女優として歩んでいく決意ができていったような気がします。私もヒロインの“つばさ”と一緒に、役を通して成長できた思い出深い作品です。

川越の老舗和菓子屋の長女・つばさと家族の物語
幼なじみの翔太(小柳友)はプロサッカー選手を目指す

植物男子ベランダーSEAS0N2(2015)

水原蓮花役

植物男子ベランダーSEAS0N2

インタビュー

 ゲスト出演させていただいたドラマですが、緑の多い群馬でのロケだったので、とても楽しかったです。やはり地方での撮影は、スタジオのセットの中とは違う空気感の中で演技ができるので、短期間でもいろいろと印象に残ることも多いんです。ここで演じた水原蓮花は、“ベランダー”(田口トモロヲ)が訪れた群馬の花屋さんで働いている女性です。第12話だけに登場する役だったので、約2日でぎゅっと凝縮した撮影でした。

狭いベランダで植物を育てる男、自称“ベランダー”(田口トモロヲ)

 実は“ベランダー”役の田口トモロヲさんとは、この直前に映画『ピース・オブ・ケイク』という作品で、トモロヲさんが監督、私が女優としてご一緒させていただいたばかり。この作品では、俳優同士として向き合えたのでとても新鮮な感じがしました。だからといって真面目な話はひとつもしませんでしたけど(笑)。でも、どんなときもそんな風にひょうひょうとしていらっしゃる雰囲気が、トモロヲさんらしいなと思います。

松尾スズキアワー 恋は、アナタのおそば(2016)

松尾スズキアワー 恋は、アナタのおそば

インタビュー

 150人ぐらいの観客の前で行われた収録は、ほぼ一発勝負! 芝居あり、舞台が回転しての歌謡コーナーありと、もう盛りだくさんの内容でした。作・演出は「大人計画」の松尾スズキさん。もちろん「大人計画」の方もたくさん出演していらして。とても楽しかったですが、すごく大変だったんです! 前日にリハーサルをして、当日本番という流れだったので最初はとっても緊張しました。しかも、松尾さんと「大人計画」の皆さんは、実は数日前から軽くリハーサルをしていたらしくて(笑)。「言ってくれたら、私も参加したのに」って思ってしまいました。

松尾スズキが作・演出を手がけるコントショー

 でも、大竹しのぶさんが、リハーサルの当日はお忙しく、最後の2時間ぐらいしか参加できなかったのですが、そのわずかな時間ですべてを完璧にして風のように帰って行かれて。それを見たら、お昼から夜遅くまで練習していた私たちは「できない!」なんてとても言えないと思ってしまいました。もう「すごい」の一言です。こうして見ると、いろいろな経験をNHKではさせていただいているなぁと思います。

OLのサチコはひょんなことからそば屋『犬ぞり庵』を継ぐことに…

ドラマ10 ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~(2017)

雨宮鳩子役

ドラマ10 ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~

インタビュー

 この役を演じてみて、鳩子のセリフにもある通り“言葉ひとつで人生は変わる”ものだなぁと改めて思いました。手紙や、そこに書かれていた言葉ひとつで、心の重荷が取れたり、もつれていた人間関係がほぐれたりと、何かが変わることがあるんだなって。鎌倉を舞台に、シンプルな物語の中に、いろいろな人間模様が見えてくるすてきなドラマだと思います。

ツバキ文具店の隣に住むバーバラ婦人(江波杏子)の言葉には人生を楽しむヒントが…

 私は原作も読んでいたので、鳩子が手紙の代書をするときに、ペンの種類や切手、紙の選び方、文字の書き方……など、こんなに吟味して書くものなんだと驚きました。ドラマにもそうした要素は生かされていたので、演じるときも楽しかったです。それだけ思いが込められた手紙を受け取ると、やはり心に響くものがあるでしょうね。人は見えないところで、見えないものを抱えて生きているということがしみじみと伝わる作品です。私も鳩子と一緒に、この物語を通じてまたひとつ成長できたような気がしています。

“代書屋”鳩子は依頼人になりきってその想いを書く
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