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オダギリジョー オダギリジョー

オダギリジョー俳優おだぎりじょー

1976年生まれ、岡山県出身。アメリカと日本でメソッド演技法を学び、99年に俳優デビュー。03年、映画初主演作となった『アカルイミライ』がカンヌ国際映画祭に出品され、国内外から注目を集める。NHKでは大河ドラマ『新選組!』『八重の桜』、放送90年ドラマ『経世済民の男 高橋是清』などに出演。2020年には自身のオリジナル脚本で監督も務めた映画『ある船頭の話』がヴェネチア国際映画祭に出品され、高い評価を受けたほか、ドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』でも脚本・演出・編集・出演をこなしマルチな才能を発揮。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では2代目ヒロイン・るいの夫を演じる。

大河ドラマ 新選組!(2004)

斎藤一役

大河ドラマ 新選組!

脚本家・三谷幸喜が初めて挑んだ大河ドラマ。幕末、京都の治安を守り、時代に翻弄されながらも最後まで未来を信じて生きた新選組局長・近藤勇(香取慎吾)とその仲間たちの青春を描いた。主演の香取を筆頭に、実際の新撰組隊士と同年代の実力派若手俳優が顔をそろえ、ドラマさながらに切磋琢磨する姿にも注目が集まり反響を呼んだ。

オダギリジョーが演じたのは、新選組の副長助勤で三番組長の斎藤一。沖田総司(藤原竜也)と並ぶ、隊きっての剣の使い手で冷徹で無口な人物像だが、義理に厚く仲間思いの一面も秘める。同作の続編となった正月時代劇『新選組!!土方歳三 最期の一日』(2006年)にも登場した。

作:三谷幸喜 音楽:服部隆之 語り:沢口靖子

放送90年ドラマ 経世済民の男(2015)

高橋是清役

放送90年ドラマ 経世済民の男

日本が近代的な国民国家を目指した明治元年から150年を控えた2015年に制作されたNHK放送開始90年ドラマ。国民生活が大きく変化した明治、大正、昭和の激動の時代を舞台に、日本がどのように「経済大国」と呼ばれるまでになったかを三人の経済人、高橋是清・小林一三(阿部サダヲ)・松永安左ェ門(吉田鋼太郎)の生涯を通して描いた。

オダギリは三部作のうちジェームス三木が脚本を担当した「高橋是清」に主演。財政の天才といわれ、7度大蔵大臣に就任。第20代総理大臣を務め、二・二六事件で暗殺されたことでも知られる日本のケインズと称された是清を演じた。恰幅がよく達磨宰相と親しまれた是清に、スタイリッシュな容貌のオダギリが扮したことでも話題に。17歳から83歳までを体当たりで演じ、いまだかつてない魅力的な是清像を生み出した。

作:ジェームス三木、森下佳子、池端俊策 音楽:佐藤直紀

ドラマ オリバーな犬、
(Gosh!!)このヤロウ(2021)

脚本・演出・オリバー役

ドラマ オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ

インタビュー

 主人公の青葉一平(池松壮亮)にだけ、相棒の警察犬・オリバーが犬の着ぐるみを着たおじさんに見える設定でドラマが展開する構想を思いついたのは、10年近く前だと思います。どのクールでも必ずといっていいほど警察ドラマが放送されますが、そのなかで他とは違う特別な個性を出すにはどうしたらいいかと考えたとき、出てきた答えが警察犬の目線を加えることでした。人間を客観的に見ることができたり、動物ならではの指摘ができるので、新しい感覚の警察ドラマが作れるのではないかと思いました。

一平(池松壮亮)には着ぐるみのおじさんにしか見えない警察犬オリバー

 今作はコントのような設定でありながら、芝居や画、美術や音楽も含めて、“質が良くてかっこいい”世界観にしたいという思いが強くありました。設定が設定だけに安っぽくするのは簡単ですが、それをいかに違和感なくカルチャーとしてかっこいいと感じてもらえるか。そこがひとつの大きな挑戦でしたし、僕自身ギャップを楽しんでもいました。

優秀な警察犬の血をひくオリバー、ふだんはぐうたら

 日ごろから作品づくりは自分のなかで重要な位置を占めていますし、作る限りは世界で勝負できるものにしたいと思っています。ですから『オリバー』でも、いろんなフックをかけて要素を詰めこみ、海外の人にも日本の面白さや独自のカルチャーを楽しんでいただけるよう心がけたつもりです。

11年前に起きた少女失踪事件の真相に近づいていく?

 そんなふうに挑戦的なものがたくさん込められた作品でしたので、どこで発表するかは大きな問題でした。なかでも一番想像できなかったのがNHK。やや保守的でこういった実験的な作品を好む視聴者は少ないと勝手にイメージしていたんです。だからこそNHKで発表するのは面白いと思えたし、逆にNHKでしかできない事を探そうとも思いました。

クライマックス 警察・ヤクザ入り乱れてのダンスシーン

 もちろんNHKならではの制約もたくさんありましたが、使えない言葉はあえて“ピー音”にしたり、見せられないものには画面にモザイクをかけて、むしろ想像が膨らむように仕上げることで、違う面白さが広がったと思いますし、クリエイティブな乗り越え方で逆境をプラスに変えられたのではと思っています。

オートロックのマンションへの侵入シーンにモザイク

連続テレビ小説
カムカムエヴリバディ(2021〜2022)

大月錠一郎役

連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ

インタビュー

 これまで大河ドラマには二度出演しましたが、連続テレビ小説は初出演。正直、あまり見たこともなかったので自分とは距離の遠い世界だと感じていました。ですから、出演にあたっては自分が出ていいんだろうか、自分らしくないかなと思い、ずいぶん悩みました。でも、脚本の藤本有紀さんが自分をイメージして書いてくださった役だとうかがい、役者冥利(やくしゃみょうり)につきる光栄なことだと思いましたし、求めていただいた以上のものをお返ししたいという気持ちに傾いていきました。

クリーニング店でるい(深津絵里)と出会う

 お引き受けした大きな理由のひとつは深津絵里さんでした。今回が初共演ですが、芝居はもちろん、仕事の選び方も同じ俳優としても尊敬できる方でしたから、いつかご一緒したいと思っていたんです。実際に共演させていただくと、作品に誠意を持って真摯(しんし)に芝居されている、とにかく丁寧な方だと感じました。繊細さと大胆さの両方を兼ね備えた、素晴らしい芸術家だと思います。深津さんが僕を導いてくれた部分が大きかったし、とても良い時間を過ごせたと思っています。

お互い気になる存在になっていく

 僕が演じる錠一郎はジャズトランペッターなので、トランペットに関しては妥協のない形で演奏シーンに挑みました。本番の緊張感のなかでは急に身体が動かなくてなってしまう場合もあるので、とにかくトランペットを身体に染み込ませ、演奏と演技が共に成立するように練習を重ねました。僕自身、中学の頃からバンドで演奏したり、音楽を作ったりしていたので、ミュージシャンを演じるのは好きですし、ゼロスタートではない分、入り易いのではないかと思っていましたが、トランペットはそんなに簡単な楽器ではありませんでした(苦笑)。時には6時間を超える練習の日々を繰り返しました。

“On the Sunny Side of the Street”が2人を結びつける

 ドラマでは“On the Sunny Side of the Street”が世代を通し重要な意味を持っていますし、錠一郎にとっても大切な曲です。ルイ・アームストロングのライブ映像などを見ると、白いハンカチを手にトランペットを吹いていたので、錠一郎もそれをマネて小道具を用意していただきました。そんなささいなところにもこだわりが詰まっていますし、藤本さんが描く世界観を少しでも具現化できるよう、最後まで精一杯演じたいと思っています。

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