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安達祐実 安達祐実

安達祐実女優あだちゆみ

1981年生まれ。東京都出身。幼少期よりCM、テレビドラマなどに出演し才能を発揮。1994年、12歳で主演した『家なき子』(日本テレビ系)が大ヒットし社会現象となる。NHKでも大河ドラマ『琉球の風』『元禄繚乱』、連続テレビ小説『ひまわり』、金曜時代劇『慶次郎縁側日記』シリーズなど出演作多数。2017年はプレミアムドラマ『PTAグランパ!』や『男の操』に出演。『男の操』では主人公・五木みさおの所属事務所社長・深情マリを好演。

大河ドラマ 元禄繚乱(1999)

お軽役

大河ドラマ 元禄繚乱

インタビュー

 若いですねぇ(笑)。もう20年近く前になるなんて、自分でもびっくりです。照れくさいですが、17〜18歳ぐらいの、当時の自分をこうして見てみると一生懸命頑張っているなぁ、という感じがします。私の演じたお軽は、中村勘三郎(当時勘九郎)さんが演じた主人公・大石内蔵助良雄の妾の役でした。実は私、勘三郎さんのご長男、勘九郎(当時勘太郎)さんとは高校の同級生という間柄でしたから、不思議なご縁を感じていたんです(笑)。でも、この作品で共演させていただく前に勘三郎さんの舞台を拝見してあまりに感動し、“神様”のようにも思っていた方だったので最初はとても緊張したのを覚えています。

内蔵助(中村勘三郎)とお軽は京都・伏見の遊郭で出会う

 私にとっては妾の役というそれまでにない役柄だったので、自分をこのお軽に選んでいただいたのがとてもうれしかったですね。自分の年齢的にも、ちょうど少女と女性のはざま、という感じがしていた時期。お軽が年の離れた内蔵助に抱く恋心を、いろいろと考えながら演じるのはとても楽しい経験でした。

お軽は女中として内蔵助の身の回りの世話をすることに

 大河ドラマの現場は、右を見ても左を見てもすばらしい俳優の大先輩ばかりで、本番だけでなくリハーサルにもものすごい緊張感がありました。また勘三郎さんは、内蔵助嫡男・主税良金を演じた次男の七之助さんに、細かいセリフの言い回しなど、愛情を持って厳しく指導していたのが印象に残っています。本格的な時代劇が初めてだった私のことも、大きな心で包んでくださって…。もうお会いできないのが、今も信じられない気持ちです。

ドラマDモード グッド★コンビネーション(2001)

吉川ひとみ役

ドラマDモード グッド★コンビネーション

インタビュー

 懐かしいです! 7人の若者たちが漫才学校を舞台に、お笑いの世界で悩み傷つきながらも成長していく、そんな青春ドラマでした。撮影の前にきちんとお笑い芸人の養成所の先生が指導してくださったのですが、これが本当に大変でした。「なぜ関西出身じゃない私がひとみ役なんだろう!?」と、疑問に思ったほど(笑)。ヒーヒー言いながら演じていた記憶があります。でも、世代の近いの俳優さんたちと共演していて、本当に学校の同級生たちに支えてもらえているような気分でなんとか頑張れました。中川家の剛さんと礼二さんも当時からおもしろく、特に礼二さんはムードメーカーで、みんなの兄貴分的な存在でした。

ひとみが漫才師を目指す理由とは…
誠役・中川家 剛とヒロシ役・中川家 礼二がドラマの中でもコンビを組む

 このドラマは大阪放送局の制作だったため、1か月ぐらい大阪に滞在して撮影をしていたんです。東京を離れ、この撮影だけに集中してみんなで過ごしていたので、一緒にご飯を食べに行くなどまさに“青春”。現場のムード自体がドラマと重なる部分が多かったように思います。それに、大阪のスタッフさんたちを観察しているうち、普段から何気ない会話の中にもボケとツッコミがあることがわかってきました。それが急いでいるときや、疲れているときでも。つまり“笑い”を通して、相手を思いやる文化なんだなぁと、肌で感じられたことは演じるうえでも役立ちました。そういえば先日、この作品ぶりに小暮大造役の川岡大次郎さんにお会いしたんですよ。同級生に再会したような、ほっこりした気持ちになりました。

漫才に青春をかける大造(川岡大次郎)と相方の龍平(鳥羽潤)
漫才学校の東海林校長(間寛平)

ドラマ10 デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件~(2015)

近森優子役

ドラマ10 デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件~

インタビュー

 生後1週間の新生児が消えたことから、大きな謎が巻き起こるドラマでした。私が演じた近森優子がその新生児の母親です。ストーリー展開がとても面白く、自分も母親ですので、割とリアルに想像しながら演じていたのを覚えています。このドラマで突き付けられたのは、大切な生命を、人間が人間の力で操作していいのかという倫理観の問題でした。自分も親の立場としては、できるだけよい形で子どもを産んであげたいと思う気持ちはわかりますが、その思いが行き過ぎてもどうなのかと。とても考えさせられた作品でした。

優子の娘、生後1週間のノゾミが何者かに誘拐された!
妊娠8か月の速水刑事(黒木メイサ)が事件の真相に迫る

 物語としては、犯人が推測しづらく、回を重ねるごとに「あれ?この人が犯人かしら?」なんて私自身、全員が怪しく思えてしまうほど(笑)。最後までハラハラしていましたね。撮影現場もとても楽しかったです。キャラクターの濃い俳優さんが集まったので(笑)、みなさんの演技を拝見しているだけでも楽しいというか。みんながそれぞれの役を懸命に演じ、互いのパッションで瞬時に空気を作り上げるような、大人な現場だったと思います。

優子は記者会見を開き、ノゾミについての情報提供を呼びかける

プレミアムドラマ PTAグランパ!(2017)

内田順子役

プレミアムドラマ PTAグランパ!

インタビュー

 私はどちらかというとちょっと不幸だとか、精神的に追い込まれているような人物を演じることが多いので、本当にめずらしく“どこにでもいそうなお母さん”役でとても新鮮でした。“こんな普通のセリフ言ってる!”とか、“こんな日常会話していいんだ”みたいな点で、内心楽しんで演じていました(笑)。私も子どもがいますので、PTAの空気感などはリアルにイメージでき、いろいろと共感する部分もありましたね。

 順子は仕事と子育てで多忙なのに、性格的にNOと言えず副会長を引き受けてしまいます。ドラマの中ではその気苦労も細かく描かれていますけれども、やはり子供たちの心の成長のサポートし、地域の大人みんなで見守っていくためにはPTAの存在は大きいと思わせてくれる面も多かったです。実際にPTAに松平健さん演じる武曾勤のような人がいたら、ひと昔前の日本男児みたいでちょっとややこしくて面倒くさいでしょうけれど(笑)刺激になっていいかもしれませんね。

順子と一緒にPTA副会長に就任した武曾勤(松平健)

 現場での健さんは優しくてとても紳士で、イラっとしたお顔などは一度も拝見したことがありませんでした。健さんの“殿”っぽい風格を感じつつも、お互いの子どもの話をしたりと、いろいろな面を見せていただいたと思います。共演させていただけて幸せでした。

プレミアムドラマ 男の操(2017)

深情マリ役

プレミアムドラマ 男の操

インタビュー

 すんごい厳しい芸能事務所の女性社長役。でも、こんな人が社長じゃ嫌ですけどねぇ(笑)。浜野謙太さん演じる主人公の五木みさおに彼の持ち歌「男の操」CDをしっかり売らないとクビにするとまで凄むのですが、実はその裏には大きな愛情があるんです。監督からも最初に言われたのですが、初めはどんなにマリが恐ろしく映っても、後々彼女の本心が視聴者に伝わるから、と。業田良家さんの漫画原作もすばらしいので、作品に対する絶対的な安心感はありましたが、マリを演じるうえでのさじ加減は意外と難しかったです。

マリは売れない演歌歌手のみさお(浜野謙太)に後輩の付き人をやれと命じる
五木みさお(浜野謙太) ブレイク中の俵あきら(永瀬匡)

 また、マリの過去を演じる際にダンスや歌唱シーンがあったのですが、これもまた大変で(笑)。ダンスレッスンやボイストレーニングも受けて頑張ったので、ドラマの中のよいスパイスになればなと思っています。

 演じながら思ったのは、みさおたちが目指している“紅白”という夢のステージの遠さ、大きさです。“紅白”に出場する人、できない人。そのできない歌い手さんのなかにも、いろんな日常や生活があって、日々頑張っているのだなと。もうそれを思っただけで、涙があふれてきて……。原作を読んで泣き台本で泣き、最後はできあがった試写を見て泣き、という三拍子でした。毎回感動するのに、さらに最終回ではその感動が大きなうねりとなって押し寄せてくるので、少しでも多くの方に最後の最後まで楽しんでいただきたいです。

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