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杉浦太陽 杉浦太陽

杉浦太陽俳優すぎうらたいよう

1981年生まれ、大阪府出身。98年デビュー後、2001年『ウルトラマンコスモス』の主演で注目を浴びる。主な出演作品に、映画『ウォーターボーイズ』『0(ゼロ)からの風』、テレビ『流星の絆』『女優 麗子〜炎のように〜』『G1 DREAM』『最後の晩ごはん』など。NHKでは、連続テレビ小説『てるてる家族』『ゲゲゲの女房』、『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』『魂萌え』ほか。また2010年から全国の食材の宝庫を巡る番組『キッチンが走る!』に出演。『趣味の園芸 やさいの時間』では、さまざまな季節の野菜を仲間と一緒に畑で栽培している。

連続テレビ小説 てるてる家族(2003)

佐藤浪利役

連続テレビ小説 てるてる家族

インタビュー

 初めての朝ドラ出演でしたが、舞台が僕の地元・大阪だったので本当に嬉しかったです。現場も『てるてる家族』というタイトル通り、ファミリー感たっぷり。みんな仲が良くて、岩田家の4姉妹はふだんから岸谷五朗さんを“お父ちゃん”、浅野ゆう子さんを“お母ちゃん”と呼んでいました。1日の撮影が終わるとみんなで食事に出かけたり、半年間、大阪で過ごしたことで出演者同志の結束も深まったような気がします。

 僕が演じたローリー(浪利)はロンドン育ちのお坊ちゃまですが、天然ぼけというか、少し変わったキャラ(笑)。少し前までウルトラマンでヒーロー、熱血系を演じていたのに急に「冬ちゃーん」(冬子=石原さとみ)って(笑)。照れくさいし、そのうえ15歳からということで役作りは悩みました。声を高くしてみたりね(笑)。ただ、やっぱり関西の空気感というか、「あほやなぁ、でも憎めへんな」という感じを意識することで、ローリーのピュアな感じを出せたらいいなと思いながら演じていました。そういえばローリーの子ども時代を演じてくれた矢本悠馬くんが、いま『半分、青い。』に出演しているんですね。それを見たとき運命的なものを感じました。

冬子(石原さとみ)とローリーこと浪利は幼なじみ
少年時代の浪利(矢本悠馬)

 朝ドラに出演したことで、町を歩いていても「ローリー」と声をかけていただいたり、年輩の方にも覚えていただくことができたのも嬉しかったですね。心残りがあるとすれば、ローリーは運動神経が悪いという設定だったので、最終回のミュージカルシーンでみんなが側転しているところで、わざと下手くそにやったこと。あそこはびしっと決めてしまえば良かった(笑)。

最終回のミュージカルシーン
幼いころを演じた子役も加わってのフィナーレ

連続テレビ小説 ゲゲゲの女房(2010)

浦木克夫役

連続テレビ小説 ゲゲゲの女房

インタビュー

 この浦木も金に弱くて調子のいい人物。原作にはない役で、ねずみ男のようにずるくて嫌なキャラだけれど、それでいてみんなに愛されている。悪いことをしても「また、おまえか、しょうがないな」って。そんな三枚目のキャラクターでした。

村井家にトラブルを持ち込んでくる浦木は茂(向井理)の幼なじみ

 そんな憎めないキャラを演じるうえで意識したのは笑い方かな。ねずみ男のように出っ歯ではないので(笑)、上目遣いで笑ったりしました。浦木は毎回登場するわけではないのですが、今は鉄腕アトムが流行っているとか、視聴者に時代背景を伝えるという役どころでもありました。そのうえで、茂(向井理)に「そんな時代におまえは何をしているんだ」なんて(笑)。だから長ゼリフが多かったですね。でも、節目節目に登場すると、あ、また浦木が来たとその場がほっこりする。毎回出ていないから、会うたびに茂も浦木も成長していることを感じられたり、また茂の家の様子が変わっていたり。長いつきあいだということをドラマで感じることができました。

 終盤には向井くんも白髪のメッシュを入れていたし、僕もヒゲを生やしていました。そうそうヒゲを生やすと同時に、時代が何十年か経っているということを表すために髪の分け目も逆にしたんですよ。誰か気づいてくれたかな?

キッチンが走る!(2010~2017)

キッチンが走る!

インタビュー

 この番組で、僕は人生の経験値が上がりました。生産者の方は、それぞれ住んでいる地域や風土も異なるし、人柄もまた食に乗り移っていくものです。漁をやっている方は自分の命を張った“鮮度いのち”のハンター、農業をやっている方はわが子を育てるように愛情をもって育てた野菜を消費者に届けている。みなさん誇りを持って食に携わっていらっしゃることを実感しましたし、“食”は人間力に直結しているんだということがわかりました。

 また郷土料理に触れることによって、なぜこの料理がこの土地に根付いたのか。その昔、お殿様が持ってきた料理だとか、鯖街道のように、その土地の味プラス歴史も分かる。食にふれることで日本の歴史を代々の人間が繋いできたこと。またそれを守りながら新しいことに挑み続けている姿に刺激を受けました。

 番組には台本がなかったので、僕と料理人さんはどんな食材があるのか何もわからない中で旅をして、その結果、出会った土地や人々の思いを受け取って料理を考えていました。すごく大変でしたが、その土地を見て考えた料理というのは、生産者の方にも伝わるんです。「うちの○○が輝いているわ、ありがとう」って。そのことがやりがいに繋がりました。

料理人の下村邦和さんと三浦半島味めぐり

 ある意味で誰も損をしない番組(笑)。自然なスタイルの中で地域も応援できるし、生産者も応援できる。僕らもおいしいものや人とふれあえる。全員が幸せになれる番組でした。きついな、大変だなと思っても、終わった後の満足感、達成感が一話ごとにありました。次はどこに行けるんだろうとワクワクしましたし、人と食材の数だけ出会いがあるので全県回りたかったですね。

 この番組をやっていたことで料理のスキルがものすごく上がったんですよ。料理は常に進歩していて、その技を毎回持ち帰っていたのに、いまはそれが止まってしまったことが寂しいです。

大河ドラマ 八重の桜(2013)

徳川慶篤役

大河ドラマ 八重の桜

インタビュー

 大河ドラマ初出演でしたが、すぐに殺されてしまいました(笑)。同じNHKでスタジオも隣同士なのに、大河と朝ドラでは空気感がまるで違いました。朝ドラはほんわかと柔らかな空気でしたが、一方の大河にはピンと張り詰めたような緊張感が漂っていて、こんなに違うものなのかと思ったことを覚えています。もちろん、朝ドラも真剣に撮影しているのですが、やはり歴史をていねいに描く大河ドラマ独特の雰囲気だったと思います。知っているスタッフさんを見かけても、心なし表情が朝ドラのときより締まっているように感じたのは気のせいかな(笑)。

 僕自身も本格的な時代劇というのは初めてだったので、セリフも何回も練習しました。時代劇独自の言葉や言い回しが難しくて、なかなか頭に入らず苦労しました。それでも僕なりに工夫して、低い声でセリフを言った後に間をとって次のセリフで声を張るみたいなこともチャレンジしてみました。残念ながら間をとったところは全部カットされました(笑)。また、時代劇ならではの所作なども勉強になりました。井伊直弼役の榎木孝明さんが、立ち方などを具体的に教えてくださったんです。肩を上げずすとんと落とす立ち方が一番自然体だから、それさえ意識しておけばたたずまいはカッコ良く見えるよと。短い出番でしたがよい経験になったと思います。

井伊直弼(榎木孝明)

趣味の園芸 やさいの時間(2017~)

趣味の園芸 やさいの時間

インタビュー

 食を発見する番組(『キッチンが走る!』)をやってきたことで、農業に携わること、作ることの大変さはわかっているつもりでした。もちろん農家さんの大変さには及びませんが、この番組で実際に野菜作りを始めて、大変さプラス作る楽しみを知ることができたことは嬉しいですね。探求者から生産者になったことで、「野菜が大きくなったなー」と、毎回、ロケに来るのが楽しみです。

 もちろん成功もあれば失敗もありますが、そこはドキュメントタッチですべて撮影しています。何がダメだったのかとか、次こそは頑張ろうって。家庭菜園をやっている方も同じような経験をすることがあると思います。「わかる、わかる、うちもそれ失敗した」とか、「こうすれば良くなるんだ」とか、視聴者の方と一緒に作り続けている感じがすごく好きです。

とれたてのレタスを一口「甘~い!」

 1年目はスタンダードな野菜で基礎を学び、2年目の今年は同じような野菜でも品種が違ったり、栽培方法を変えたりしています。野菜の栽培方法って一種類じゃないんだと思いましたし、難易度も上がってきましたが、やっぱり面白いです。自分で耕して種を蒔いているので畑を見る目も変わりました。味は良くできたものもあれば、あれっというものも(笑)。だけど葉物は鮮度が抜群でおいしいですよ。撮影だけで終わるのはもったいないので、収穫物はお昼にスタッフみんなで食べたりしています。それも嬉しいですね。

その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
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