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千葉真一 千葉真一

千葉真一俳優ちばしんいち

プレミアムよるドラマ『おわこんTV』

プレミアムよるドラマ『おわこんTV』

千葉真一さん演じる主人公の荒巻源次郎は“一緒に写真を撮るだけでテレビ業界から抹殺される”とウワサされるほど、個性もアクも人一倍強いキャラクター。初の社長役、しかもひと癖もふた癖もある役柄に千葉さんは当初「自分にできるだろうか」と自問したそう。それが一転、出演を決意したのは、「あんな主人公を演じてみたい」と願っていた映画「フォレスト・ガンプ」のキャッチフレーズが、原作『チョコレートTV』に度々引用されていたからだった。

「Life is like a box of chocolates.(人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるまでわからない)」。原作のタイトルであり、ドラマに登場するテレビ制作会社の名前“チョコレートTV”の名前の由来ともなっているこのセリフを原作に見つけた千葉さんは、一気にその面白さに引き込まれ、「惚れました!」というほど気に入ったのだとか。

「最初は戸惑いもあったんです。本当にオレで大丈夫なのかって。それが原作を読むうちに、訳の分からないおとっつぁんだけど、あんな子どもみたいなチャーミングな男いないよねって思わせられたらいいなって…」。役に対するアイデアも次々と浮かび、監督と相談しながら荒巻像を作っていった。「口が悪くて言いたい放題の荒巻ですが、主人公ですからどこかで人間性を出して行かなきゃいけない。だけど、彼のキャラクターを考えると、誰かの前で人の良さを出すのはありえないと思ったんです。ですから、監督にも人前では嫌われていきましょうよと提案しました」。その結果、人前では憎まれ口をきく反面、どこかに優しさと懐の深さを感じさせる荒巻が誕生した。

演じ終わってもなお「役のイメージが湧いてくる」と千葉さん。荒巻が『必殺仕事人』の中村主水が大好きだという原作の設定をふくらませ、「自席でチョコレート食べながら、こっそり『必殺仕事人』のDVDを見ている、そんなシーンがあってもよかったね〜なんて。第二弾をやるとしたら、そういうネタも入れたいな」と意欲満々。

荒巻の強烈なキャラクターも然ることながら、個性際立つ登場人物たちをフィーチャーした各回のエピソードにもひきこまれる本作。現場ではタイトなスケジュールでの撮影だったにも関わらず、チョコレートTVの面々そのままにチームワークが出来上がっていたよう。「監督やプロデューサーの力でもあると思いますが、初日から初めて会ったとは思えないほど、みんな和気あいあいとしていましたし、それぞれの役にスムーズに入り込めたように思います」。

千葉さんが第二弾を切望するように、荒巻をはじめチョコレートTVらの面々の奮闘をまだまだ見てみたいと思う方も多いのではないだろうか…?

土曜ドラマ 鎌田敏夫シリーズ『十字路』

土曜ドラマ 鎌田敏夫シリーズ『十字路』

学校教材のセールスマン・田口(草刈正雄)と車両の目的地までの移送を請け負う陸送屋の木原(千葉真一)。職業柄、日本各地を旅してまわる2人が、偶然に出会い、土地土地の人と交流しながら、友情を深めていくロードムービー的なドラマ。このときNHK初出演だった千葉さん。「草刈君と共演しました。懐かしいですね。今から30年以上も前の作品ですから、オレも若かった。とても面白い魅力的な作品でした。年齢を経て『おわこんTV』のような作品にひかれるようになりました」と当時を懐かしんでいた。

金曜時代劇『寺子屋ゆめ指南』

>金曜時代劇『寺子屋ゆめ指南』

江戸の寺子屋を舞台に、高橋和也演じる若き教師・桂木正二郎が、生徒たちとぶつかりながら成長していく物語。千葉さんはこのドラマでNHK時代劇初出演を果たした。「ものすごく気合いの入った作品で、ロケーション現場を自分で見つけてきて提案したことを覚えています。実際にそこで撮影を行ったんですよ」。

また、愛娘・真瀬樹里さんとも父娘初共演。「娘と僕の殺陣は本物です。批評もすごく良かった。あの殺陣、みなさんに見てもらいたいですね」。

金曜時代劇『柳生十兵衛 七番勝負』

>>金曜時代劇『柳生十兵衛 七番勝負』

剣豪・柳生十兵衛の隠密旅を描いた本格チャンバラ劇『柳生十兵衛 七番勝負』。千葉さんの当たり役として知られる柳生十兵衛を村上弘明さんが演じたこの作品に、千葉さんは宮本武蔵役として出演。話題を呼んだ。

十兵衛と武蔵の決闘シーンでは、2人の殺陣が激突! 村上さん演じる十兵衛が武蔵の刀をかわす場面は、千葉さんのスピードが速すぎて村上さんが逃げ切れなかったとか。「オレの方が俊敏だったものですから、闘いの最中、2人の間の隙間がほんのわずかになってしまったんです。でも、斬っちゃ終わりですから、その隙間を縫ってささ~っと刀を抜いたんですよ。村上くんは間近で刀を抜かれたんで、さっと身を引いた。結果、迫力あるシーンに仕上がりました。それを彼は感謝してくれて。勉強になりましたと言ってくれました」。先輩十兵衛俳優の千葉さんから身を以て殺陣を学んだ村上さん。千葉さんの気迫と殺陣の完成度が見られる2人の決闘シーンはドラマのハイライトのひとつだ。

大河ドラマ『風林火山』

大河ドラマ『風林火山』

大河ドラマ『風林火山』は私の人生のなかでも3本の指に入る作品でした。私が演じたのは武田信玄の育ての親として知られる武将・板垣信方役。信玄を演じた二代目・市川亀治郎(現:市川猿之助)さんとは役を離れても、父と息子のように接しており、ずいぶんと仲良くなりました。今でも彼を「若」と呼んで、交流させていただいているほどです。板垣の最期は「若~」と叫びながら死んでいくのですが、信玄と板垣の関係性がよく分かるとても感動的なシーンでしたね。

また、作品で一番印象に残っているのは、晴信(後の信玄)が「父を追放する」と板垣に打ち明ける場面。台本上では「追放がかなわないなら、もう生きていたくない」と、晴信が板垣に自分の刀を渡すことになっていたんです。そのとき「刀を渡さずに、僕の手をとって若の刀のさやを握らせてください。そうして「俺を斬れ」と言いながら後ろに下がっていき、結果、板垣は手に刀を握らされてしまうというのはどうでしょうか」と提案しました。長年、時代劇をやってきましたから、必然性といいますか、そういう画が浮かんだんですね。脚本の大森寿美男さんや監督、そして若も喜んでくださり、真に迫ったシーンになりました。

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