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優香 優香

優香女優ゆうか

1980年生まれ、東京都出身。スカウトをきっかけに芸能界入り。2002年に映画『恋に歌えば♪』(初主演)で第26回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、テレビ、映画、舞台など幅広いジャンルで活動中。NHKでも、音楽番組『ポップジャム』の司会を2002年から3年間務めて好評を博す。その他、大河ドラマ『新選組!』『花燃ゆ』、木曜時代劇『ちかえもん』など多数出演。2017年、土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』では主人公・植木等の妻・登美子役で登場。

大河ドラマ 新選組!(2004)

深雪太夫/お孝役

大河ドラマ 新選組!

インタビュー

 懐かしいです! 私にとって、NHKのドラマ初出演となった作品がこの『新選組!』でした。大河ドラマももちろん初めてな上、1人2役を演じるというハードルもあって(笑)、出演が決まった当初はとても緊張したのを覚えています。でも、三谷幸喜さんの台本を読んだらその不安がなくなったというか、テンポよく描かれたこれまでにない幕末時代劇だなと感じて、演じるのが楽しみになっていきました。

 実際にスタジオに入ってみると、新選組やそのほかの幕末の志士を演じる俳優さんたちに、同世代の方が多かったのも印象的でした。近藤勇役の香取慎吾さん、土方歳三役の山本耕史さんを筆頭に、自然とみんなが仲良くなり毎日にぎやかな現場でしたね。

深雪太夫は大坂の遊郭で新選組隊士らと出会う

 私の深雪太夫とお孝は架空の人物でしたが、セットに入るだけでその時代にタイムスリップしてしまうような不思議な感覚で役にすっと入っていけました。この作品で時代劇の魅力にはまりました。着物の所作からことば指導までいろいろと難しいとは感じながらも、日本人のDNAなのか、演じていてすごく安心感がありましたね。それとこの現場で男性たちの殺陣シーンを見ているうちに、私もいつか殺陣を学んで“女剣士”をやりたいな、と思ったのも覚えています。まだその夢は実現できていませんが(笑)、女優としていろいろな刺激を受けた思い出深い現場でした。

プレミアムよるドラマ キャロリング~クリスマスの奇跡~(2014)

折原柊子役

プレミアムよるドラマ キャロリング~クリスマスの奇跡~

インタビュー

 有川浩さんの原作で、舞台作品としてもとても有名ですよね。実は、私の演じる柊子の元恋人である主人公・大和俊介役を演じた三浦貴大さんとは、この少し前に別のドラマで共演していたので、“元恋人”という設定にもごく自然に入っていけました。柊子の年齢もほぼ当時の私の年齢に近くて、心情的にも共感できることが多かったですね。クリスマスにちなんだ作品だったので、オールロケで撮影され、横浜のロマンチックで美しい景色などもとても印象的でした。

クリスマス倒産が決まった会社で働く柊子と俊介(三浦貴大)は元・恋人同士

 そして何より、田所航平役を演じた鈴木福くんがとてもかわいかったのを覚えています。なかなかスケジュールがハードな中でも、彼は弱音を吐くことなく、集中して演技をしていて本当にさすがだなと思いました。現場に福くんがいてくれるだけで、癒されたり和んだり、逆にこちらもパワーをもらったりしていたんです。ハートフルで、すてきな作品だったなと思います。

航平(鈴木福)は離婚目前の両親に心を痛める
クリスマスの夜 それぞれの願いは叶うのか…

大河ドラマ 花燃ゆ(2015)

楫取 寿役

大河ドラマ 花燃ゆ

インタビュー

 私にとって大河ドラマ2作目となったのが『花燃ゆ』です。杉家の中にあって、ほかのみんなが兄・寅次郎(のちの吉田松陰/伊勢谷友介)に理解があるなかで、寿は唯一、そこに疑問符を投げかけた存在だったように思います。それが井上真央さん演じる美和との対比にもなっていった部分がありました。優しくてみんなに愛される美和に比べて、寿は敵意とまではいかなくても強さを貫いた女性だったと思います。だって、私から見てもみんなお兄ちゃんの寅次郎に甘いんですもん(笑)。

寿は松下村塾の手伝いをする妹・文(のちの美和 井上真央)の嫁ぎ先を心配する
外出する姉妹の護衛役に指名したのは文の夫となる久坂玄瑞(東出昌大)

 また、杉家は寿をはじめ実在の人物ではありますが、当時の女性に関する資料はごく少なかったので、ある程度お写真での面影や文献を参考にして、あとは台本に寄り添って演じていったのを覚えています。寿は、群馬県令となった楫取素彦(大沢たかお)とともに群馬に行ってからは、大変尊敬を集めた女性だったようですね。私もお墓などにお参りさせていただくことができてうれしかったです。

 寿の後年は病気がちで、はかなさと美しさがあったと思います。亡くなる役、というのは初めてだったのでそれは難しかったですね。体では弱っていくことを表現しながらも、決してセリフは少なくないので、そのさじ加減が(笑)。寿は若くして亡くなって美和にバトンを渡した人ではありましたが、旦那さまに愛されてすてきな生涯をまっとうしたなと思っています。

寿は長州藩士・楫取素彦(大沢たかお)に嫁ぐが病に倒れ…

木曜時代劇 ちかえもん(2016)

お袖役

木曜時代劇 ちかえもん

インタビュー

 こちらも大好きな作品です。近松門左衛門を演じたのが松尾スズキさんだったのですが、以前からとても尊敬していたので、この作品で共演できて本当にうれしかったです。また、その松尾さん演じる近松役がピタリとはまっていて、心の声の表現の仕方や、歌の場面など、“時代劇なのに⁉”と思えるような演出ですら、とても自然に自分のものにされていらしたのが印象的でした。松尾さんのすべてが“近松ってこんな人だったのかも”と思えたほどです。私の演じたお袖にプロポーズをしてくださるシーンでは、対面しているだけで自然と愛おしさがあふれ、涙が止まらなかったほどです。

ベテラン遊女のお袖に愚痴をこぼしてばかりの近松(松尾スズキ)だったが…

 でも振り返れば、全キャラクターが魅力的で“この役はこの人でなければ!”と思えるドラマでもあったと思います。それぐらい、どんな役も個性が立っていたんです。それが藤本有紀先生の脚本のすばらしさなのかもしれません。どんな役でも、愛情豊かに描いてくださっているのを感じるというか……。私にとって、ますます時代劇にはまっていくきっかけになった作品でした。

土曜ドラマ 植木等とのぼせもん(2017)

植木登美子役

土曜ドラマ 植木等とのぼせもん

インタビュー

 時代劇を演じるのも好きですが、昭和のこの時代も大好きです。きっとクレイジーキャッツ全盛期を知る人にしてみたら懐かしいでしょうし、私たちのような世代が見ても、ファッションがすてきだなと思えたり、不思議と郷愁を感じたりするんですよね。

 植木等さんの奥様の登美子役ですが、プロデューサーの方からは忙しい植木さんのお体を心配しつつもちゃんと背中を押し続ける、しっかり者の奥様だったと伺いました。仕事で精いっぱい頑張り、スポットライトを浴びる植木さんと、家庭でどこかほっとしている植木さん。その2つの顔を知ることができる作品だと思います。植木等さんを演じる山本耕史さんの役作りがまたすばらしくて、私はてっきり歌は吹き替えだと思っていたら本人が歌っていると知りびっくり。『新選組!』で共演させていただいたときにも感じましたが、何でもできちゃう方なんだなと改めて尊敬しました。

一躍スターとなった植木等(山本耕史)
登美子は夫の体を気遣う

 そして、のちの小松政夫さん役で“のぼせもん”の付き人、志尊淳さんがまたすてきです。純粋な気持ちで、山本さんの演じる植木さんを見つめている姿とか、とてもピュアでキラキラしていて。私は登美子役として、母のような目線で彼を見守り、応援したくなるんです。でもきっと、小松政夫さんご本人もそういうピュアな魅力にあふれた方だったんだろうな、と志尊さんを見ながら思っています。

付き人・松崎(志尊淳)は何にでも熱中する“のぼせもん”
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