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小泉孝太郎 小泉孝太郎

小泉孝太郎俳優こいずみこうたろう

1978年生まれ。神奈川県出身。2002年、ドラマ『初/体/験』以降、『コールセンターの恋人』や、『森村誠一サスペンス 魔性の群像・森崎慎平シリーズ』、『杉村三郎シリーズ』、『警視庁ゼロ係シリーズ』などで主演。2003年からは、映画『踊る大捜査線シリーズ』にも出演。また、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』ほか、バラエティ番組でも活躍。NHKでは大河ドラマ『義経』、『天地人』、『八重の桜』など。プレミアムドラマ『我が家の問題』第1回では、高木達生役を演じる。

大河ドラマ 天地人(2009)

大国実頼役

大河ドラマ 天地人

インタビュー

 すごく懐かしいですね。僕は、妻夫木聡さん演じる直江兼続の弟・樋口与七(後の大国実頼)役でした。兄のことが大好きで、自分も兄のように、上杉家の立派な家臣になろうと思っている微笑ましい弟でした。兄を慕うその気持ちを屈託なく出そうと、作品の前半は心がけていましたが、後半になると兄にライバル心を抱くようになるので、兄から自立するという気持ちを出すよう演じました。兄と弟、この2人は対立していても大切な人を裏切ることはしないので、主君への忠誠心の強さこそが魅力だと思います。

兄の兼続(妻夫木聡)を慕い、幼い頃から兄に守られてきた実頼

 僕は兼続の弟役でしたが、実生活では長男なんです。しかも、実際は妻夫木さんより僕のほうが年上(笑)。だから、弟っぽさをどう出したらいいのかということは当時、考えていましたね。弟感を出すために、あまり自分が前に出ないで、兄を立てるという意識でいたことを覚えています。

 撮影現場では主君・上杉景勝役の北村一輝さんと、上杉謙信役の阿部寛さんの存在がものすごく大きかったです。上杉家とその家臣はみな一致団結していて、スタジオの前室(スタジオ前の打合せスペース)に集まって、なんだか部活みたいな感じでした(笑)。男性キャストが多かったので自然とそういう空気になっていたのでしょうね。リーダーシップをとってくださった阿部さんと北村さんはとても気さくな方なので、リハーサル、食事など常に行動を共にしていました。そうすることで、上杉家を背負っているという思いを、チーム全員が共有していたのだと思います。

“義”の武将・上杉謙信(阿部寛)
謙信の跡を継ぐ景勝(北村一輝)

大河ドラマ 八重の桜(2013)

徳川慶喜役

大河ドラマ 八重の桜

インタビュー

 徳川幕府最後の将軍・慶喜役ということで、ものすごくプレッシャーがありました。お話をいただいたときに、物語のキーパーソンになる役だとすぐにわかりましたから。

 慶喜が登場し、少しずつ自分の宿命を受け入れながら、大政奉還をせざるをえなかったというところ、徳川家に尽くしてくれた会津藩を見捨てざるをえなかったところを出したいと思い演じました。“貴人に情なし”ということばがありますが、慶喜のそういう気質をとても大事にしましたね。「お前らには俺の気持ちはわからないだろう」という、今でいう“上から目線”の人物として演じることで、はっきりとしたヒール役になることがこの作品ではいいだろうと思いました。

 ヒールって、なにを考えているのかわからないところがあるじゃないですか。そのちょっとしたミステリアスさを出すために、あえてセリフを棒読みにしました。それがどう転ぶのか、自分の中では一番の賭けでしたが、感情が読めない話し方をすると、お上(かみ)っぽさも出るのでいいんですよね。もちろん幕末の激動の時代、倒幕の波に押し寄せられたときは、棒読みではなく、慶喜の心がどんどん揺れてくる気持ちを込めて演じました。結果的に、見ていただいた方からは意外なほど慶喜の芝居に対して良い評価をいただいたので、とてもうれしかったです。慶喜さんの実際の写真を見て、“似てるね”とも言われましたね(笑)。

 慶喜以外は、みんな強い絆で結ばれていて、慶喜だけが家臣もいなく、慶喜のために身を捧げようという人もいないので孤独でした。でも役者としても大きなチャンスをいただけた作品だと思っています。しばらく会津には行けないなと思いましたが(笑)

プレミアムドラマ ボクの妻と結婚してください。(2015)

斉藤光信役

プレミアムドラマ ボクの妻と結婚してください。

インタビュー

 この作品では僕がコミカル担当でした。内村光良さん演じる三村修治に病状を伝える真面目な医者の役なのですが、芸人さんのような芝居を求められていたと思います。「あなたは死なないですよ」と、嘘をつかないといけなかったり、病気が末期になったときには告知しないといけないんですけど、あまり暗くならないように演じる役どころだったので、いつもの内村さんと立場が逆だったような気がします。でもそれがコントのようにも思えて、看護師役の酒井若菜さんと3人でのシーンや、診療室の空間というのはとてもおもしろかったです。

余命半年と宣告された三村(内村光良)が治療よりも優先するのは“妻の婚活”
とまどう斎藤だが、次第に三村の人間的な魅力にひかれてゆく

 お笑いの方と一緒に芝居をするというのはものすごく刺激になります。みなさん、多くの舞台に立っていますし、発想力も豊か。コントで役になりきるというのもしみついていますよね。主演の内村さんは、抑える演技が抜群にすてきで、その場にスッとたたずんでいるだけで、現場の雰囲気が違ってくるんです。ほのぼのする存在感とでもいうのでしょうか。それが内村さんの大きな魅力だと思いました。座長として内村さんがいらっしゃると、昼下がりにお茶をしているような感じになるんです(笑)。ただ、内村さんご自身はつらかったと思います。重い病気にかかる役なので、ものすごく減量していて、ご飯も炭水化物は取りませんでしたから。

 この作品で内村さんと親しくさせていただいて、プライベートでもお酒を飲みに連れていっていただきました。ふだん内村さんはあまり誰かと飲みに行くということがないみたいで、僕が内村さんと飲みに行ったと言うと、みなさん、びっくりしていました(笑)。

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プレミアムドラマ 受験のシンデレラ(2016)

五十嵐透役

プレミアムドラマ 受験のシンデレラ

インタビュー

 強烈に覚えている作品ですね。セリフが多かったので大変でしたが、すごく楽しかったです。偉そうなオラオラ系の元カリスマ予備校講師という役は、僕にしては珍しいキャラクターでした。この作品では遠藤真紀という生徒を演じてくれた川口春奈ちゃんにとても感謝しています。春ちゃんはリハーサルのときからすごくて、スポーツでいうとノーサインでなんでもできるという感じでした。キャッチャーがサインを出さなくてもスライダーを投げたら取ってくれるような……。本当に天才肌の女優さんに会ったと思いました。彼女のキュートさ、初々しさ、感受性などに救われる現場でしたね。

東大合格を目指す真紀(川口春奈)に母の千枝子(富田靖子)は猛反対

 僕が演じる五十嵐透は自信過剰な男で、最初に台本を読んだときは、すごく鼻について、実生活だったらおそらく仲良くならないタイプだと思いました。でも2話以降、真紀が真剣に東大に入りたいと変わっていくと、五十嵐もどんどん変わっていくんです。やはり人生というのは、誰と出会うかによって大きく変わるものなのだと改めて思いました。最後に彼は死んでしまうけれど、自分の魂を彼女に託していくはかなさがとても好きでした。

五十嵐は重い病を患っていることを真紀に隠していた

 五十嵐は、前半はオレ様キャラで、後半は悟りの境地に至るようなキャラクター。前半と後半でまったく違う人物になっていくので、ひとつの作品で2人分の人生を楽しめたような気がします。受験生だけじゃなく、大人の方からも、「すごく泣けました」「学生のときに頑張っていたことを思い出して、大人になった今、ちゃんと頑張っているのかを考えさせられました」など、いろいろな声をいただきました。情熱とか執念とか、そういうものがたくさん詰まったとてもいいドラマなので、多くの方に見てほしいです。

プレミアムドラマ 我が家の問題(2018)

高木達生役

プレミアムドラマ 我が家の問題

インタビュー

 4つの家族の悩みを妻の目線で描くオムニバスストーリーで、僕は第1回の夫役でした。ほかの3話と比べて、台本を読んでも特殊な内容でしたね(笑)。描かれている夫婦像はごく当たり前の普通の夫婦なんですけど、妻を演じる水川あさみさんとのやりとりが、最初から最後までUFOの話ばかりなんです。これをどう演じようか悩み、僕と水川さんはUFOについて語ることをいかに真面目に演じるかが最重要課題でした。でも、水川さんが僕がUFOの話をすると笑ってしまうんですよ(笑)。「お願いですから笑わないでください」と頼んだりして、とても楽しい現場でした。

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妻の美奈子(水川あさみ)は我が家の危機だと慌てる

 水川さんとは初共演でしたが、包容力、感性、集中力がずば抜けている方なので、とても助けられました、母親の顔と妻の顔を自然と切り替えられるので、水川さんがそこにいてくれただけで、僕もスッと芝居に入ることができました。変人の夫役でしたが、水川さんのおかげですてきな夫婦の形を作りあげられたと思います。

 ラストシーンがすてきで、最後のセリフが一番心に残りました。本当になにげないことばなんですよ。誰もが当たり前にある帰る家、そこに夫婦が一緒に帰ろうとすることがすてきだなと思えるセリフでした。今回、夫婦役を演じてみて、どちらかが家にいる毎日っていいなと素直に思えましたね。“夫婦力”ということばがあるのかわからないのですが、きっとご結婚されている方、それぞれに夫婦力が何千万通りあると思います。その夫婦力の余韻に浸れることが、この作品の大きな魅力の一つだと思います。

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