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林遣都 林遣都

林遣都俳優はやしけんと

1990年生まれ、滋賀県出身。2007年、映画『バッテリー』にて主演デビュー。その高い演技力が評価され日本アカデミー賞など数々の新人賞を受賞。以後テレビドラマなどでも幅広く活躍する。NHKでも木曜時代劇『銀二貫』、放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』、連続テレビ小説『べっぴんさん』など出演作多数。又吉直樹の芥川賞受賞作をドラマ化した『火花』での熱演には、同世代の若者をはじめ幅広い世代から支持を集めた。連続テレビ小説『スカーレット』ではヒロイン・喜美子を支える幼なじみ、信作役を好演。

木曜時代劇 銀二貫(2014)

松吉役

木曜時代劇 銀二貫

インタビュー

 僕にとって初めての時代劇で、歴史ある京都・松竹撮影所でのお仕事、しかも共演者には津川雅彦さんをはじめすばらしい方々が名を連ねる中での松吉役ということもあり、当初は緊張しっぱなしでした(笑)。当時はまだ自分のメンタルも弱くて、プレッシャーに押しつぶされそうな感じだったのを覚えています。

真帆(少女時代:芦田愛菜)との運命的な出会い

 そんな僕の気持ちを汲んでか、撮影中に制作統括の山本敏彦さんが「初めての時代劇なんだし、家族を京都に呼んで見せてあげたら」と、声を掛けてくださったんです。僕は滋賀出身なので、祖父と母が駆けつけてくれました。撮影の合間、僕も母たちと一緒に、まるで校外学習の社会科見学のように撮影所を歩いてみて、改めてすばらしいお仕事をさせていただいているなと実感がこみ上げてきたんです。そのとき、津川さんと塩見三省さんのシーンがあり遠くから見ていたら、待ち時間の津川さん、塩見さんのたたずまいになんともいえない雰囲気を感じて……。「俳優さんって、ただ待っている姿だけでもなんてかっこいいんだろう!」と、ものすごく感動したのを覚えています。僕の中でその瞬間、何かビビッときて(笑)、改めて俳優としてもっと貪欲に学び、いろいろな作品に挑戦していきたいという気持ちが沸き上がってきたんです。必死にくらいついて、たくさん学びたくさん教えていただいた現場でした。僕の俳優人生の中で大きなターニングポイントになった作品です。

番頭・善次郎(塩見三省)店主・和助(津川雅彦)
松吉は銀二貫と引き換えに和助に命を救われる

プレミアムよるドラマ その男、意識高い系。(2015)

一条ジョー役

プレミアムよるドラマ その男、意識高い系。

インタビュー

 このタイトルが表す通り、コメディータッチのドラマでとても大好きな作品です! 僕が演じる“ジョー”は、新入社員で何もできないわりに自信だけはあるという、勘違い“意識高い系。”の男なんです。僕自身、見たこともないようなヤツでした(笑)。でもジョーはどこか憎めないヤツでもあったと思います。きっと見ている人も何度もイライラしつつ、最後にはジョーの姿から元気をもらっていただけたのではと思います。

課長の春子(伊藤歩)はジョーに振り回されっぱなし…

 演じていても楽しかったです。しかも、共演者をはじめスタッフの皆さんとのチームワークもすばらしくて。原作のないオリジナル作品だったので、現場で生まれるものもたくさんあり、みんなで一緒に作っていく感じがありました。

 今も出演者の皆さん、スタッフの方たちと連絡を取り合あったりしてつながっているんです。みんなでいつかまた、何か一緒にやれたらいいねと、今でもよく話しているんです。

連続テレビ小説 べっぴんさん(2016~17)

河合二郎役

連続テレビ小説 べっぴんさん

インタビュー

 ギターなどもともと楽器の演奏は好きなのですが、ドラムに関しては初めての挑戦でした。監督から「二郎のスネアの第1発で、さくら(井頭愛海)を落としてほしいんだ」と言われたんです。それにはやはりドラムをただ形だけ真似て演奏するのではなく、ある程度のところまで表現力を身につける必要があるなと思いました。そこで約1か月間というタイトなスケジュールではありましたが、プロの方を指導されるドラムの先生の下で集中して練習をし、撮影に臨んだんです。

 僕の中での二郎は、やはり偉大な映画スター、石原裕次郎さんが演じた映画『嵐を呼ぶ男』のイメージです。物語が大きく転換する時期に登場する、まさに“嵐”を呼ぶキーパーソンでもあるのだなと感じました。最初のころ、二郎が突然ドラムをたたき出すようなシーンでは、「そんなことあるのかなぁ」と、気持ちを理解するのは簡単ではなかったのですが、少し無口で不器用で、とても純粋な二郎だからこそ、言葉にするよりもドラムで思いを表現するしかなかったんだろうなと思いました。古きよき昭和の時代の空気感や、そういう時代の男性の生き方をいろいろと想像しながら演じた思い出深い役柄です。

プロを夢見る二郎に東京からスカウトが…
さくら(井頭愛海)は二郎と東京に行きたいと願う

NHK放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人(2016~)

シュガ役

NHK放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人

インタビュー

 壮大なファンタジーを3年間も掛けて撮影をすると聞いて、最初に出演のお話をいただいて、「ぜひやりたい!」と思いました。原作者の上橋菜穂子先生からは、「シュガはとても人気のある登場人物なので、お願いしますね」という言葉を、最初の打ち合わせの際にいただいたんです。プレッシャーではありましたが、それをいい意味での目標にすえて、バルサ(綾瀬はるか)やチャグム(板垣瑞生)らと同様に、3つのシリーズの間でシュガとしての人生をしっかりと歩み、成長していく姿を見せたいと思いました。3年という期間は撮影も変則的で空いた期間もありつつ、心身ともにシュガにすぐに戻れるようにしなくてはならず大変ではありましたが、自分でもしっかりとシュガとして手ごたえを感じています。

 3年間の中にはいろいろな出来事がありました。偉大な聖導師様であり、俳優としても尊敬する平幹二朗さんが他界されたことも大きなできごとでした。2つのシリーズでご一緒することができたのですが、いろいろなお話をさせていただいたことを思い出し、たまらなく楽しい現場でした。ここまでの規模で、セットや衣装などすべてに時間を掛けてつくる作品にはなかなか出会うことができません。見ているだけで、一瞬で異世界に心を飛ばしてくれるような作品です。僕もドラマのファンの一人として、そのパワーに圧倒されているくらいです(笑)。

聖導師(平幹二朗)はシュガに未来を託す
「お前が新たな帝の聖導師となるのだ…」

ドラマ 火花(2017)

徳永役

ドラマ 火花

インタビュー

 2016年にWEBドラマとして放送されて大きな反響をいただいて、改めてNHKでも放送されると聞きとても光栄でした。大きな話題となった又吉直樹さんの芥川賞受賞作のドラマ化に、自分が徳永として声を掛けていただけて本当にこれはチャンスでしかないなと思いました。と同時に、小説のイメージも皆さんにはあると思うのですが、その想像を超えていきたいという思いも僕にはあったんです。

 僕が演じる徳永の相方役を務めてくれた井下好井の好井まさおさん、神谷(波岡一喜)の相方にはとろサーモンの村田秀亮さんなど、この作品にはたくさんの本当の芸人さんたちが出演してくれました。彼らと濃密な時間を過ごし、いろいろな“お笑い”ならではの世界を教えていただけたことが演じるうえでも勉強になりました。人の前に立って表現するという意味で、芸人さんの仕事と俳優は似ているなと感じたんです。

 原作者の又吉さんとは、好井さんを通じて撮影前にご挨拶をすることができました。「お任せするので、頑張ってください」と言ってくださって。その後、3話ぐらい放送されたあたりで、好井さんを通じて又吉さんから一緒に飲もうと声を掛けていただきました。いろいろと小説の話をしてくださったのですが、放送を見て「会おう」と言ってくださったことが、僕は何よりうれしかったです。

「火花」で第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さん

プレミアムよるドラマ 『黒猫、ときどき花屋』(2013)

平野拓未役

小さな花屋兼カフェ「ネコノヒゲ」を舞台にしたロマンチックコメディー。林遣都さんが演じたのは、カフェの雇われ店主をしているヒロイン・日向清香(平愛梨)に思いを寄せるアルバイトの青年・平野拓未。
「セリフの掛け合いがすごかったですね。それを舞台じゃないのに稽古なしで演じるというハードな現場でした。1話分ずーっと話しているような内容で、すごく鍛えられました」。

そんな現場で印象に残っているのは共演の梶原善さん。撮影期間中、現場が行き詰まった時に中心に立ち、「役者のこと気にしなくていい。気持ちをつなげるのが僕らの仕事ですから」とスタッフに話したそう。「あぁ、カッコいいなぁと、その取り組み方をすごく素敵だと思ったんです。以来、僕の理想です」。

連続テレビ小説 スカーレット(2019)

大野信作役

連続テレビ小説 スカーレット

インタビュー

 滋賀県出身なのですが、滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてなんです。ですから、お話をいただいたときはすごくうれしかったです。せっかく滋賀に産まれましたし、信作役に共感する部分もあるので、地元で培った家族関係や学生時代の経験、あの頃どんな気持ちを抱いていたかを思い出しながら、役に重ねていけたらと思っています。また、僕自身も祖父母が大好きで、そこも信作と似ているんです。そういう背景も感じていただけたら嬉しいです。

気が弱くて引っ込み思案だった信作だが高校でモテモテに!
信楽町役場の職員となってさらにモテるが…
煮え切らない性格が災いしてフラれてばかり
喜美子(戸田恵梨香)、照子(大島優子)とは幼なじみの親友

 僕の地元と信楽は離れていて、行ったことのない場所でしたが、信楽焼は身近にありました。祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があり、実家の玄関にも小さなタヌキがあります。母は、僕が上京するたびにそのタヌキに安全祈願をしたり、仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのは、タヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます。滋賀ロケはホーム感もあって、居心地がよくリラックスできました。ずっと滋賀にいたら目を向けていなかったでしょうが、改めて見ると、琵琶湖ってほかにはない景色で、とても空気が美しく、街並みも人も落ち着くなと感じました。

信作は喜美子の妹・百合子(福田麻由子)と結婚

 また大阪放送局での撮影は、連続テレビ小説『べっぴんさん』以来でしたが、スタッフさんに「おかえり」とあたたかく迎えていただき、近い距離感で接していただいています。僕自身の人柄を知ってくれている皆さんに支えていただき、信作の人生を長期にわたって演じられることは幸運ですし、それが“朝ドラ”のだいご味だなと感じています。

カフェSUNNYの窓辺には信楽焼のタヌキが…
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