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堀内敬子 堀内敬子

堀内敬子女優ほりうちけいこ

1971年生まれ。東京都出身。1991年、「劇団四季」で初舞台。在籍中は数々のミュージカルでヒロインを務める。99年の退団後も鍛え抜かれた表現力でテレビ、映画、舞台など幅広く活躍。2007年度、第33回菊田一夫演劇賞、第15回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。NHKでは、エンターテインメント番組『サラリーマンNEO』、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』『マッサン』、プレミアムドラマ『44歳のチアリーダー!!』、ドラマ10『コントレール』など多数出演。2017年、土曜時代ドラマ『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』では池辺藤子役。

連続テレビ小説 マッサン(2014)

中村美紀役

連続テレビ小説 マッサン

インタビュー

 私が演じた戦争未亡人の美紀は、娘の秀子(黒島結菜)とともに、ウイスキー工場で働くことになる役どころ。ところが、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に対して強い憎しみを抱き、スコットランドの家族からの手紙をスパイ文書と思い込み、特高に密告してしまったりするんですよね。

 美紀が現れたとき、きっと「意地悪だなぁ」と思われた方もたくさんいらしたことでしょう。でも、この時代に夫が戦死し、母娘2人で生きていくのはどれだけ大変だったことか。また、戦争という非常時に敵国出身のエリーの存在は彼女の目にどう映ったか。当時は美紀のような女性が、むしろたくさんいたのではないかと思うのです。だから演じる際は、感情的な部分よりも、美紀の考え方の正当性に耳を傾けながらまっすぐに演じるようにしていました。

戦争で夫を失い、娘の秀子(黒島結菜)と2人、働き口を探す美紀

 実はこのころ、私は出産して5か月くらいだったんですよ。母になって、初めてのドラマ出演がこの作品。途中で胸が張ってきても、衣装が着物だから脱げないなど、個人的な大変さもあった時期でした(笑)。さらにゲスト的な役の場合、短期間に集中してテンションをマックスに持っていく難しさもあります。でも、大阪放送局のスタッフの皆さんがとてもあたたかく迎えてくださり、撮影前日にセットを見せてくれたりもしました。そのおかげで、心の準備もでき、思い切って演技できたのを覚えています。短い間でしたが、とても思い出深い作品です。

美紀にとってエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は“敵国の女性”

プレミアムよるドラマ ランチのアッコちゃん(2015)

清水公子役

プレミアムよるドラマ ランチのアッコちゃん

インタビュー

 私が演じたのは、高潮物産の女性社員のリーダー的存在、公子。理路整然かつズバリとものを言う厳しい上司役だったのですが……。やっぱり私はキャラクター的にほわほわしがちなので(笑)、ちょっぴり難しい部類の役柄だったかもしれません。撮影中に印象的だったのは、主人公・三智子役に蓮沸美沙子さんがとても一生懸命に取り組まれていた姿でした。恋に仕事につまずきながらも成長していく、蓮沸さん演じる三智子に、私の公子もいつの間にか引っ張っていっていただいたような気がします。とても楽しくお芝居をさせていただきました。

主任の公子は自分にも周囲にも厳しい“できる女”
三智子(蓮沸美沙子)と残業をすることになり…

 「食べることは生きること」。当たり前のようですが、このドラマのすばらしいテーマに、私もやはり普段からそう思っていますから、深くうなずいてしまいました。おいしいお料理の数々が絶妙に絡み合う、ハートフルな物語だったなと思います。でも、私の演じた公子は、ポトフとチョコレートフォンデュにしか触れることができなかったので、それがちょっぴり心残りです(笑)。

三智子が差し入れた一杯のスープが心をつなぐ

プレミアムドラマ 44歳のチアリーダー!!(2015)

小野寺真沙子役

プレミアムドラマ 44歳のチアリーダー!!

インタビュー

 2005年、東北に初めて誕生したプロ野球球団、東北楽天イーグルス。当時、その創設に合わせて作られたチアリーダーチームに地元・仙台の44歳、3児のママがいたという実話から誕生したドラマです。オファーをいただいたときに、私も1児の母であり、44歳。この年齢でチアリーダーの衣装を着るのは……と思ったのも事実(笑)。でも主人公の「人はいくつになっても輝ける」という信念を見習い、このお仕事をお受けするのが自分自身の挑戦だと思えたので、「やろう!」と。それに、私は脚本の吉田紀子さんのセリフが大好きだったので、そのセリフをたくさん言える、というのも決め手の1つでした。

40代の真沙子にダンスのレッスンは厳しく…

 ダンスシーンは、東京で全国大会の審査員をなさっているトップクラスの先生にご指導いただき、動画を参考に動きを起こし、実際の彼女たちのダンスを体に叩き込みました。練習は2~3回ほどで仙台に向かい、現地のチアリーダーさんたちと合流。最終確認をして翌日にはもう本番! 劇団四季出身でダンスも不得手ではない私ですが、チアダンスはまた違った難しさがありました。これを本当に、44歳でダンスも未経験の方がこなしていたのかと、驚きました。

チアリーダーと家事の両立も大変

 ご本人の“小野寺さん”も現場に来てくださったのですが、夢に向かっていくことの尊さを学ばせていただきました。ロケでは、実際に楽天さんのホーム球場で撮影をさせていただき、観客席には、2013年の初優勝も観戦された方もたくさんいました。地元に愛される球団、そして彼らを応援するファン、チアリーダー、支える家族――皆さんの熱意を肌で感じられた現場でした。

ドラマ10 コントレール~罪と恋~(2016)

田渕さゆみ役

ドラマ10 コントレール~罪と恋~

インタビュー

 私は石田ゆり子さん演じる文の中学時代からの親友のさゆみ役。実はゆり子さんとは、以前舞台でも共演していたので、役と同様に気心の知れた関係でした。大石静さんの台本が上がって来るたびに、ゆり子さんとセリフの一つ一つにドキドキしながら、「こんなことを言っているよ~!」などと、楽しみにして感想を話し合ったものです。

ヒロイン・文(石田ゆり子)の食堂を手伝うさゆみ

 ただ、ゆり子さん演じる文は、夫を無差別殺人で亡くし、その心の傷を癒すはずの恋で、また新たな苦しみに落ちてゆく。子どももいるのに、と……。とても難しい役どころだったと思います。ゆり子さん自身が、役柄の文とともに、少しずつやせていくようにさえ感じました。

 でも、それぐらい大石静さんの脚本のセリフにはハッとさせられるものがあるんです。ある意味、心の奥底に誰もが秘めてはいても、言えないようなことがはっきりと言葉になって書かれている。私たちは、その大石さんのセリフを信じて、突き進むだけでした。

 ドラマは大きな反響をいただき、やはりそれだけ女性たちの共感を呼んだ作品だったのだと思います。もう懐かしさすら感じます。そして、文の亡き夫の母・英恵を演じた亡き野際陽子さんの、現場でのみじんも病を感じさせなかった女優としてのお姿に、改めて尊敬の念を覚えます。

英恵(野際陽子)とさゆみはともに文を応援するが…

土曜時代ドラマ 悦ちゃん
~昭和駄目パパ恋物語~(2017)

池辺藤子役

土曜時代ドラマ 悦ちゃん ~昭和駄目パパ恋物語~

インタビュー

 私は、これまで時代劇に出ることが少なかったので、昭和10年の『悦ちゃん』の世界ですら、とてもノスタルジックな雰囲気にときめきます。着物の所作など、もちろん大変な部分はあるのですが、それもまた新たな世界の扉を開けたような気分で日々楽しみながら演じています。

藤子は血のつながらない娘の鏡子(門脇麦)を常に気遣う

 ドラマの現場では、昭和の古きよき時代のリアリティのあるセットや、出演者の方のファッションにも注目しています。私は今回着物なので、現場で洋装の人を見ると「動きやすそうでいいな」なんて思ったり、洋髪の人を見ると「おしゃれだな」なんて感じたり(笑)。当時の人も、最先端の洋服や髪型を見ながら、そんな風に感じていたのかな、なんて思いました。

 私が演じるのは、西村まさ彦さん演じる久蔵の後妻、藤子役。西村さんの、その瞬間その瞬間にあふれ出す、エネルギッシュな演技を間近に拝見できるのも本当に幸せです。見事なガンコ親父ぶりを、皆さんも楽しんでください(笑)。昔はこういうお父さん、いたよね、と思っていただけるかもしれません。それに貧乏長屋に暮らす、腕はいいけど気難しい職人さんに後妻で入る女性というのも、平成の今ではあまりない設定ですよね。でも、家を守ることを第一に考えるのが、当時の日本人にとっては、当たり前のことだった。お見合いもですが、自由恋愛が大多数を占める今から見ると、本当にいろんな点で、このドラマもひとつの“時代劇”なんだなと改めて思います。

江戸っ子気質の久蔵(西村まさ彦)はかっとなって怒鳴ることもしばしば
ひっくり返ったちゃぶ台を直すのも藤子の役目
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敬称略

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