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浅香航大 浅香航大

浅香航大俳優あさかこうだい

1992年生まれ、神奈川県出身。2008年、俳優として活動を開始。ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で連続ドラマ初出演、『僕のヤバイ妻』『ドルメンX』『宮本から君へ』、映画『桐島、部活やめるってよ』『南瓜とマヨネーズ』『劇場版ドルメンX』などに出演。NHKでは、連続テレビ小説『マッサン』、『破裂』など。『デイジー・ラック』では、ヒロイン・楓の元恋人・清水浩太役で出演。

連続テレビ小説 マッサン(2014-15)

鴨居英一郎役

連続テレビ小説 マッサン

インタビュー

 英一郎は父・欣次郎(堤真一)との確執に悩む若者でしたね。商売人である父のことが理解できず、家庭を顧みない、病気の母親より仕事を愛しているとしか思えなかった。それでいて父を認め、憧れもあり、とうてい追いつけない背中にジレンマも感じていました。そんな確執もマッサンの家で生活するうちに、しだいに心がほどけていき、自分の未熟さを知り、父とぶつかり合いながらも徐々に成長していくという役でした。そんな英一郎の思いは共感できました。思春期のころって、父親に反発しつつ尊敬するという複雑な気持ちを誰もが経験していると思います。この役を演じて、しっかり家庭を支えてくれている父親に感謝する気持ちを再確認することもできました。

英一郎は仕事第一で家庭を顧みない父・欣次郎(堤真一)に反発する

 欣次郎役の堤真一さんは、本当に素晴らしい先輩でした。僕が現場に入って最初の撮影が、いきなり父親とけんかして仲直りするという長いシーンでした。前日のリハーサル後に食事に連れて行ってくださり、そしていよいよ初日。僕たちふたりのシーンの間に、欣次郎と病室にいる母親との過去の回想が何シーンか差し込まれることになっていました。ディレクターから「こんな回想が入ります、はい、次」と指示があるのがふつうだと思うのですが、そこで堤さんは、芝居をしやすいようにと実際にセリフを言って演じてくださったんです。それも堤さんご自身の言葉で考えたセリフで素晴らしい内容でした。そんなふうにして長いシーンの合間もすべて埋めてくださった。今でも忘れないのですが、こんなことができる人がいるんだと本当に驚きました。また、どこかでご一緒できたらと思っています。

 マッサン(亀山政春)役の玉山鉄二さんには、お世話になりっぱなしでした。僕が参加した中盤というのは、玉山さんご自身も一番大変な時期だったと思うのですが、撮影が終わると「飯行くか」と誘ってくださり、食事をして飲んでサウナというのがお決まりでした(笑)。スタッフさんや僕らとのコミュニケーションをはかってくださり、現場の空気もとてもなごやかで楽しかったです。マッサンたちの北海道編は僕の出番はなかったのですが、玉山さんが「ヒマなら来いよ」と言って、航空券からホテルまで自腹で払って北海道ロケに呼んでくださったんです。ずっとロケにくっついて回り、ここでも撮影が終われば美味しいものを食べて飲んでサウナでした(笑)。本当にありがたい先輩で、その後も休日になると連絡が来て、一緒に同じようなコースをたどっています。今は、玉山さんが主演されるNHKの『バカボンのパパよりバカなパパ』で久しぶりにご一緒できていて嬉しいですね。

英一郎は政春(玉山鉄二)からウィスキー醸造を学ぶ

恋の三陸列車コンで行こう(2016)

支倉大輝役

恋の三陸列車コンで行こう

インタビュー

 約1か月弱、実際に岩手県の大船渡にロケで行かせていただいたので、たくさんの思い出がある作品です。最初は、東日本大震災から5年、被災地のひとつである岩手県大船渡市が舞台ということで、少し構えてしまうところもありました。ところが、地元の方たちの力強く生きている姿や底知れない明るさ、元気さにふれたとき、僕らがポジティブな方向に演じることで、そんな姿を多くの人たちに知ってもらえたらいいなという気持ちになりました。

大輝はボランティアダイバーとして海からガレキを引き揚げる活動も

 僕は、ホタテの養殖をやっている若者の役だったので、恋し浜でホタテ養殖をされている方のところにおじゃまして勉強させていただいたのですが、その浜で人生初のダイビングを経験しました。海中に貝が何十メートルにもわたって連なっている様を間近で見たときは、本当にきれいで感動しました。また、ロケ期間中、今はなくなってしまいましたが、プレハブの「おおふなと夢商店街」(*)には毎日のように通っていました。地元の方たちがすごく温かく迎えてくださって、僕も撮影のない時は、よく通っていたおでん屋さんでジャガイモの皮をむくなど、仕込みを手伝ったりしました。地元の方と釣りに行き、「お母さん、釣れたよ」と魚を持っていけば、「さばいてあげるね」とさばいてくれてみんなで食べるなど、どこでもウエルカムな笑顔で迎えてくださり、とてもよくしていただきました。

大輝は“列車コン”の企画者である由香里(松下奈緒)に思いを打ち明けるが…

* おおふなと夢商店街:2011年12月〜2017年3月まで大船渡市で被災した店舗が仮設で営業を再開した商店街

奇跡の人(2016)

福地正役

奇跡の人

インタビュー

 すごく刺激を受けた作品です。主演の峯田和伸さんの天然記念物みたいなお芝居にふれることができたこと、大ベテランの宮本信子さんとご一緒したこと、麻生久美子さんたちとのお芝居など、素晴らしい方々とめぐり合えた作品でした。

一択(峯田和伸)は目と耳に障害のある少女・海(住田萌乃)のために奮闘する

 ただ撮影当初、とんでもないことがあったんです。たしか台本で10何ページもある長いセリフのあるシーンだったのですが、僕は何か勘違いをして別の回のセリフを覚えていってしまったんです。リハーサルでもドライ(*)でも頭にセリフが入っていないので、台本を持ちながら現場に入るしかありませんでした。プロデューサーさんから「さすがに台本持ちながらドライはしない方がいいよ」と注意を受けて「違うんです」って(笑)。後になって聞いたのですが、宮本信子さんが峯田さんに「あの子、大丈夫?」と言っていらしたとか。結果的には、みなさんにすごくよくしていただいたのですが、最初の入りはつまずきましたね。

無謀な挑戦を続ける一択に、福地は黙っていられず…

 峯田さんはふだんから本音で生きている人という感じがします。ど直球で体当たり、演技で手を抜くことができず、いつも血を流している。そういう表現の仕方は、絶対に僕には出せない。やっぱりすごいなー、ずるいなー(笑)、と思ってしまいます。

 それにしても、岡田惠和さんの脚本はすごいです。長いセリフでもすっと入ってきて覚えやすいですし、会話も独特のテンポのとり方になるけれど、やはり入りやすい。群像劇としての人の描き方も素敵だし、セリフも素晴らしいし温かい。どこか、そこに本当にそんな人がいるんじゃないかと感じさせてくれる。ふわっとしているようでいて、輪郭がはっきりしているいい作品でしたね。なんだか、もう一度、見たくなってきました。

* ドライ…スタジオでカメラを回さないで最初から最後まで稽古をすること

連続テレビ小説 ひよっこ(2017)

坪内祐二役

連続テレビ小説 ひよっこ

インタビュー

 昭和の漫画家のようなヘアスタイルだと言われますが、これ地毛なんです。元々がくるくるの癖っ毛なのでメーク時間は5分ですみました(笑)。少し野暮ったくてお金もあまりない漫画家の役にはよく合っていたと思います。

 登場は僕だけ少し遅かったんです。監督とも話したのですが、あかね荘の住人はみんな個性的で自分を開かないというキャラクターが多かった。そんな中で、祐二が入ることによって一つのハーモニーが完成し、テンポが生まれる。そんな役割を担った根アカなキャラクターということで、突き抜けた明るさやセリフが多かったですね。

祐二は啓輔(岡山天音)とコンビを組み漫画家をめざす

 ただ一時期は、着地点が見えなくてフラストレーションがたまることもありました。ぱっと場を明るくするようなことを言うのですが、落としどころが見えなかったり、難しかったですね。ただ、もう一人の新田啓輔役の岡山天音くんとふたりの芝居がほとんどだったので、何をやっても許されるようになっていきました。それでも漫画家ふたりのシーンは、だんだんやることがなくなっていき、やることがどんどん大きくなり狂気じみてくる(笑)。どこに向かっているのかなって思ったこともありましたが、面白かったです。これも岡田さんの脚本だけあって、群像のセリフの掛け合いが抜群に楽しいうえに、ナチュラルな切なさもあり、さすがですよね。舞台となった時代もよかったです。僕はもともと昭和の設定が大好きで、景観や街並み、当時の空気感、人情深いというのかな、人と人のつながりが濃い感じがするところも大好きです。

みね子(有村架純)をモデルにした恋愛漫画が誕生!

ドラマ10 デイジー・ラック(2018)

清水浩太役

ドラマ10 デイジー・ラック

インタビュー

 30歳を目前にした女性たちの幸せ探しというテーマですが、僕は第1話でいきなりヒロインの楓(佐々木希)を振るという役どころです。原作には登場しない人物ですが、あるきっかけを楓に与えるという感じですね。別れのシーンでは、セリフが重くなりすぎることなく、ある種、淡々とさらっと言うことを意識しました。そのほうが逆に刺さるというのかな、こういう表現のほうが切ないよなって。日常にもありそうなリアリティーを感じ取れるのではないかと思いました。

結婚を考えていた楓(佐々木希)に、浩太が告げた言葉は…

 この年代の行き場のない不安感とか、大人になるためにこれでいいのかとかいう思いは理解しやすかったです。結婚というのはある種のゴールでありスタートですよね。そんな将来を考えたとき、彼女に対してだけでなく自分に不安があった。そんなとき、結婚すればなんとかなるといっている楓に、いや、まだ何かあるかも知れないと思う浩太の気持ちというのはすごくよくわかります。ここで安定を求めていいのか、まだ果敢に挑戦するべきだろう、落ち着いちゃいけない、そういう気持ちありますよね。なれ合いの関係や楓の楽観的な考えに、これ以上ふたりでいてもお互いに成長できないみたいなことですよね。ただ、かなりきついことを言っている(笑)。そこをさらっと表現してみたんです。

他の女性との待ち合わせ現場を楓の親友・薫(夏菜)に見られ…

 でも全体的に見ると、やっぱり女性は強いというか、意外とけろっとしてるんですね。別れ話のあとでも女子会でわあわあ盛り上がったり、落ちるときは落ちるけど意外と切り替えが早い(笑)。強いなあ、女性って。そんな姿も含めて、さらっと楽しみながら男女ともにぐっと刺さるところがあるようなドラマになっていると思います。

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