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桜庭ななみ 桜庭ななみ

桜庭ななみ女優さくらばななみ

1992年生まれ、鹿児島県出身。主な出演作に、ドラマ『赤い糸』『リミット』、アニメ『サマーウォーズ』(声優)。映画『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』『最後の忠臣蔵』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『マンハント』『焼き肉ドラゴン』など。NHKでは、『ふたつのスピカ』『サイレント・プア』『コントレール〜罪と恋〜』など。大河ドラマ『西郷どん』では、西郷家の長女で隆盛の妹・琴役で出演。

ドラマ8 ふたつのスピカ(2009)

鴨川アスミ役

ドラマ8 ふたつのスピカ

インタビュー

 宇宙飛行士を目指して宇宙学校の宇宙飛行士コースで学ぶ若者たちの物語で、オーディションでアスミ役に選んでいただいたときは本当に嬉しかったです。まだ高校2年生で連続ドラマの主演もほぼ初めてに近かったので無我夢中でした。

 この役をやらせていただくまで、あまり宇宙に関心がなかったのですが、アスミの「宇宙に行きたい」という強い思いには共感できるところが多かったですね。学校の教官から「仲間を蹴落とせ」と言われるのですが、実際、宇宙飛行士というポストは限られているので、仲間といってもすべてがライバル。アスミが葛藤しながらも純粋に夢に向かって一生懸命な姿に、私自身の仕事も重ね合わせながら撮影していたことを覚えています。

宇宙飛行士をめざし宇宙学校に通う若者たちの成長の物語
宇宙飛行士コースの生徒たちと機械工学科のロボットが対決!
桐生(向井理)が開発したロボットより早く猫を見つけられるか?

 同じチームのメンバーを演じた4人は同世代だったので、競い合いながらもとても仲良くなりました。舞台が宇宙学校ということで、ふつうの学園ものと違っていろいろな訓練や実験があり、それもまた楽しかったんです。JAXA(宇宙航空研究開発機構)でも撮影したんですよ。毎日、ワクワクしながら撮影に来ていましたし、帰りにみんなでご飯を食べたりカラオケに行ったこともありました。

 スタッフの方も優しい方ばかりだったので、クランクアップのときも打ち上げのときも、ずっと号泣していました(笑)。まだまだ何も知らないことばかりでしたが、こうしたチャンスをいただけて素晴らしい時間を過ごすことができました。

福岡発地域ドラマ
スイーツ!~嗚呼、甘き青春よ~(2012)

権藤果歩役

福岡発地域ドラマ スイーツ!~嗚呼、甘き青春よ~

インタビュー

 スイーツの甲子園を目指す高校の製菓コースに通う生徒の役で、私自身が高校を卒業して間がなかったころなので、自分自身の高校生活や役と自分を重ね合わせて楽しく演じることができました。

 実際に福岡の料理学校で撮影したのですが、それまでお菓子作りはバレンタインデーに少し頑張ったくらいで(笑)ほとんど経験がありませんでした。共演の橋本愛ちゃんと一緒にお菓子作りの特訓をしたことを覚えています。時間があれば、ケーキの作り方や生クリームのホイップ、ナッペ(スポンジケーキに生クリームを塗ること)を延々と繰り返していました。おかげで、今でもナッペには自信があり、これは得したなと思いますね(笑)。

高校の製菓コースに通う果歩だが、目標もなく遅刻もたびたび
そんなクラスにパティシエの一田(奥田恵梨華)が赴任してきて…
桃子(橋本愛)と果歩は一田のケーキに心を動かされる

 現場には必ずケーキがありました。それも、お菓子の甲子園を目指して作られたケーキなので、ふつうのケーキよりかわいくて美味しくて(笑)。それも楽しかったし、明るいキャラクターの女の子だったこともあり、なんだか青春を味わえた気分になれました。

 もう一つ、よかったなと思うのは福岡発のドラマで飯塚市を舞台に実際にそこで撮影ができたこと。ボタ山の景色やボタ山の名前がついたおまんじゅうがあったり、炭坑博物館を訪れたり。そこにしかない景色や空気の中での撮影がとても素敵でした。

可愛いネイルともお別れ…決意を胸に爪を切る
果歩を見守る祖母・久子(もたいまさこ)
ふるさと“飯塚”をテーマにしたスイーツで優勝を目指す!

ドラマ10 サイレント・プア(2014)

三輪まなか役

ドラマ10 サイレント・プア

インタビュー

 この作品に出演して、ゴミ屋敷とか引きこもり、ホームレスといった社会で孤立している人たちのサポートをするコミュニティーソーシャルワーカー(CSW)という専門職があることを初めて知りました。まずは、そのお仕事の内容を理解することが大事ですが、台本を読み進んでいくうちに一つの事例がいくつもいくつも問題を抱えていることに直面して、切なくなってしまうことが多かったですね。まさに私が演じた新人のCSWが直面する厳しい現実を同時に体験していったような感覚でした。

高齢者や引きこもりなど社会から孤立した人たちの声を聞くのが“CSW”の仕事
新人のまなかは奮闘する涼(深田恭子)の背中を見て成長してゆく

 たとえばゴミ屋敷ひとつとっても、なぜ片付けられないのか、そこにはいくつものストーリーが隠されていました。孤独死をしてしまった人を支えられなかったことを悔やんだり、どうしたら解決することができるんだろうと、とほうにくれたりもしました。

 でもドラマを通して、そうしたことに目を向けられること、一つ一つの役が自分の中に入っていくことはすごく嬉しいです。見てくださる方にも伝わればいいなと思いながらやっていました。主人公の里見涼さんを演じた深田恭子さんは、とても素敵で魅力的なお姉さんでした。失礼かもしれないけれど、かわいらしくてずっと見ていたい感じでしたね(笑)。何度か共演させていただいている北村有起哉さんをはじめ、お芝居の上手な先輩方が大勢出演していらっしゃったので、それも刺激的でした。

突然の豪雨で、町に浸水の危機がせまる

ドラマ10 コントレール~罪と恋~(2016)

篠崎圭子役

ドラマ10 コントレール~罪と恋~

インタビュー

 とても大人のラブストーリーで素敵な作品でしたが、私自身はこれまで演じたことのない初めての役どころだったので少しとまどいもありました。脚本の大石静先生が選んでくださったそうですが、私で大丈夫でしょうかって(笑)。石田ゆり子さん演じるヒロイン・文の夫、敦さん(丸山智己)の恋人。しかも敦さんの死の真相を知っていて、文さんを強く憎むという女性なんです。

目の前で亡くなった恋人の敦を忘れられない圭子は、敦の妻・文(石田ゆり子)を訪ねる
圭子は敦を死に至らしめた瞭司と文の交際を知って憎悪をつのらせてゆく

 それまでは、比較的ふわっとした優しいイメージの役が多かったこともあり、文さんと闘う相手として私がそこに立っていられるのか不安でもありました。ヒロインに自分の思いをがんがんぶつけていくような役ですし、ちょっと大人な部分もあって難しかったのですが、いろいろなことにチャレンジした役でもありました。

 でも、ただ強いだけでなく圭子の過去には悲しいこと、傷ついたこともあり、おそらく今も影を背負っている。そんなことを意識の中において、恥ずかしがらず不安がらず、ぶつかっていこうと頑張っていたことを覚えています。少しだけ大人になったからか、またこんな役どころに出会えたらと思いますし、そこに繋げられるように日々頑張ります。

大河ドラマ 西郷どん(2018)

市来(西郷)琴役

大河ドラマ 西郷どん

インタビュー

 西郷の妹・琴をこれだけ長い間演じることができて、本当に嬉しいですね。吉之助さんが薩摩から江戸、京都、そして島送りになった時も、いつでも西郷家は変わらず温かな空気に包まれていました。琴も市来家に嫁いでからも、常に西郷家に来ては、吉之助さんに結婚について意見したり、家を守っている吉二郎のことを思いやるなど、とても家族思いの女性でした。

琴は兄・吉之助を江戸に行かせてやりたいと大久保(瑛太)に訴える

 私自身、あの西郷家の空気が大好きだったので、薩摩を離れている吉之助さんが戻ってくるときは一番に雰囲気が作れるようにしたいと思っていました。でも、本当のことを言うと、吉之助さんが江戸や京都で新しい人たちと出会うたびに少し嫉妬もしていたんです(笑)。だからというわけではないのですが、吉之助さんがどんなに偉い人になっていても琴だけは「もっと家族のことを考えてよ」と強く意見していましたね。それが言えるのは琴だけで、そういうシーンではワクワクしていました。

二度の島流しから薩摩に戻った吉之助(鈴木亮平)
琴の次の心配は兄のお嫁さん…

 長い間、演じさせていただいていると琴の役割やキャラクターもしだいに変化して、そこがまた楽しかったですね。後半でこんなに強い人になるとは思っていなかったのですが、中園ミホ先生がズバッとものをいう部分を足してくださったんです。

 でも後半になるとハードな状況が多くなり、琴がしっかりしなくては、西郷家を引き締めないといけないと緊張しました。吉次郎の戦死や息子を留学のために海外に送り出すシーンは辛かったです。もう琴も45,46歳ですから落ち着いていなくてはと言い聞かせ、母親として息子を見るまなざしや声のトーンを落とすように意識しながら演じていました。

 初めての大河ドラマで本当にたくさんのことを学ぶことができました。主演の鈴木亮平さんを間近で見させていただいて感じたことは、役への思い、現場でのたたずまい、お芝居を追求することに終わりがないということ。鈴木さんも西郷さんも妥協しない人で、その素敵さを実感したことが、これからの私に返ってくることを期待しています。

 一人の女性の人生をこれだけ長く演じさせていただけたことはとても幸せなことでした。またこんな機会がいただけるよう頑張っていきたいと思います。

吉二郎(渡部豪太)と琴は西郷家を守り、兄・吉之助を慕い続ける
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敬称略

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