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芳根京子 芳根京子

芳根京子女優よしねきょうこ

1997年生まれ、東京都出身。2013年、ドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビュー。主な出演作に、映画『先輩と彼女』『累 -かさね-』『ファーストラヴ』、ドラマ『表参道高校合唱部!』『海月姫』『TWO WEEKS』など。NHKでは、2016年度後期の連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン・坂東すみれ役を務めたほか、2014年度前期『花子とアン』に出演。ドラマ10『半径5メートル』では、ヒロイン・前田風未香を演じる。

連続テレビ小説 べっぴんさん(2016)

坂東すみれ役

連続テレビ小説 べっぴんさん

インタビュー

 ヒロインに決まったことを知ったのは、NHK大阪局制作部の朝ドラ特有のサプライズ発表の場でした。マネージャーさんは私にバレないように「最終オーディションがあるから、大阪に行きますよ」と言ってくれたのですが、その前のオーディションで全部の力を出し切っていたので、正直、「さらにオーディションがあるなんて…」という気持ちでした。マネージャーさんにとっては、ブーブー言っている私を、なにがなんでも大阪に連れて行かないといけなくて、大変だったみたいです(笑)。大阪局の広いリハーサル室に入ったら、スタッフのみなさんが真剣な表情で資料を見ていて、本当にオーディションのような雰囲気を出すんですよ!何を聞かれるか想像もできなくて、「どうしよう、どうしよう」と思っていたら、プロデューサーの三鬼一希さんに、「あなたがヒロインです」と言われたんです。でも、なかなか信じられなくて、私の様子にみなさん焦ってしまって(笑)、「本当だから!」と何度も説明してくれました。
 知らされた瞬間は、「驚き」と「うれしさ」と、「プレッシャー」と「恐怖」、いろんな感情が一気に湧きあがってきて、うれしさ100%ではなかったですね。あのときの感覚は2度と味わうことがないと思います。

 夫の坂東紀夫さんを演じた永山絢斗さんは、「そう来ます?」みたいな、独特な切り口でお話しされるんです(笑)。モニターをチェックしながら一緒に笑った記憶がたくさんありますし、紀夫さんのお芝居に何度も心を引きつけられました。紀夫さんが永山さんじゃなかったら、あのすみれにはならなかったですし、約1年に及ぶ撮影を走り切れたのは、永山さんのおかげです。

妊娠を聞いて夫・紀夫(永山絢斗)との愛情が深まる

 すみれが仲間と立ち上げた子供用品店「キアリス」の3人とは、女学生時代からおばあちゃんになるまでをみんなで一緒に過ごすことができ、すごく心強かったです。当時19歳で、みなさん私より年上だったこともあり、気軽にご飯に行くことができなかったので、そこだけがちょっと心残りですね。これまで様々な作品で、たくさんの方々と共演させていただきましたが、『べっぴんさん』でご一緒したみなさんは、今でも特別な存在だなと改めて思います。

仲間4人の名前の頭文字をとって子供用品店「キアリス」をオープンする

ドキュメンタリードラマ Akiko’s Piano
〜被爆したピアノが奏でる和音(おと)〜(2020)

河本明子役

ドキュメンタリードラマ Akiko’s Piano 〜被爆したピアノが奏でる和音(おと)〜

インタビュー

 広島の原爆で命を落とした実在の女性の姿を、ドラマとドキュメンタリーでたどった番組です。私が演じた主人公の河本明子さんは、ピアノとトマトが大好きな女性。ドラマは、残された彼女の日記をもとに描かれています。

 この作品のオファーをいただいた際、すんなり出演の決断ができなくて、マネージャーさんとも何度も相談をしました。明子さんの存在をたくさんの方に知ってもらいたいけれども、「私で大丈夫か」「力不足じゃないか」と考えてしまいましたね。でも、やっぱりこのドラマのお話をいただいたことは、偶然ではないのかもしれないとご縁を感じ、出演を決めました。

被爆しフラフラになりながら自宅に向かう

 原爆の被害にあい、19歳で一生を終えてしまうことはすごく切なく、苦しいし悲しいです。けれども、この物語を通して明子さんの人生に触れることができて、本当に良かったなと今でも思っています。実際に広島にも行き、明子さんのお墓参りもして、貴重な体験をさせていただきました。

両親に「赤いトマトが食べたい」と言葉を残して息を引き取る

 明子さんのピアノは、原爆の爆風で傷つきながらも近年修復され今も残されています。そのピアノを実際に目にしたときはすごい衝撃で、理由はわからないけれども涙が止まりませんでした。スタッフの方に「ちょっと弾いてみませんか?」と声をかけていただいたのですが、私が触ってはいけない気がして、なかなか弾けませんでしたね。最後に少しだけショパンを弾いたとき、これまで自分が弾いたピアノのなかで一番優しい音色がしたんです。私を通して明子さんがまたこのピアノを弾けていたらいいなと思っていたので、その音色を聞いた瞬間、明子さんに自分の体を貸した感覚になったのを覚えています。

明子さんのピアノにふれると自然と涙がこみ上げる

ドラマ10 半径5メートル(2021)

前田風未香(ふみか)役

ドラマ10 半径5メートル

インタビュー

 私が演じたのは、女性週刊誌の若手編集者・前田風未香です。永作博美さん演じる名物ベテラン記者、亀山宝子(たからこ)さんとバディを組み、自分の「半径5メートル」に転がっている身のまわりの“なぜ”に迫ります。

風未香は芸能スクープを扱う「一折(いちおり)」班で大失敗してしまう

 風未香は、物事の一部しか見えていなくて、気づいていないこともまだまだある、25歳の等身大の女性。宝子さんと取材をすることで視野を広げ、少しずつ成長していきます。独特な取材方法に振り回されながらも、「これは無駄なことではない」と宝子さんが意図していることをわかってくるんです。彼女の人生を振り返ったときに「風未香を変えてくれた人は、宝子さん!」と言えるくらい、宝子さんは風未香にとって大きな存在ですね。

自分の半径5メートルの話題を掘り下げる「二折(におり)」班に異動となり宝子(永作博美)と出会う

 お芝居をするにあたり、いろいろ調べて作品にのぞむよりも現場で生まれるものを大事にしました。宝子さんの自由な発言に「どういうことなんだろう?」「面倒臭いな〜」とそのとき生まれる感情を素直に出すことが、彼女らしいですし、視聴者のみなさんと同じ視点に立ってドラマを楽しめるような気がしています。

宝子の徹底的な取材に付き合わされることになるが…

 1話で、レトルトおでんを買う主婦に「おでんくらい作ってあげなさいよ」と非難したおじさんの話題が登場しました。それを記事にすることになり、宝子さんは主婦への聞き込みより先にコンニャク作りから始める場面があります。実は顔合わせの段階でも、永作博美さんと、山辺晃人役の毎熊克哉さんと3人でこんにゃく作りをさせていただきました。「クランクインの前にこんにゃく作りをするなんて、なんだこのドラマは」と思ったんですけど(笑)、私が感じた気持ちは風未香にもリンクしていたんですよね。この経験をさせていただいたことが撮影期間で一番印象に残っています。

風未香の視点で書きたい記事の糸口を見つけ出す

 今、どんどんSNSが普及するなかで、物事に対して決めつけた意見が注目されたりと、当事者と第3者の間ですれ違いも起きていると思います。ちょっと視点を変えるだけで見えなかったことが見えてくるので、このドラマが視野を広げるきっかけになったらうれしいです。

一折班の元上司に「私の記事を書けるようになります」と伝える
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