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佐藤仁美 佐藤仁美

佐藤仁美女優さとうひとみ

1979年生まれ、愛知県出身。95年、第20回ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞後、ドラマ『海がきこえる〜アイがあるから〜』でデビュー。女優として活躍するほか、バラエティー番組にも出演。NHKでは、連続テレビ小説『あすか』『ファイト』『おひさま』『とと姉ちゃん』『ひよっこ』、大河ドラマ『平清盛』ほかに出演。4つの家族をオムニバスで描く『我が家のヒミツ』に主演。それぞれの妻を1人4役で演じる。

ママさんバレーでつかまえて(2008)

メグミ役

ママさんバレーでつかまえて

インタビュー

 この作品は、バレーボールの弱小ママさんチーム「マミーズ」の部室周辺で繰り広げられるハプニングを描いたコメディーです。私は毒舌の“メグミ”を演じました。自分が出演した作品を見返すことはあまりないのですが、全話放送後も暇があると見てしまう唯一のドラマで、今見ても面白いですね。

 シットコム(シチュエーションコメディー)というジャンルのドラマで、スタジオの100人近いお客さんの前でお芝居をするという舞台のようなドラマでした。約30分間1シーンを最初から最後まで一気に撮影するというスタイルも新鮮でした。

鈴子(黒木瞳)がキャプテンを務める弱小バレーボールチーム“マミーズ”
光太郎コーチ(向井理)の出現で、がぜんはりきる部員たち

 そのうえ最終回は生放送! 4日間、しっかり稽古を積みました。みんなで歌うシーンの稽古では、黒木瞳さんが「一緒に練習しましょう」と率先してピアノを弾いてくださるなど、一丸となって作り上げたとても思い入れのある作品です。今でもこの作品を覚えていてくださる方がいてうれしいですね。これ以降、同じタイプのドラマを見たことがありません。NHKさん、すごいことやりましたよね(笑)。

 脚本・演出の西田征史さんとは、この作品で初めてお会いしました。このあともご縁があって、西田さんの作品に関わらせていただいています。舞台をしばらくお休みしていた時期もあったのですが、復帰にあたって一番に声をかけてくださったのが西田さんでした。彼は本当に天才で、今では、飲みながらお互いを褒め合っています(笑)。

メグミは誰に対してもズバリと言いにくいことを言う毒舌家

ドラマ10 さよなら私(2014)

三上春子役

ドラマ10 さよなら私

インタビュー

 この作品は、幸せな家庭を築いた主婦・友美(永作博美)と、独身を貫くキャリアウーマンの薫(石田ゆり子)が、あるアクシデントをきっかけに心が入れ替わってしまうという物語でした。私は、二人の仲を取り持つ高校時代からの親友・春子を演じました。

 最初にお話をいただいた時は、ちょうど舞台のお仕事もあったので、出演は少し悩みました。でも、以前から一緒にお芝居をしてみたいと思っていた永作博美さんが出演されますし、さらに脚本が私のデビュー作と初めての連ドラ作品を書いてくださった岡田惠和さん。これは断る理由がないなと挑戦させていただきました。

 ただプロデューサーは、私が永作さん、石田ゆり子さんより年下なので同級生に見えるのかという不安があったようです。そこで、「お二人は若く見えますし、少し前に永作さんのお友だち役もやってます」と、私から説得しました(笑)。それくらい、どうしてもやりたかったんです。

春子、友美(永作博美)、薫(石田ゆり子)は高校の同窓会で再会する
ふとしたことから友美と薫の心が入れ替わってしまう
一方春子は…
夫・光雄(尾美としのり)の不倫に気づき始めていた

 主役の二人が入れ替わるというトリッキーな物語なのに、岡田さんらしく不思議な魅力を感じさせてくれるドラマでした。驚いたのは、春子のセリフ量がめちゃくちゃ多かったこと。あまりにも頭を使いすぎて、このドラマが終わった後には、たった3行のセリフも覚えられなくなってしまっていました(笑)。

 念願の共演を果たした永作さんは、とてもチャーミングで器用で、あんなにきゃしゃなのにパワフル。全てがすてきと思わされる方でした。打ち上げの時に永作さんから「春子役が佐藤さんで本当によかった」と言っていただいた時は嬉しかったですね。

薫の心が宿る友美の体にがんが見つかり…
春子は薫とともに手術室の前までつきそう

 石田さんもほんわかしたイメージなのに、実際にお会いしてみると芯のある強い方で、どんな役でもこなされる理由がわかりました。

 このドラマは、先輩女優の渡辺えりさんが見てくださっていて、友美の夫で薫の不倫相手でもある洋介(藤木直人)のことを、「藤木くんは一体どういうつもり?」って(笑)。藤木さんと役柄の境目がわからなくなるくらいはまってくれていたようです(笑)。

友美の夫でありながら薫とも関係を続ける洋介(藤木直人)

連続テレビ小説 とと姉ちゃん(2016)

梢=新沼康恵役

連続テレビ小説 とと姉ちゃん

インタビュー

 この作品は、雑誌「暮らしの手帖」を創刊した大橋鎭子さんの生涯をモチーフとした物語で、ヒロインの小橋常子を高畑充希ちゃんが演じました。

 私の役は、新橋のカフェー「浪漫」の女・梢、本名・新沼康恵。戦争で夫を失くしたけれど、力強く生きているカッコいい女性でした。演じる時は、やさぐれ感を出すために低い声を出したり、腕組みをするなどして彼女のキャラクターを作っていきました。

 初登場は、カフェーのお客さんに愛想を振りまきながら「またねー」と送り出すシーン。そこで通りかかった常子と目が合のですが、「フン」と鼻を鳴らしてけっこうイヤな顔をしてみたんです。そしたら監督が「それでいきましょう」とすぐに受け入れてくれたことを覚えています。

常子(高畑充希)の視線に気づいた康恵は…

 その後、時代が進み、もう出番は終わりかなと思っていたのですが、常子たちからワンピースの作り方を教わったり、雑誌のモニターとして編集部に協力するなど、意外と長く出演しましたね(笑)。

 脚本家の西田征史さんの作品『ママさんバレーでつかまえて』で共演した、片桐はいりさんや向井理さんも出演されていて、「ママさんバレー」のメンバーが集まったねと話していました。西田さんの作品が大好きで、お話をいただいた時は、すごくうれしかったですし、彼の初の朝ドラに関わることができてとても光栄でした。

常子たち姉妹が雑誌『あなたの暮し』の感想を聞きにやってきた
戦争未亡人の康恵の実情や本音が雑誌に生かされる
主婦となった康恵は洗濯機の商品試験にも協力

連続テレビ小説 ひよっこ(2017)

朝倉高子役

連続テレビ小説 ひよっこ

インタビュー

 『ひよっこ』は、私にとって連続テレビ小説5作品目でしたが、何回出演しても朝ドラは緊張しますね。

 この作品は、高度経済成長期に茨城県から集団就職で上京したヒロイン・谷田部みね子(有村架純)の成長を描いた物語でした。私が演じた朝倉高子は、みね子が働く赤坂の洋食屋「すずふり亭」のホール係。「若い女が嫌い」というセリフがあるくらい若い女性に厳しいという役どころでした。きっと、どんどんイヤな女性になっていくんだろうなと思っていたのですが、逆に良い方向に変わっていったのでホッとしました(笑)。

「すずふり亭」で働きたいみね子(有村架純)だが…
高子の採用試験に合格できるのか?

 現場では、アドリブも多かったんですよ。高子がすずふり亭のアルバイトの面接をするシーンがあったのですが、監督からは「高ちゃんだったら、なんとかできるでしょ」と、台本なしですべてを任されてしまったんです。えー!と思いながらも、「髪が長い」とか、瞬時に理不尽な理由を考えて面接にやってきた女の子たちを追い返していきました(笑)。この様子を、すずふり亭の料理長役だった佐々木蔵之介さんが、ご自身の撮影が終わられたのに、外のモニターで見ていて、「すばらしい」と拍手してくださいました。

アルバイト志願者にことごとく「不採用」を下す高子

 残念だったのは、撮影中、おいしい洋食がたくさん出てきたのに、私は提供する側なので一口も食べられなかったこと。それが今でも心残りです。でも、コックの井川元治役のやついいちろうさんがムードメーカーとなって、みんなでご飯に行くことを企画してくれるなど、とても楽しい現場でした。

奥茨城村の太郎(尾上寛之)が高子の“運命の人”だった…
高子の結婚宣言を「すずふり亭」のみんなが祝福する

プレミアムドラマ 我が家のヒミツ(2019)

第1回 山本紀子役/第2回 大山春代役
第3回 松坂葉子役/第4回・最終回 大塚里美役

プレミアムドラマ 我が家のヒミツ

インタビュー

 “4人の妻”を各話の主人公とする1話完結のオムニバス・シリーズです。オファーを受けた時は、一人4役と聞いて非常にプレッシャーを感じましたし、実際演じ分けるというのは、やはり難しかったです。でも、髪型や衣装の変化もそうですが、各回の旦那さまたちに助けられて、それぞれの役を新しい気持ちで演じることができました。また1話撮り終えるごとに、一日お休みをいただいたので、撮影中は朝が早くて我慢していたお酒を解禁し、そこで息抜きをして次の役へと気持ちを切り替えていました。

第1回 家族に尽くしても感謝されない主婦の紀子は…
ネットオークションの楽しさに熱中した紀子は急にいきいきし始める

 第1回で私が演じた山本紀子は、家族に相手にされずネットオークションにハマってしまう奥さん。監督から「もっとゆっくり話してほしい」と言われ、小倉優子ちゃんをイメージして役を作っていきました(笑)。

 第2回の旦那さんは、八嶋智人さん。仕事を勝手に辞めて職を転々とする役柄。4人の旦那さんの中では、一番結婚したくないタイプですね(笑)。奥さんの大山春代は、そんな旦那さんに言いたいことをはっきり言う女性。一番私に近かったと思います。あ、でも春代のように相手にビンタはしませんよ(笑)。

 マタニティハイになっている松坂葉子を演じた第3回は、一番悩みました。旦那さん役の永井大くんの奥様が11月に第2子を出産されたばかりだったので、「こんな時はどう動くの?」などと具体的に聞いては、それを取り入れて演じるようにしていました。

第3回 出産をひかえ、家にこもりがちな葉子は…
隣の住人が怪しい危険人物だと思い込む

 4話と最終回の旦那さんは、岸谷五朗さん演じる脱サラの小説家・大塚康夫。コミカルでとぼけた面はありますが、岸谷さんは大先輩。とても緊張はしましたが、結果的には“おんぶに抱っこ”の状態で岸谷さんについていきました(笑)。この家族は絆が深く、妻が頑張れば全力で応援してくれます。『我が家のヒミツ』に登場する全家族の中で、一番結婚したいと思わせてくれる旦那さんでした。

 どの妻も本当に楽しく演じさせていただきました。近々、この経験が生かせたらいいなと思っています(笑)。

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