50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
千葉雄大 千葉雄大

千葉雄大俳優ちばゆうだい

1989年生まれ、宮城県出身。ドラマ『天装戦隊ゴセイジャー』で俳優デビュー。主な出演作に『殿、利息でござる!』『帝一の國』『兄に愛されすぎて困ってます』『スマホを落としただけなのに』、ドラマ『きょうは会社休みます』『家売るオンナ』『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』など。NHKでは、大河ドラマ『平清盛』、連続テレビ小説『わろてんか』、『ソースさんの恋』、『家康、江戸を建てる』『盤上の向日葵』など。よるドラ『いいね!光源氏くん』では現代に〝次元ジャンプ〟してきた平安貴族・光源氏を演じる。

大河ドラマ 平清盛(2012)

高倉天皇役

大河ドラマ 平清盛

インタビュー

 初めての大河ドラマで、平清盛(松山ケンイチ)の娘・徳子を中宮に迎える高倉天皇の役でした。徳子役は一観客として映画などを見させていただいていた二階堂ふみさんでしたから、光栄ではありましたが緊張しました。時代劇そのものも初めてということもあり、着物のさばき方や、烏帽子をつけての動きなど、所作も大変だったことを覚えています。

7歳で即位、11歳で元服した高倉天皇
清盛(松山ケンイチ)は権力を強固なものにするため、娘の入内を画策する

 高倉天皇はとても温厚で学芸に通じ、笛の名手だったと言われる人物です。それが父親である後白河法皇(松田翔太)と平清盛の対立に心を痛め、やがて健康を害して若くして世を去ってしまう。刹那的というか、ほんの一瞬のはかない命で、演じていても運命に翻弄される切なさを感じていました。亡くなる前に涙を流しながら笛を吹くシーンがあったのですが、その時の撮影のことはなぜか今でも鮮明に覚えています。

清盛の長女・徳子(二階堂ふみ)入内

 大河ドラマ出演は母や祖母がとても喜んでくれたので親孝行ができて良かったと思います。ただ、やはり途中からの参加というのは少し辛かったです。どちらかというと嫉妬に近いのかな(笑)。すでにスタジオの空気が出来上がっていて、メーク室などでみなさんが楽しそうにお話をされているのを見ると、いいなぁって(笑)。今もそうですが、このころはさらに人見知りが激しかったので入っていけなくて。途中参加でも作品への熱量は変わらないのですが、そのあたりが苦労といえば苦労でした。

自らの死を悟った高倉帝は笛を求める
だがその息は弱々しく、美しい音色を奏でることはできず…

連続テレビ小説 わろてんか(2017)

藤岡新一役

連続テレビ小説 わろてんか

インタビュー

 藤岡家の長男でヒロインのてんちゃん(葵わかな)のことを、いつも思いやっている役でした。てんちゃんに笑いの大切さを教えたり応援したり……。僕自身も葵わかなさんを応援したいという気持ちで臨んでいたので、役と相まって感情を表現することができたと思います。

てん(幼少期:新井美羽)と新一は京都の大手薬問屋“藤岡家”に生まれ育つ
新一は笑い上戸でおてんばな妹・てん(葵わかな)のことをいつも気にかける優しい兄

 新一は病弱ではあったけれど、自分がこの家で果たすべき役割をきちんと考えていたし、人の役に立つ薬の研究開発も望んでいました。そうした芯の強さを出していきたいと思っていたので、志半ばで逝ってしまうとはいえ泣かせる芝居ではなく、一生懸命に生きている姿を見せることが大事だという思いで演じていました。

新一はぜんそくの発作を起こし、学校を休学することに
同じ病に苦しむ人を救いたいと、病をおして研究に打ち込むが…

 嬉しかったのはセリフが京ことばだったことです。もともとリズムがきれいで好きな言葉だったので、指導の先生に教えていただきながらの撮影でしたが、楽しくできました。

 個人的な話ですが、僕は母方の祖母から「朝ドラには出ないの?」とよく聞かれていたんです。おばあちゃん世代に朝ドラを楽しみに見ていらっしゃる方が多いですよね。その祖母が、僕が『わろてんか』に出る直前に亡くなってしまったんです。「見せたかったなー」と、それだけが残念でした。

正月時代劇 家康、江戸を建てる(2019)

春日清兵衛役

正月時代劇 家康、江戸を建てる

インタビュー

 荒れ地で水はけが悪く、水害もひんぱんに起きていた江戸を「日の本一の城下に」と宣言した徳川家康(市村正親)の壮大な計画を、大久保藤五郎(佐々木蔵之介)や内田六次郎(生瀬勝久)と力を合わせて実現していくという役でした。

将軍・家康の命を受け、江戸に上水を引くという一大ミッションが始まった!
中心メンバーは家康に菓子を作ってきた藤五郎(佐々木蔵之介)と武蔵野の名主・六次郎(生瀬勝久)
そして上水工事に革新的な技法を持ち込む変人技術者・清兵衛

 僕らは江戸の民のために飲み水を探し出し、町まで引いてくる上水道の整備に取り組むのですが、それがすんなりいくわけではない。この上水道工事に革新的な技法を持ち込む技術者で、工事のためなら妥協を許さない一途な男が清兵衛です。自信があるからこそ真っ直ぐに突き進むのですが、逆に一つ失敗したりするとポキッと折れてしまう。そういう弱さに人間っぽさを感じることもできました。何より正反対の性格で最初は対立ばかりしていた藤五郎、六次郎との3人のバランスがすごく面白かったし、そこから学んでいくところも良かったですね。

 ただ、セリフは難しかったです。まず清兵衛が手がける土木工事の技法や工程などを理解したうえで、「あそこがこうなるから、そういうことなのか」と合点してからでないと頭に入ってこない。だから、すごく時間がかかりましたが、今自分たちがふつうに生活しているのは、こういう方々がいてくださったおかげなんだと改めて感謝しました。当たり前を当たり前にする作業がどれほど大変なことなのか。それも一代で築けるものではなく何代にもわたって受け継がれて成し遂げられたものを自分たちの代が受け入れている。それはすごく素敵なことだと思いましたね。

 2019年の正月時代劇ですから、新年最初にみなさんに見ていただくドラマがこんなに熱い作品だったことも嬉しかったことです。

やっと通水実験にこぎ着けるも、大失敗!

ちょいドラ 尽くす女(2019)

木山一己役

ちょいドラ 尽くす女

インタビュー

 僕が演じた一己は、体は男性なのに心は女性というトランスジェンダー(性同一障害)でした。人に尽くしすぎてしまう自分が嫌でモヤモヤとした悩みを抱えている人物でしたが、演じてみて思ったのはトランスジェンダーというマイノリティーの性(さが)ではなく、多くの人に共通する悩みだと思いました。ああしなければいけない、こうでなければいけないといった周囲の目、期待。それに応えられない自分はダメだと思い、自分を大切にすることができない。そんな一己が、そこから解き放たれ、扉が開く瞬間が描かれました。

 同じように自分を肯定できない悩みを抱えた人に、「そのままでいいんだよ」と後押しをしてあげることができる。そんなドラマになればいいなと思えた作品で、社会派というよりどちらかといえば人情派ドラマだったと思います。

一己は母の優子(長野里美)と一緒に心理カウンセラーを訪ねる
“自分は病気なんだと思います…”
悩みは“心が女性であること”ではなく、尽くしすぎてしまうこと

 10分間と短かったのですが、すべてが凝縮されている素晴らしい脚本でした。監督もEテレの『ハートネットTV』を長くやられている方、そして一己のモデルとなった方も現場に来てくださるなど、みんなで作っているというアットホームな空気が漂っていた大好きな現場でした。女性的な仕草なども先生に教えていただきながら演じたのですが,特に違和感を覚えることもありませんでした。モデルとなった方は料理のプロなので、調理シーンの監修もしていただきましたし、その後、食事をご一緒するなど繋がりができたことも良かったです。

カウンセラーの砂原(優香)が一己のモヤモヤに答える
“実はね、自分の気持ちって、言っていいんですよ”

プレミアムドラマ 盤上の向日葵(2019)

上条桂介役

プレミアムドラマ 盤上の向日葵

インタビュー

 実業界からいきなり将棋界に現れ、タイトル戦に挑む異端の棋士という役です。この役をやらせていただくまでは将棋の世界といえば、加藤一二三さんや藤井聡太さんなど話題になっている方のことが浮かぶ程度でした。撮影前に将棋会館で対局を見せていただいたのですが、その張り詰めた無音の緊張感には驚きました。ドラマでは一指し一指しがテンポ良く進みますが、実際には何分もかけて熟考されているんです。そうした様子を見させていただけたことは、演じるうえですごく勉強になり、ありがたかったです。

将棋の奨励会を経ずにプロになった異端の騎士・上条桂介

 上条桂介という人物については、脚本を読ませていただいて過酷な運命を背負いながらも、棋士の頂点を目指すという姿が本当に素敵だと思ったのですが、周囲からは「新境地ですね」と言われることが多いです。自分ではそんな意識はなかったのですが、みなさんには“コミカル”だったり“かわいい”感じの役の印象が強かったのかなと思いますね。僕自身は新境地に挑むというより、この役を大事にしたい、たとえ一瞬たりともこぼすまいといったつもりで演じています。みんなで頑張ったぎゅっと凝縮された現場だったので、鍛えていただいた部分も多かった気がします。

IT企業の経営者から突然棋士に転身した桂介には壮絶な過去があった

 対局シーンは、スケジュールの関係でまとめて撮影することが多かったので、おこがましいのですが棋士の方と同じような気持ちで集中力を途切れさせず、ずっと同じ緊張感で臨んでいました。対局は盤面だけでなく、勝つことへの執着や相手とは違うものを背負って勝負に向かう姿勢なども表現しないといけない。対相手より対自分だったりする。本当に命がけという感じだったので疲れました。目で表現することも多かったですね。

 駒の指し方は家でひたすら反復練習していました。いろいろな駒で試したのですが、駒によって手触りや音も違うところが面白かったです。指し方にはいろいろあって正解はないそうです。パンッと音が鳴ればいいというわけでもない。所作や指し方で本物の棋士のように見えたらいいなと思いながら練習していました。

 共演させて頂いた、真剣師の東明重慶役の竹中直人さんとは撮影の合間にいろいろお話をさせていただきました。竹中さんを見ていると「ずるいな」と思ってしまいます(笑)。直前までふつうにおしゃべりしているのに、本番になるとぐっとお芝居に入られて訴えかけてくる部分がすごい。僕はあまり切り替えがうまくできないので、竹中さんがどこでどう肩の力を抜いているのか、すごく気になりましたし、絶対にあんなふうになりたいと思いました。

賭け将棋をなりわいとする真剣師・東明重慶(竹中直人)

 子供時代の上条桂介を支援してくれた唐沢光一朗役の柄本明さんとは以前、親子役で共演させていただいたことがありました。今回、一緒の撮影シーンは少なかったのですが、桂介はこの人に支えられて生きてきたんだなという思いが強かったので、柄本さんから「雄大くん」と呼ばれるのがすごく嬉しかったです。残念だったのは、石破刑事役の大友康平さんとは出身地が一緒なのに撮影でご一緒する機会が少なかったこと。大友さんの撮影の最終日、ロケバスの中で帰り支度をされている大友さんが宮城弁で話しかけてくれたんです。それだけで空気が和らいで、こういう瞬間をもっと先輩方と紡ぎたかったなというのがちょっと心残りでした。

唐沢(柄本明)は少年時代の桂介に将棋の才能を見いだす
一方、白骨遺体とともに貴重な将棋の駒が発見され、石破(大友康平)らの捜査が始まり…

Shibuya Deep A(2011)


2010年の若者向けバラエティ番組より、俳優の千葉雄大さんがNHKに初出演したときの映像。千葉さんはデビューしたばかりで当時21歳。この時の番組では恋愛をテーマに、簡単な質問に答えるだけで理想の相手を判定する内容などを放送した。

Shibuya Deep A
その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す

敬称略

」の検索結果(0件)

お探しの検索条件では見つかりませんでした。
人物名を入れてください。