50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
朝加真由美 朝加真由美

朝加真由美女優あさかまゆみ

1955年生まれ、北海道出身。女優。73年にドラマ『ウルトラマンタロウ』でデビュー。話題作に母親役として多数出演している。主な出演作に、映画『海猿』『女の機嫌の直し方』『大綱引きの恋』、ドラマ『Dr.コトー診療所』『S-最後の警官-』『火の粉』『偽装不倫』など。NHKでは、連続テレビ小説『ひまわり』『純と愛』、ドラマ10『透明なゆりかご』『ディア・ペイシェント~‎絆のカルテ~‎』ほかに出演している。

時代劇シリーズ 御宿かわせみ(2003)

おさん役

時代劇シリーズ 御宿かわせみ

インタビュー

 小説家・平岩弓枝さんの長編シリーズで、何度もドラマ化し愛され続けている作品です。放送後、知り合いから「見たよ」「良かったよ」という声を多くいただき、うれしかったですね。

与力の弟・東吾(8代目中村芝翫)と旅籠「かわせみ」を営むるい(高島礼子)の人情捕物帳

 私は、息子・幸吉(斎藤羅慈)を幼い頃に捨てたおさんを演じました。成長した幸吉が、実母に会いたいと訪ねてくると、歓迎しつつも三河屋の若旦那である息子に店から大金を持ち出すようそそのかします。演じるにあたり、彼女はきっと「自分が一番正しい」と思っているのだと想像しました。ちょっと怖いですね(笑)。そういう役をやらせていただくと考え方も攻撃的になるんです。撮影現場では戦っている気分になっていましたし、誰かと対話をするときも常に「私には間違いはないのよ」と自分に言い聞かせていた記憶があります。

おさんと辰吉(深水三章)は幸吉(斎藤羅慈)から金をむしり取ろうとする
幸吉はおさんに店の金、五十両を渡してしまうが…

 お芝居をするときは、役を作るというよりもどういう環境の中で演じる人物ができあがったのかを注視して考えます。キャラクターそれぞれに信念があって、物語の中では悪役だったとしても、その人自身が悪いのではなく、環境がこうしたのだと思いながらお芝居をさせていただいています。

ドラマ10 セカンドバージン(2010)

三沢文江役

ドラマ10 セカンドバージン

インタビュー

 この作品は、もう恋をすることはないと思っていたキャリアウーマン・中村るい(鈴木京香)が、妻がいる17歳年下の金融庁のキャリア・鈴木行(長谷川博己)と恋に落ちる物語です。私が演じるのは、行の妻、万理江(深田恭子)の母。世間知らずな万理江を育てた人がどんな環境で育ったのかを考えたときに、文江もまたお嬢様育ちなのだろうと想像しました。自分から動かなくても周りがいろいろとやってくれて、世の中のこと知っているようでいて浮世離れしている、似たもの親子というイメージでした。

行に別れを切り出された万理江(深田恭子)は逆上して手首を切り…
電話を受けた文江は翌朝、長崎から東京に駆けつける

 大石静さんとは、彼女がテレビドラマの脚本を書き始めて間もない頃の作品でも、ご一緒させていただきました。そのときから大石さんが書くセリフは、その役柄の暮らしぶりがにじみ出ていて、生っぽくて、とっても好きでした。この作品を読んでいるときも、文江がどんなことを感じていたかが探しやすく、あまり悩まずに楽しんで想像を膨らますことができました。

 共演の深田さんは普段から万理江のようにほわーっとしていて、撮影の合間に何品か料理を教えたりして、楽しくお話しさせていただきました。今もこの頃と全く変わらず、かわいらしくて不思議ですね。長谷川博己さんも姿形が美しく、とても爽やかで共演させていただいてうれしかったです。

長崎に戻った万理江はペット向けの事業に乗り出す
別人のように生き生きと輝き始めた娘の姿に文江は驚く

ドラマ10 ブランケット・キャッツ(2017)

永島良子役

ドラマ10 ブランケット・キャッツ

インタビュー

 西島秀俊さん演じる椎名秀亮が、亡くなった妻・陽子(酒井美紀)が飼っていた7匹の猫たちに新しい家族を見つけていく物語です。脚本を手がけた江頭美智留さんは個人的にも仲良しで、お話いただいたときは彼女の作品だと気づいていなかったのですが、わかってすぐに「江頭さんじゃーん!」と連絡を取り合いました(笑)。

 江頭さんの作品は、本当に優しくて心が温まるんです。家族を題材にされることが多いのですが、必ずしも血のつながりだけが家族ではないんですよね。一緒に生活をして信頼を築いていく中で誰とでも家族になれるし、家族は作っていく物なのだと改めて気づかされました。

たえ子(富田靖子)は猫を連れ、会社の金を持って姿を消す
雇い主の永島夫妻はたえ子の身を心配し…
猫を預けた秀亮(西島秀俊)も捜索に加わる

 私は、秀亮の見合い相手・たえ子(富田靖子)が務める会社の社長の妻・永島良子を演じました。たえ子はガンが再発し自暴自棄になり、会社のお金に手を付け行方をくらませます。それでも、彼女を見つけたときには情け深い言葉をかけ、帰るところはあるんだよと伝えます。こんなステキなお話が書けるのは、やはり江頭さん自身が優しいからなんですよ。現場でも出演者みんなで「セリフが良い!」と言ってましたね。

会社から盗んだ金で死の旅に出たたえ子を、永島夫妻は責めなかった
土下座してわびるたえ子を良子は抱きしめ…
重松清の傑作短編小説集「ブランケット・キャッツ」を江藤美智留が脚色

土曜ドラマ デジタル・タトゥー(2019)

吉川美枝子役

土曜ドラマ デジタル・タトゥー

インタビュー

 この作品は、インターネットに疎い“ヤメ検弁護士”と人気ユーチューバーのふたりが、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散に苦しむ人々を救いだす姿を描いた、とても現代的なドラマですね。私は、パソコンを仕事で使うこともないですし、デジタル業界についてもあまり詳しくなくて…。ネット上に一度書かれたものはタトゥーのように消せないということが、どれほど怖いことなのかを物語を通して実感しました。

美枝子は政界の重鎮・伊藤秀光の前妻
息子の壮輔(竹財輝之助)は父親の秘書を務めていたが自死する

 瀬戸康史くんが演じるユーチューバーという役どころも最初はよく分からなかったんです。以前は、テレビで活躍する人たちに憧れたものでしょうけど、今では一般の方がユーチューバーとして活躍しているんですね。そんな世界があることに驚きました。

壮輔は母親違いの弟・大輔と仲が良く…
大輔(瀬戸康史)はタイガと名乗り、ユーチューバーとして人気を集めていた

私が演じた吉川美枝子は、デジタルの世界から遠いところにいる、大物政治家・伊藤秀光(伊武雅刀)の前妻。秀光の秘書をしていた息子の壮輔(竹財輝之助)が、疑獄事件の取り調べを受けたことをきっかけに自殺し、美枝子はそのことに秀光が関わっているのではないかと疑い、別れてからは彼の経済力に全く依存をしませんでした。そんな彼女を、強い信念をもった自立した女性をイメージして演じました。

壮輔が残したUSBメモリに記録されていたものは…

ドラマ10 ディア・ペイシェント
〜絆のカルテ〜(2020)

真野佑子役

ドラマ10 ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜

インタビュー

 この作品は、貫地谷しほりさん演じる、女性医師の真野千晶が先輩や同僚とともに、クレーマー患者たちに向き合っていくサスペンスも交えたヒューマンドラマです。

 私は千晶の母、真野佑子役です。千晶は、患者を診て治療がしたいと、それまで勤務していた大学病院を辞め、「患者を大事にする」と評判の病院で働き始めます。患者さんを第一に考えられる優しい心を持った彼女はきっと笑いの絶えない家で育ったんだろうなとまず想像しました。話す前から笑っちゃったりする方にときどきお会いしますが(笑)、そんなイメージで近くにいると周りまで明るくなるような母を意識しました。

佑子はアロマオイルを作って近所の人に配る心優しい女性

 また、佑子は若年性認知症を患っているのですが、悩みを抱えて帰って来た千晶に、生きていく糧になるような一言を言うんです。とてもすてきなセリフをいただきうれしかったですね。

認知症が進み〝お財布がない、泥棒に盗まれた〟と言い出す佑子に…
久しぶりに帰省した千晶(貫地谷しほり)は胸を痛める

 私はいつも、現場にお漬物や煮物を持っていくんです。「これは真野家の味よ」と言って差し入れをすると、娘役の貫地谷さんや高梨臨ちゃん、夫役の伊武雅刀さんもみんなすごく喜んでくれましたね。撮影期間はあっという間に感じるほど、とても楽しい時間でした。

その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す

敬称略

」の検索結果(0件)

お探しの検索条件では見つかりませんでした。
人物名を入れてください。