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山崎育三郎 山崎育三郎

山崎育三郎ミュージカル俳優やまざきいくさぶろう

1986年生まれ、東京都出身。2007年にミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役に抜擢。主な出演作にミュージカル「モーツァルト!」「エリザベート」「プリシラ」、ドラマ『下町ロケット』『私たちはどうかしている』など。2017年、実写映画『美女と野獣』で野獣の日本語吹き替えを担当。NHKでは、ドラマ10『昭和元禄落語心中』などに出演。連続テレビ小説『エール』では、主人公・古山裕一の幼なじみ、佐藤久志を演じている。

バナナ♪ゼロミュージック
「ゼロからのミュージカルSP」(2017)

ゲスト

バナナ♪ゼロミュージック 「ゼロからのミュージカルSP」

インタビュー

 バナナマンのお二人がMCを務める、音楽の知識やスキルがほとんどゼロでも、さまざまなジャンルの「音楽の面白さ」をお伝えする番組です。僕は、「ミュージカル特集」の時に、昆夏美さんと出演させていただきました。

 番組内で、僕の人生を変えたミュージカルとして、「アラジン」をあげさせていただきました。この作品と出会ったときのことを今までも覚えています。子どもの頃にサンタさんに「野球のグローブください」と書いて、寝て起きたら、アラジンのビデオが置いてあって、「グローブじゃない!」って思いながらも(笑)、ビデオを再生した途端にとりこになってしまいましたね。アラジンの映像の中に、「美女と野獣」の“野獣”が隠れミッキー的な感じで出てくるのを見つけてしまうくらい、何度も見ていました(笑)。このほかにも、オススメのミュージカル作品についても紹介しています。自分が好きなことについてお話しさせていただけるのは本当に光栄ですね。

 ミュージカルは、非日常に浸れる空間だと思うんです。帝国劇場でも、一歩会場に足を踏み入れると赤い絨毯がひかれていますし、物語の登場人物も王子様だったり、異国を感じさせるものが多く、別世界を体感できます。演じる側は、歌やダンス、お芝居もあって、全てをこなさなくてはいけません。大変さはありますが、カーテンコールで拍手をいただくと、何度やらせていただいても毎回感動してしまうので、ミュージカルはやめられません。

 番組の最後には、スピードワゴンの小沢一敬さんと、乃木坂46の秋元真夏さんと昆さんとで、番組オリジナルミュージカルをやらせていただきました。学園もので、コントの要素もあり、すごく楽しかった記憶がありますね。ミュージカルのおもしろさを分かりやすく紹介した番組に出演させていただいたことはとてもうれしかったですし、当時見ていた方が、少しでもミュージカルに興味を持っていただけていたらうれしいですね。

ドラマ10 昭和元禄落語心中(2018)

有楽亭助六(初太郎)役

ドラマ10 昭和元禄落語心中

インタビュー

 このドラマは、昭和の落語界を舞台に、主人公の八代目有楽亭八雲(岡田将生)を始め、芸の世界に身を投じた人々の生きざまを描いた作品です。私が演じた有楽亭助六は、前座時代から人気を博した天才落語家。八雲の親友であり、ライバルでした。若くして事故死してしまうという役柄で、亡くなった真相を探るミステリー要素もあり、素晴らしい作品でした。

 演じるうえでは、精神的にも体力的にも、過去最高に大変だったドラマかもしれません。撮影に入るまでに、古典落語を8演目覚えて、上下(かみしも)含めた所作も撮影までに身につけなくてはいけませんでした。当時、『モーツァルト!』というミュージカルに出演していて、千秋楽の2日後からドラマのクランクインというスケジュール。公演中も舞台袖で出番直前まで落語をそらんじていましたね。そして、出番になった瞬間に頭を切り替えて歌いながらステージ出て行くみたいな(笑)。“天才”と呼ばれるところまでやらないといけなかったので、かなり追い込んでやっていました。実際に寄席に行き、落語を拝見しましたが、言葉だけで観客を魅了していく世界に、まさに究極のエンターテインメントを感じました。そんな落語をやらせていただいて、すごく勉強になりましたし、役者として感謝しかありませんね。

土曜スタジオパーク(2018)

ゲスト

土曜スタジオパーク

インタビュー

 スタジオパークが閉館する前のスタジオだったので、観覧の方もいて、「どーも!」って言いながらお客さんの間を通るのが、“ザ!土曜スタジオパーク”という感じがあって、好きだったんですよね。『昭和元禄落語心中』の制作中の時期だったので、役柄上、ひげを生やしていて、“助六モード”だったんですけど(笑)、その状態でミュージカル『モーツァルト!』のナンバーを歌ったのがすごく印象に残っています。今は閉館してしまったあのスタジオパークで、お客さんを間近に歌うことができたのは、とても思い出深いですね。

 このときは、ドラマのPRを兼ねて岡田将生くんと出演させていただきました。岡田将生くんのことを、実は「まー君」と呼んでいるんですけど(笑)、共演した作品が大変だったのもあって、まー君は僕にとって戦友ですね。ふたりで本当に苦しみながら、支え合いながら『昭和元禄落語心中』を作らせていただきました。作品の中で、八雲と助六は、親友であり恋人以上みたいな(笑)、魂レベルで認め合う関係性の役柄だったので、プライベートでもすごく仲良くなりましたね。まー君は、人としても本当に優しくて誠実で、今でも彼を思うと胸がキュンとするくらい(笑)、大好きですね。役者をやらせていただいていると、作品の中で生きた時間が、自分が経験したかのように思うところがあって、“落語心中”で過ごした時間はすごく濃密で、彼は今も大切な存在です。

鶴瓶の家族に乾杯 2020特別編
日本の村スペシャル(2020)

ゲスト

鶴瓶の家族に乾杯 2020特別編 日本の村スペシャル

インタビュー

 僕が出演したのは、リモート収録の第一回目。笑福亭鶴瓶さんと地方に行って、“ぶっつけ本番旅”ができたらよかったんですけど、コロナの影響でロケは出来ませんでした。旅をするなら「村に行きたい!」とお伝えしていたので、これまでの映像の中でも、“村での出会い”を鶴瓶さんと一緒振り返りました。

 鶴瓶さんって本当すごいなってつくづく思いましたね。どこに行っても、地元の方々と昔からの友だちかのようにすぐ打ち解けていて。覚えているのは、「歌が好きだ」というある女性がいて、鶴瓶さんからリクエストされると、初めはすごい抑え気味で歌っていたんですけど、数分後には大熱唱していました。カメラがあったら、恥ずかしくてそこまで声を出せないと思っていたんですけど、鶴瓶さんの“マジック”ですかね。どんどん解放して行く姿はすごく印象的で、あれはなかなかできることじゃないですよ。自分が行ったときに、どこまで地元の方と打ち解けられるかは楽しみですね。

 旅をするなら、エンターテインメントを見る機会が少ない地域だったり、小さな「村」に行きたいんです。そういうところに住む、おじいちゃんやおばあちゃんを集めて、ミニコンサートを開きたいなと思っていました。みんなで童謡歌ったり、それこそ『エール』のモデルになった古関裕而さんの楽曲を歌ったりできたらいいですね。加山雄三さんがあるご自宅にお邪魔して、自分の楽曲をそこのおうちにあったピアノで弾き語りをしていて、地元の方はすごく感動されていたんですよね。音楽を通じて、地元の人たちとふれあうことができたら、すごく楽しいだろうなと思います。今なら「久志!」と声をかけていただけそうですしね(笑)。ぜひリベンジしたいですね。

連続テレビ小説 エール(2020)

佐藤久志役

連続テレビ小説 エール

インタビュー

 僕が演じているのは、主人公・古山裕一(窪田正孝)の幼なじみで歌手の、佐藤久志です。この役をいただいたときに、自分がこれまでやってきたことが全ていかされるような役どころでしたので、とてもご縁を感じました。僕自身、音楽大学附属高校から音大に通っていましたし、ピアノも弾いてきました。ドラマの中で、後輩のクラスに乱入して(笑)、夏目千鶴子(小南満佑子)さんと歌うデュエット曲は、学生時代に何度も聴いた曲でした。自分の全てをさらけ出せるような役との出会いだったので、本当に楽しんで演じさせていただいています。

 久志が別人のように変わってしまったときもありました。戦後、それまで歌っていた戦時歌謡が、多くの人を戦地に送る後押しをしていたのだと気づいた久志は、歌をやめてしまいます。これまでのキラキラした彼とは別人のように酒に溺れ、髪はボサボサで…。そんな腐ってしまった久志を立ち直らせようと、ぶつかってきてくれたのは、やはり裕一と、鉄男(中村 蒼)でした。ここまで本気で怒ってくれる親友はいないんじゃないかなというくらい、ふたりは熱い思いでぶつかってきてくれました。ふたりに申し訳ないと思ってしまうくらい、久志はずっと心を閉ざしていて、それでもめげずに何度も足を運んでくれて、涙が出るくらいうれしかったですね。

 そして、裕一は甲子園球場に久志を連れて行くのですが、久志が球場のマウンドに立って「栄冠は君に輝く」をアカペラで歌った場面は、思い出深いシーンになりました。歌うときに、この1年間が走馬灯のように思い出されて、コロナの影響でいろんなことがあって、僕自身ミュージカルが公演中止になり、人前に立つ場所を奪われました。それこそ、全国高等学校野球選手権大会が戦後初めて中止になってしまったり…。そんな思いで誰もいない野球場に独り立って、その歌を歌ったときに、もちろん久志の思いもあったけれども、それを越えて、ちょっとうまく歌えないくらい思いがこみ上げてくる瞬間がありましたね。一度は、どん底まで落ちた久志も、“福島三羽ガラス”、そして「栄冠は君に輝く」のおかげで、復活を果たしました。これからどんなフィナーレを迎えるのか、ぜひ最後まで見届けていただけたらうれしいです。

大河ドラマ 青天を衝け(2021)

伊藤博文役

大河ドラマ 青天を衝け

インタビュー

 日本資本主義の父と称される渋沢栄一(吉沢亮)の生涯を描いた『青天を衝け』で、伊藤博文を演じています。伊藤といえば初代内閣総理大臣として知られ、真面目で凜(りん)とした姿が思い浮かびますが、ドラマではフットワーク軽く、スッと人の懐に入っていくような人物。年齢や身分の上下に関係なく人と人をつなげる縁の下の力持ちのような存在だと感じています。演じていてすごく魅力的で、今まで自分が出会ったことのないような人です。

のちに初代内閣総理大臣となる

 伊藤は井上馨をはじめとした“長州ファイブ”の一員としてイギリス留学の経験があり、フランスへ渡った栄一と同じく、大いなるカルチャーショックを受けました。当時のイギリスは日本とは全く違う世界だったでしょうから、その影響はいかばかりかと思いますね。僕自身も高校生のころに1年間アメリカに留学していて、2000人の学生のなかで僕だけがアジア人という環境を味わいました。異国の地で本当に孤独を感じる時間が多かったので、僕自身のそうした経験も伊藤役を演じるにあたって少なからずリンクできる部分があると感じています。

薩摩の五代友厚(ディーン・フジオカ)とは旧知の仲

 見どころのひとつとなるのが、福士誠治さん演じる井上馨との友情。福士さんとは初共演ですが、とにかく声が大きくて豪快な井上像を演じていらして、現場でも居るだけで場の空気を一変させるような存在感です。あまりにも真っ直ぐであるが故に曲がったことをしてしまう井上さんを理解し、先輩を立てつつも、その言動をどこか笑ってしまう瞬間もある伊藤。そんな二人の関係性がすごく面白く、楽しんで演じています。
 また物語の主役である渋沢栄一は、とても情に厚く、人間的で泥臭い人物。横浜焼き討ちを計画した栄一に対し、伊藤はイギリス公使館の焼き討ちを決行した過去があり、共通した一面を持っているんですよね。そういった部分で同じ匂い、同じ魂を持っているのではと彼に興味を持つようになり、秘めた志の大きさを見抜いて大隈重信さん(大倉孝二)につなぐのですが、そこには同じ思いで国を変えていけるのではという思いがあったと感じています。

大隈重信(大倉孝二)邸で渋沢栄一(吉沢亮)の存在を知る
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