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本郷奏多 本郷奏多

本郷奏多俳優ほんごうかなた

1990年、宮城県出身。2002年、映画『リターナー』で俳優デビュー。05年、14歳にして『HINOKIO』で初主演を果たす。映画「テニスの王子様」「GANTZ」「進撃の巨人」「鋼の錬金術師」など大ヒット漫画・アニメの実写化作品に多数出演し、原作からの再現率の高さにより、大きな注目を集める。また昨年は興行収入57億円超えの大ヒットを記録した映画「キングダム」や蜷川実花監督の「Diner ダイナー」に出演し、大きな話題となる。NHKでは大河ドラマ『麒麟がくる』『56年目の失恋』『大江戸もののけ物語』と三作に同時出演し、まったく違った役どころを演じ分ける。

土曜ドラマ ちゃんぽん食べたか(2015)

古田政美役

土曜ドラマ ちゃんぽん食べたか

インタビュー

 さだまさしさんの自伝的青春物語で、僕はさださんとフォークデュオ「グレープ」を結成していた吉田政美さんをモデルにした役を演じました。ドラマの舞台は昭和40年代ですから、当時の風俗を再現するべく、衣装や髪型もそれらしくしていました。ベルボトムを履いて髪も重ためな感じで、当時のおしゃれを体感しましたね。

古田政美は高校生離れしたテクニックを持つギタリスト

 僕が演じた役はギターがとても上手な設定だったので、撮影に入る前から週2,3回のペースでギターを練習していました。ギターは全く初めてという訳ではなかったので、いわゆる当て振り(録音済みの音楽に合わせて演奏したふりをすること)のシーンはそれなりに出来たと思いますが、一度、主人公・雅志(菅田将暉)の部屋でアコースティックギターを弾くシーンがあったんです。アコースティックギターは触れると音が出ちゃうので当て振りが難しく、実際にお芝居のなかで弾くことになって…。普段はあまりお芝居で連続ミスをすることはないのですが、緊張して慌てたのを覚えています。

雅志(菅田将暉)は古田の音楽に対する真剣さにうたれる

 常に音楽に触れている作品だったので、休憩時間も傍らにギターがありました。練習がてら弾いていたら、菅田くんが一緒に弾き始めたりして、それがすごく楽しかったですね。実際に音楽をやってる人はこんな楽しい時間を過ごしているのかと、うらやましくなりました。

雅志と古田の作る音楽がやがて周囲の関心を呼び…

コワイオハナシノクニ
本郷奏多×「耳なし芳一」(2018)

語り

コワイオハナシノクニ 本郷奏多×「耳なし芳一」

インタビュー

 初めての一人芝居に挑戦しました。セリフの量が多く、芳一、和尚などいくつかのキャラクターを演じ分けなくてはいけないので難しかったですね。琵琶の練習もしました。

琵琶を抱え、小泉八雲の怪談「耳なし芳一」を語る

 また、顔にお経が浮かび上がる演出はプロジェクションマッピングを使っていて、それが結構厳密で大変でした。顔の位置を少しでもずらしてしまうと、耳にお経が映ってしまうのでジッとしていなくてはいけなくて…。普段から参加しているお芝居の現場とはちょっと毛色が違う雰囲気で、淡々と進んでいく感じが新鮮でした。珍しい経験をさせていただいたと思っています。

霊に取り憑かれた芳一を助けようと、和尚は芳一の体中にお経を書く

 『コワイオハナシノクニ』は、Eテレで放送されている子ども向け番組『おはなしのくに』のスピンオフ企画。僕自身、オカルトには興味がないので、ホラー映画や心霊番組は見ないのですが、普段触れないものに関われて面白かったです。ただ、子どもの頃ってこういう怖い作品がすごいインパクトを残すこともあると思うんです。だから、狙っているわけではなく、見てくれた人の印象に残ればいいなと思って演じていました。

琵琶法師・芳一の身の上に起こった怪異!

特集ドラマ「56年目の失恋」(2020)

菊池隆一役

特集ドラマ「56年目の失恋」

インタビュー

 1964年と2020年の東京を舞台に、ふたつの時代を生きる男女が時空を超えて出会うラブストーリーです。僕が演じるのは、1964年に生きる西洋料理店のコック・菊池。一見、無愛想でぶっきらぼうなようだけど、実は優しくて、過去にタイムスリップして困っているヒロイン・沙織に手を差し伸べる役柄です。コックという仕事が好きでプライドを持ってやっていて、多くを語らず、すごく男らしさを感じるキャラクターだと思っています。

見習いシェフの沙織(中条あやみ)は突然56年前にタイムスリップする

 初めて脚本を読んだときは純粋にお話が面白いなと思いました。タイムスリップを描いた作品なんですけど、SFにフォーカスしているわけではなくて、描きたいのは人間ドラマ。56年前は現代人の感覚とは違うことがたくさんあるのですが、シンプルな社会だったからこそ気づける人間の温かさが描かれていて、ほっこりするような気持ちになっていただけるのではと思います。

1964年の東京にとまどう沙織を、菊池と妹の和子(志田彩良)は温かく迎え入れる

 ドラマではコックという職業柄、料理をするシーンがあります。なかでも印象的だったメニューが“野菜くずのスープ”。普段なら捨ててしまうような野菜の皮や根っこを煮込んでこしたものなのですが、完成品は材料が“野菜くず”だったことを疑うほど味わい深くて驚きました。ドラマでも重要な役割を担うメニューなので、注目していただければと思います。

菊池との出会いが、料理への自信を失いかけていた沙織を変えてゆく
廃棄される野菜くずを煮込んだスープの味は…
〝料理人の仕事は、よく耳を澄ますこと〟

特集ドラマ「大江戸もののけ物語」(2020)

天の邪鬼役

特集ドラマ「大江戸もののけ物語」

インタビュー

 旗本の次男坊・一馬(岡田健史)と火焰(かえん)型土器から現れた妖怪・天の邪鬼(あまのじゃく)がバディを組んで、江戸市中で起こる事件を解決していく新感覚の時代劇。僕は天の邪鬼を演じたのですが、最初は単純に名前だけ聞いて、ずる賢い、悪い妖怪だという印象を抱いていました。でもこの作品ではオリジナルの解釈があって、言葉の印象とは裏腹に頼もしくて、かっこいい役に仕上がっているなと今は思っています。

一馬(岡田健史)は教え子のお雛(平尾菜々花)が土器に話しかけているのを見る
土器から妖怪・天の邪鬼が出現!

 天の邪鬼は顔や腕に火焰土器の模様が入ったような見た目が印象的です。実はこの見た目、毎朝2時間ほどかけて特殊メイクを施していたんですよ。ほかにも河童など凝った特殊メイクのキャラクターが登場するので、そうした部分もお楽しみいただけるのではないでしょうか。

河童(青山美郷)、猫又(森川葵)は天の邪鬼の昔なじみ

 また僕はこれまで、著しく戦闘能力が低い役ばかり演じてきたのですが(笑)、今回は珍しく強めの身体能力を持っているという設定で嬉しかったですね。武器は七股くらいにトゲトゲが付いている妖剣。この作品のために作ったオリジナルです。何パターンかあって、アクション用の軽いものはいいのですが、アップで映る時に持つ剣は金属バットを同時に5本くらい持っているような重さがある。それでも監督から「ここ、かっこ良く決めたいんでプルプルしないでください」と言われたりして(苦笑)。

 ドラマ自体は異色のバディものなので、一馬と天の邪鬼が、さまざまな事件を解決していくうちに絆を深めていく様子が見どころ。相容れないように見えた二人が妖怪と人間の垣根をこえていく心の動きを見ていただけたら嬉しいです。

旗本の次男坊・一馬と謎の妖怪・天の邪鬼がバディを組む!

大河ドラマ 麒麟がくる(2020)

近衛前久役

大河ドラマ 麒麟がくる

インタビュー

 大河ドラマは初出演です。今回の出演が決まって多くの方に「大河出るんだ、おめでとう」と言っていただくようになって、改めて特別な作品なんだなと感慨深いですね。実際に現場に入って実感しているのは、当たり前のことではありますが、制作チームがプロの精鋭集団だなということ。一流の出演者が顔を揃えるのはもちろん、スタッフの方々の意識も高いので、僕は自分の仕事をミスなくできるよう精一杯努めています。

 演じる近衛前久は、公家のなかでも政治を司る位の高い人物。公務の場ではきちんとしていますが、気取ったり偉ぶったりはしていなくて、心を許した伊呂波太夫(尾野真千子)には弱音を吐いたり、弱い面も見せるなど多面的に描かれています。若くして関白の位についていながら、その位置に甘んじていない、自分がなぜその位に座っているのかを理解している頭の良い人でもあります。一緒にいる人によって振る舞い方が変わるキャラクターは、公の人物としては珍しいタイプだと思うので、台本通りに人間らしく演じていけたらと思っています。見る方に親近感を持っていただけたらいいですね。

 関白という立場上、主座に座って大ベテラン、大先輩の役者さんが演じる登場人物のみなさんに「はは〜っ」と頭を下げられるシーンがあるんですよ。撮影前は冗談半分で「さぞ気持ちいいでしょうね」なんて言ってたのですが、実際にやってみるとめちゃめちゃ気持ちが悪かった(苦笑)。とはいえ、なかなか出来ない貴重な経験だと思い、胸をお借りしています。

連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ(2021)

五十嵐文四郎役

連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ

インタビュー

 連続テレビ小説は初めての出演なので五十嵐役をいただけてとてもうれしかったですね。母に報告したとき「(朝ドラは)毎回全部見ているからすごくうれしい」と喜んでくれたのが印象的でした。僕のなかでは“朝ドラ”とほかのドラマに大きな差異は感じていませんでしたが、配役が発表になると特に年配の方から「すごいね!」と声をかけていただけることが多く、改めてその歴史と作品の重みを感じています。

出会いは最悪だったひなた(川栄李奈)と五十嵐

 僕が演じる五十嵐は条映太秦の売れない大部屋俳優。不器用ながらも自分の夢や希望に一生懸命でまっすぐな男です。実は大部屋俳優の存在は聞いたことがあっても、詳しくは知らなかったので事前に資料をいただいて読み込みました。僕たちがやっている俳優業とは全く違い、いろんな常識やしきたりなど、独特な文化のある、特別な世界だったんだと感じましたね。

大部屋俳優として修業中の身

 ひなた(川栄李奈)の相手役ということもあり、登場したばかりのころは嫌味を言っても嫌われすぎないようにと、その塩梅(あんばい)に気をつかいました。「不器用だけれど、ひなたのことは気になっているんだろうな」と思っていただけたらいいなと。ひなたが時代劇を本当に愛している子だと知って、見方を変え、そこから急接近していく心情の変化も楽しんでいただければと思います。

お互い時代劇を愛していることを知り距離が縮まる

 お芝居のなかで立ち回りシーンも登場しますが、いわゆる時代劇の殺陣(たて)は初挑戦。今まで経験したことのあるアクションとは全く違いますから、きちんと見えるようにしなくてはと、お稽古をして挑んでいます。

大部屋の大先輩、虚無蔵(松重豊)に殺陣を教わる

 また共演の川栄さんは、すごく元気ですてきなお芝居をされる方。 “みんなに愛されるキャラクター”を作るのが上手なんですよ。ひなたはちょっと抜けていて、そこがまたかわいらしく、放っておけないと感じさせるキャラクター。そうした部分に五十嵐はひかれたのかもしれませんね。

ひなたがかけがえのない存在になっていく

 逆に五十嵐のことをひなた目線で見ると、突っかかってくる変なヤツだったのが、だんだんと応援できる存在に変わっていきます。言葉は足りないけれど、全力で頑張っている姿に心を動かされたのかもしれません。視聴者のみなさんも、そんな五十嵐の姿をご自身の若いころを思い出して、あるいはお子さんのことを思うような気持ちでご覧いただけたらうれしいです。

「ちゃんと毎日顔見せろ。寂しいだろ、バカ」
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