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竜星涼 竜星涼

竜星涼俳優りゅうせいりょう

1993年生まれ、東京都出身。2010年、ドラマ『素直になれなくて』でデビュー。13年『獣電戦隊キョウリュウジャー』でドラマ初主演。16年にはモデルとしてパリコレに参加。NHKでは連続テレビ小説『ひよっこ』、『昭和元禄落語心中』『ライオンのおやつ』などに出演。連続テレビ小説『ちむどんどん』ではヒロインの兄を好演。

連続テレビ小説 ひよっこ(2017)

綿引正義役

連続テレビ小説 ひよっこ

インタビュー

 演じた綿引はヒロインのみね子(有村架純)と同じ茨城の出身の愚直な好青年。上京後に失踪した彼女の父親(沢村一樹)の行方を親身になって捜す警官でした。そのためセリフは茨城ことばが多く、ここまでしっかりと方言でのお芝居をしたことがなかったので、初めての朝ドラ出演で気負いもあって、洗礼を受けた感覚がありました。

茨城出身の警察官・綿引

 というのも、方言のイントネーションをきちんと変えずに話さなくてはという思いが大きく、意識しすぎて芝居にとって大切な心のキャッチボールがうまくできなかったというのが正直なところ。自分のなかでは悔しい思いを抱えることの多かった現場でした。この経験を経て、方言を間違えずに話すことも大切だけれど、縛られすぎるともったいないと感じ、新たに出演している『ちむどんどん』ではリベンジマッチのような気持ちで役に取り組んでいます。

非番の日に同郷のみね子(有村架純)の父親の行方をさがす

 『ひよっこ』では有村架純さんがヒロインを演じましたが、彼女とは同い年で若いころから一緒に仕事をし、さまざまな話をしてきました。そんな彼女と朝ドラで共演できることは、素直にうれしく刺激をもらえました。お互いに俳優という仕事で戦い続けている同志のような存在として、この作品を通して絆を感じることもできました。

みね子たちが見守る中、夏の海で夕陽に向かって熱唱する

ドラマ10 昭和元禄落語心中(2018)

有楽亭与太郎役

ドラマ10 昭和元禄落語心中

インタビュー

 雲田はる子さんの人気コミックを実写化した作品でした。昭和最後の名人と言われる落語家・八雲(岡田将生)を主人公に、親友でライバルの助六(山崎育三郎)との秘められた過去を描いていく物語。僕は弟子を取らないことで有名な八雲に、どういうわけか手元に置いてもらえることになった弟子の与太郎を演じました。

刑務所を出てすぐに八雲(岡田将生)の寄席に押しかけて弟子にしてくれと直談判する

 落語を題材にしているとあって出演が決まったときから、役者もスタッフも覚悟を決めて撮影に挑みました。落語部分も含めるとセリフは通常のドラマの2、3倍。それだけに落語について色々と学んだのはもちろん、必死に落語と向き合ったことが思い出深いです。

八雲の家に住み込みで落語の修行をはじめるが…

 落語シーンは浅草演芸ホールで撮影していました。営業時間の後で高座をお借りしていたので、朝方に落語をしゃべっていることがほとんど。だからエキストラの方々が客席でリアルに寝てしまっているのを、どう起こして感動させ、笑って帰ってもらうかに全力でしたね。それだけに、お芝居上ではありますがエキストラの方々から良いリアクションをいただけた時は、本当の落語家になったかのような達成感と興奮を感じました。

八雲の独演会の前座をつとめるが練習不足で舞台を冷めさせてしまう

 また主演の岡田将生さんとは師弟の役でしたが、実際はそれほど年齢が離れておらず、僕の役がお調子者だったこともあって何でもよく話しました。どんな話も真摯(しんし)に受け止めてくださり、しかも振り幅のあるお芝居を座長として全うしている姿に圧倒され、この作品以来、僕の中では師匠のように感じる存在になりました。

さらに舞台の袖で居眠りをしてしまった与太郎に八雲は破門を言いわたす

 個人的には代表作のひとつだと思っているほど思い入れもあります。多くの方に見ていただけましたし、僕の良さも出せたのではないかと。同作の小林大児プロデューサーや脚本の羽原大介さんが組んだ連続テレビ小説『ちむどんどん』にお声がけいただけたのも、“落語心中”があったからこそだと感じています。

八雲との「3つの約束」を忠実に守り続けて、最後は九代目八雲を襲名する

ライオンのおやつ(2021)

田陽地(タヒチ)役

ライオンのおやつ

インタビュー

 余命を宣告された29歳の雫(しずく/土村芳)が美しい島のホスピス「ライオンの家」で過ごす人生最後の日々を描いた作品でした。島で明日葉(アシタバ)を栽培し、その魅力を世界に発信しようと夢見ているのが、僕の演じたタヒチ。残された日々を過ごすヒロインの雫や「ライオンの家」の人々とは正反対の、未来を感じさせる“陽”としての存在であることを意識していました。

島で明日葉の栽培に汗を流す青年・田陽地

 人の最期を扱った作品だったので、僕自身も役を演じながらさまざまに思いを巡らせることになりました。そんななかで思ったのは、毎日毎日を後悔せずに生きたいということ。自分自身が死期を悟ったとき、落ち込むのは当然だけれど、前に進んで残されている時間でどれだけ自分が楽しめるのか、あるいは誰かに何かを残せるかに目を向けられたら。もちろん実際にそうした状況に置かれてみないと分かりませんが、自分自身の最期も強く意識することになった作品でした。

余命宣告された雫(土村芳)から、ある言葉をかけて欲しいとお願いされる
「死ぬのは雫さんなんですから やりたいようにやってください!」

 主演の土村さんはとても瞬発力のあるお芝居をされる方。計算するというよりも、その場で感じたことを瞬時にお芝居に取り入れられるので、共演していてとても刺激的でした。どんな反応が返ってくるかわからず、こちらも彼女のお芝居に対応できるようにしっかりとした準備をして挑んでいましたね。思いも寄らない爆発力もあり、自分では想像していなかったお芝居の先に行けるような感覚も。そういう意味でも共演していてとてもわくわくしました。

明日葉の畑から大きく手をふって、雫の旅立ちを見送る

連続テレビ小説 ちむどんどん(2022)

比嘉賢秀(ひがけんしゅう)役

連続テレビ小説 ちむどんどん

インタビュー

 ヒロイン・暢子(のぶこ/黒島結菜)が沖縄料理に夢をかける姿を中心に、沖縄の本土復帰からの50年を描く連続テレビ小説。僕は暢子の兄で比嘉家の長男、皆から“ニーニー(お兄ちゃん)”と呼ばれる賢秀を演じます。いつも比嘉家のみんなをかき乱すだけかき乱し、ふいにどこかへ行ってしまうような典型的なダメ“ニーニー”。お母さんにかわいがられて育ち、何もしないのに、ものすごい自信にあふれているイメージです(笑)。

素行は悪いが心優しく家族思いの賢秀

 そんな賢秀は自分の信念に真っ直ぐすぎて、人を巻き込んだり、ときに傷つけたりするトラブルメーカー。でもそこには人への愛情や優しさがあるので、おっちょこちょいな兄貴として、どこか許せてしまいます。言い換えれば「余計なことをしなければ丸く収まったのに、なんでやったんだ?」ということばかりしでかすけれど、皆から愛される人。ドラマのなかではスパイス的な役割かと思っています。

高校時代にボクシングをやっていたので腕力だけは人一倍ある

 家族を描くドラマでもある『ちむどんどん』。比嘉家の一員を演じていて思うのは「こういう家族っていいなぁ」ということです。皆の結束や絆があり、誰が見ても憧れるような家族なんじゃないかな。僕自身は一人っ子なので、三人の妹がいる今回の役は兄弟が欲しかった自分の思いを投影しながらやっている部分があります。特に暢子とは同じシーンも多く、彼女の夢をずっと応援していくことに。その応援が空回りもするのですが……。

賢秀がおこしたトラブルで暢子(黒島結菜)が代わって謝りに行くことに…

 演じる黒島さんとは彼女がまだデビューして間もない10代のころに共演したことがあり、その素直な姿や表情に華を感じていました。今回、久しぶりにお会いしましたが、その魅力は何も変わっていませんでした。ですから僕自身も彼女とのお芝居のなかでさまざまに発見しながら、キャッチボールを楽しんでいます。そうやって築いていく兄妹の関係性がドラマを通して伝わればいいですね。そして、僕自身もまた半年間のドラマを通して、成長した姿をお見せできればと思っています。

落ち込んで帰ってきた暢子を“就職断った祝い”を企画して明るく迎える
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