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浅野和之 浅野和之

浅野和之あさのかずゆき

1954年生まれ、東京都出身。主な出演作に、ドラマ『義母と娘のブルース』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズ、『半沢直樹』、『となりのチカラ』『元彼の遺言状』、スーパー歌舞伎Ⅱ「新版オグリ」「ワンピース」、舞台「大地~Social Distancing Version」「23階の笑い」「友達」、三月大歌舞伎第一部「新・三国志」関羽篇など。NHKでは『チャンス』『おもひでぽろぽろ』、大河ドラマ『太平記』『八代将軍吉宗』『鎌倉殿の13人』に出演。

土曜ドラマ チャンス(2010)

三津井隆役

土曜ドラマ チャンス

「行けえっ!」有馬記念のクライマックスで自分の馬「チャンス」は信じられない伸びを見せている…。証券会社のキャリアウーマンだった藍田沙矢子はサラブレッド「チャンス」と出合う事で絶望のどん底からここまでやってきた。波乱に満ちた「チャンス」との日々、日本の金融界の支配を目指す男との対決。夢を諦めずに生きる人々を、美しく愛いとしいサラブレッドたちと共に描いたヒューマンドラマ。(連続6回)

原作:小林慧 脚本:長川千佳子 音楽:小林洋平

土曜ドラマ
55歳からのハローライフ(2014)

川上朗役

土曜ドラマ 55歳からのハローライフ

1話読みきりの5編の作品からなるドラマ。5人の主人公は、ごく普通の人々。ごく普通の人々に起こるごく普通の出来事を、リアルに描く。定年後、老後に訪れる困難さは一様ではない。だが、残酷な日常を抱えていることに変わりはない。老いてからの婚活、再就職、家族の崩壊、親友との別れ、ペットの死…。主人公たちは日常の不安から目をそむけず、最後には新たな道を探ろうと歩み出す。(全5回)

原作:村上龍 脚本:大森寿美男 音楽:清水靖晃

シャーロックホームズ(2014)

ロイロット役

シャーロックホームズ

三谷幸喜脚色の人形劇第2弾。コナン・ドイルの「シャーロックホームズ」を、学園ミステリーとして大胆に脚色。ロンドンの学校に通う15歳の少年シャーロックとワトソンの友情と成長の軌跡を描く。事件の鍵を握るトリック、登場人物のキャラクター像など原作の魅力を生かしつつ、三谷流のウイットやユーモアが加えられた。(18話/原作: コナン・ドイル/脚本: 三谷幸喜/人形デザイン: 井上文太/音楽: 平松加奈)

原作:アーサー・コナン・ドイル 脚本:三谷幸喜 音楽:平松加奈

ドラマ10 美女と男子(2015)

塩田充役

ドラマ10 美女と男子

IT企業に勤める沢渡一子(仲間由紀恵)は仕事はできるが、自己主張が強すぎて人望がない。ある日、突然出向を命じられた一子が出向先を訪れると、そこは並木(森本レオ)という男が経営する小さな芸能プロダクションだった。所属タレントたちの無気力ぶりに愕然とする一子だが、ここで業績を上げて本社に復帰するべく、新人をスカウトしに街へ出る。そこで一子は、ルックスはいいが態度の悪い遼(町田啓太)という若者に出会う・・・。

作:田渕久美子 音楽:河野伸

京都人の密かな愉しみ
Blue 修行中 送る夏(2017)

杉下民蔵役

京都人の密かな愉しみ Blue 修行中 送る夏

インタビュー

 京都の静謐な感じをよく描いている作品で、出演前から好きでよく見ていました。無駄な説明がなくて、すごくセリフが研ぎ澄まされています。音楽もステキですし、京都人と京都をぎゅっと凝縮して見せているようですよね。

未だ独身の杉下は幼なじみの志保(秋山菜津子)に密かに思いを寄せている

 念願叶って出演のお話をいただき、とてもうれしかったのですが、京ことばには苦労しました。しかも演じたのは林遣都さん演じる若林ケント幸太郎の母・志保(秋山菜津子)の幼なじみで、彼女が営むBar Forest Downの常連客。京都出身で地元の市立高校で国語を教えている教師で、京都検定一級を持つ役どころでしたし、長い説明ゼリフと京都弁に苦労しました。

京都人でありながら京都検定1級を持つ杉下は度々その知識を披露する

 関西弁とひと括りにしがちですが、京ことばは微妙なイントネーションが難しかったですし、京都の方は長い歴史の中で受け継がれていることばも大切にされていると思いますので、違ってはいけないと随分前から準備したことを覚えています。現場で方言指導の方から「大丈夫!」とお墨付きをもらって何とか演じたものの、練習する時間がなければ手も足も出なかったと思います。

杉下はBar Forest Downに通うようになった洛志社大学教授のエドワード・ヒースロー(団時朗)にライバル心を抱く

 撮影は1日でしたので、「ガッ」と集中して取り組まなくてはいけませんでした。この作品は全編京都で撮影しているところがとても贅沢で、僕が出演したBar Forest Downのシーンは京都の東映で撮影していました。ですから、撮影に向かう新幹線のなかで気合いを入れたことを覚えています。

五山の送り火の日、火が消えるのを待ちながらその歴史について話す杉下とヒースロー

 常盤貴子さんが出演されていたシリーズから始まり、僕が出演した“Blue 修行中”シリーズと続きましたが、それも最終回を迎えてしまいました。実は別の回の撮影時にスケジュールの関係で出演できず、またいつかと思っていたので残念です。本当にいい作品でした。

おもひでぽろぽろ(2021)

杉本正伸役

おもひでぽろぽろ

インタビュー

 松坂慶子さん演じるヒロインのタエ子が小学生だった日々を思い出し、封印してきた女優への夢をふたたび追いかける物語でした。僕が演じたのはタエ子の夫、正伸役。脱サラしてタエ子とともに洋食屋を営んでいたものの、いまは病院で闘病しているという設定でした。再び夢に向かってイキイキとしているタエ子を応援する穏やかな人物でしたね。

「なあタエ子、これからは好きなことやりな」 正伸は長年苦労をかけてきた妻・タエ子(松坂慶子)の夢を聞き、優しく背中を押す

 この作品のお話をいただいたのは新型コロナウイルスが流行する前のことでしたが、やがてコロナの影響で撮影の目処が立たなくなり、一度は立ち消えになったかと思っていました。そんな状況下でようやく撮影が始まり、内容も時代を反映した演出に変化。コロナ禍という設定でマスクを付けて演技をしたり、タエ子が楽しみにしていた発表会が中止になる流れなどリアリティのある展開になりました。

自宅にいるタエ子、孫のみずき(横溝菜帆)、娘の夏希(杏)とビデオ通話する正伸

 ドラマのなかで描かれたタエ子の子ども時代の情景は懐かしく共感できました。電動鉛筆削りや電気製品の話など、女の子目線ではありましたが、それがかえって面白かったです。
 また松坂慶子さんとはほとんど同世代で30年ほど前に一度共演したことがありました。おきれいなのは言うまでもありませんが、自然体ですてきな女優さんだと感じました。タエ子イコール(=)松坂さんと思えるようなお人柄で、ご一緒出来て楽しかったです。

仲良し夫婦の正伸とタエ子は、お互いを思いやる言葉をかけあい、投げキッスを交わす

雲霧仁左衛門5(2022)

桔梗屋役

雲霧仁左衛門5

インタビュー

呉服問屋の桔梗屋は欲に駆られ、若年寄の三好出羽守(筧利夫)の悪事に荷担する

 長く続く『雲霧』シリーズに参加できたことは光栄でした。演じたのは呉服問屋の桔梗屋で悪役の定番のような人物。リアルなドラマになると悪役といっても、その人がなぜ悪に走ったのかなどの側面が描かれることがあるのですが、『雲霧』は勧善懲悪の作品ですから、悪は悪に徹して演じることができました。

桔梗屋は大奥総取締の滝山(ともさかりえ)から隠し金十万両の運び出しを命じられる

 屈折率の高い悪い人を演じるのは面白いですね。今回も楽しみながらお芝居ができました。欲に駆られて権力者に袖の下を渡し、結果的には裏切りに遭うのですから浅はかな人物でしたが、もっと露悪的にしても良かったかなという気もしています。

隠し金十万両を運び出すシーンが撮影されたのは二条城の一角

 撮影は京都の松竹撮影所で行いました。やはり時代劇の本場での撮影は楽しかったです。終盤に大奥から裏金を持ち出すシーンがあり、その撮影をしたのがなんと二条城! あの二条城で撮影ができるなんてさすがNHKだなと驚きましたし、やはりセットで組むのとは違う本物の持つ重厚感はリアリティがありました。

運んだ隠し金が偽物だと知った桔梗屋は臍を噛む(ほぞをかむ)が…

大河ドラマ 鎌倉殿の13人(2022)

伊東祐親(いとうすけちか)役

大河ドラマ 鎌倉殿の13人

インタビュー

「しらばっくれるのもほどほどにせよ!」 娘の八重に子どもを産ませ、伊東の監視から逃れて北条の館に匿われる源頼朝(大泉洋)と、知らぬ存ぜぬを決め込む北条家に、怒り心頭の祐親

 『鎌倉殿』にはもともとお話しは頂いていましたが、伊東祐親役の辻萬長(つじかずなが)さんが病気で降板されたことから、急きょあの大役をお引き受けすることになりました。その後お亡くなりになった萬長さんの無念な気持ちを思うと複雑な思いもありましたが、三谷さんからもお話をいただき、自分なりの祐親を精一杯演じさせていただくことにしました。

「千鶴丸は佐殿と私の子。あなたは血の繋がった実の孫を殺したのです!」 八重(新垣結衣)の核心を突いた非難に思わず目を逸らす

 祐親は一族を守っていかなくてはならないという強い思いのある人物で、その責任感から孫にも手をかけてしまうような冷酷な一面が際立っていました。現代では考えられないようなことですが、頼朝(大泉洋)への復讐心もあったでしょうし、一族を率いる人間としてのけじめもあったのではと思います。

「八重。お前、後ろ姿が母親に似てきたぞ」

 そんな祐親でしたが、やはり最期は人間らしさが感じられ、演じていて救われた思いでした。結局は娘の八重(新垣結衣)を思っていたことが伝わり、そういう人間として描いてくださって良かったですね。また、ラストで殺される姿を見せなかったのは、見る方に想像させる演出ですばらしかったです。ああいう形で死を想像させることで、最後に娘と心を通わせたあのシーンが残像として残る結果になったのではないでしょうか。きっとそれによって祐親は最期に救われたのだろうと、演じていて思いました。

「爺様はもう、帰っては来ません!!」 千鶴丸を殺した祐親を殺せば、自分と政子との間に健やかな子が生まれると信じ、実行させた頼朝を、無礼を承知で非難する北条義時(小栗旬)

 時が経って、義時(小栗旬)も比企の乱で頼朝の孫を殺すという選択をすることになります。思えば弱肉強食のすごい時代だったのだと思いますね。どうしたら生き残っていけるか、最後に信じられるのは自分しかいないという境地に繋がっていくのでしょうが、単純に権力欲だけでは説明できない、まだ人が人として扱われていなかったような野蛮な感覚が残っていた時代だったと思います。

「は?馬鹿を申せ。儂がお前の面倒を見てやるわい」

 当初は北条家の人々を中心に家族の賑やかな様子が描かれていましたが、ドラマが進行するにつれ、だんだんとシビアな側面が描かれるようになっていきました。思えば祐親親子の死はその序章ともいえるような出来事。ここから義時は祐親と同じように一族を守る者としての選択を重ねていくことになったのかもしれません。

特集ドラマ
ももさんと7人のパパゲーノ(2022)

山口役

特集ドラマ ももさんと7人のパパゲーノ

インタビュー

 「死にたい」気持ちを、それを誰にも打ち明けられず日々を過ごす主人公のもも(伊藤沙莉)が、同じような気持ちを抱えつつ、“死ぬ”以外の選択をして生きている人たち(パパゲーノ)と出会う物語。僕は彼女が出会う6番目のパパゲーノ、山口を演じました。

「解熱剤持ってない?」 暗闇から近づき唐突に訪ねて、もも(伊藤沙莉)を仰天させる山口

 扱ったテーマはとてもデリケートなものでしたが、演じていて感じたのは、やはり人は人と繋がらないと生きてはいけないし、成長もしないんだということ。ももさんも、7人のパパゲーノと接することによって、もう一度自分の生き方を見つめ直すことになるでしょう。

「所詮社会とかお金とか人間が後から脳みそで作ったもんだからよ、だから本能には関係ないんだわな。俺もそこに混ぜてもらえなくて、何回も生きづらいなと思ったけども、こうやって誰かに助けてもらったりしてさ、何だかんだ生きてんだよ」

 物事が合理化されつつある現代では人と人とが出会わなくても仕事や生活が成り立ってしまう。例えばスーパーに行っても、セルフレジで会計を済ませれば人と接しませんから。そういう世の中は便利ではありますが、一方で孤独感を深める人が増えているのも事実だと思います。商店街の顔なじみのお店で日々買物をしていれば、その日来なかったお客さんを心配したり、知り合いに様子を聞くことだってあるでしょう。良きにつけ悪しきにつけ、昔はそんなコミュニケーションがあって世の中が成り立っていましたよね。

「やっぱ働いた方がいいですよね…」
「そりゃどっちだっていいだろ」
仕事を辞めた後ろめたさから出た発言を、否定も肯定もしない山口の考えに、ももは初め、衝撃を受けるが、次第に気持ちが軽くなっていく

 その点、僕が演じた山口はAIにはない、人間が持つ曖昧さを抱えた人物。例えば何かをしようとしていても「きょうは疲れたから明日から」と思ったり「やっぱりそれではいかん!」と考え直したり、人間は白か黒かでは割り切れないもの。僕は山口みたいな生き方はできないけれど、そういう意味で人間らしくて面白い役だなって感じています。

「社会に組み込まれなくても生きている奴もいるんだから、まぁ、それが一番人間らしいわな」
「なのに社会に戻るんですか?」
「いやだから、それは俺の気分だって、俺はほら、出入り自由だから」

 ホームレスの山口は仕事をしたいと就職活動をしていますが、この役に出会ってふと、30年も前に息子を連れて行った公園にいたおじさんのことを思い出しました。働きたいのだけれど住民票がなくて難しいと話していて、その時僕は想像したこともない事実に触れてかなりショックを受けたことを覚えています。少しでも悩んでいる方に寄り添えたらいいですね。

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