50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
吉川愛 吉川愛

吉川愛女優よしかわあい

1999年生まれ、東京都出身。主な出演作はドラマ『恋はつづくよどこまでも』『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』。映画『虹色デイズ』『十二人の死にたい子どもたち』『ハニーレモンソーダ』など。NHKでは連続テレビ小説『おちょやん』、大河ドラマ『いだてん』、『就活生日記』『今ここにある危機とぼくの好感度について』などに出演。ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』ではヒロインのクラスメイト役を好演。

大河ドラマ
いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019)

田畑あつ子役

大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」

インタビュー

 日本人で初めてオリンピックに参加した男・金栗四三(中村勘九郎)と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部サダヲ)を主人公に、スポーツを通して明治から昭和にかけての近現代史を描いた『いだてん』。宮藤官九郎さんが手がけた脚本でも話題になった同作で、私は主人公・田畑の次女・あつ子を演じました。

東京オリンピック開催に奔走する田畑政治(阿部サダヲ)

 あつ子の登場はドラマの終盤から。当初は、まさか自分が出演することになると思ってもみなくて、宮藤さんが描かれる独特な世界観と、キャストの皆さんの豪華さにひかれ、視聴者として見ていました。演じる役が主役の田畑さんの娘だと聞いたときは、お父さんの側でさまざまなことを見聞きしながら成長したという設定で役づくりをしなければいけないと、内心少し焦りました。でも、こんなすばらしい作品に少しの間でも加わることができて、うれしかったです。

田畑の娘・あつ子

 撮影には途中からの参加でしたが、両親役の阿部サダヲさん、麻生久美子さんをはじめ、現場の皆さんがとても和やかなムードで迎えてくださいました。キャストさん同士の仲が良かったので、和気あいあいとした様子を眺めているだけでも楽しかったのを覚えています。

田畑邸で開かれる「裏組織委員会」
母・菊枝(麻生久美子)とともに父を支える

 ただ、大変だったのは髪型。日本で一度目の東京オリンピックが開かれた1964年ごろのヘアメイクを再現し、かなりボリュームのある髪型にしていただいていたんです。実はその支度に1時間以上もかかっていて、1番先にヘアメイクに入っても、私が最後に終わるほどでした。メイクさんはすごくご苦労をされたと思います。撮影が終わってヘアセットを解いても髪がこんもりしたままだったので、帰るときには帽子が欠かせなかったのも思い出深いです。

連続テレビ小説 おちょやん(2020)

宇野真理役

連続テレビ小説 おちょやん

インタビュー

 戦前から戦後の大阪を舞台に“大阪のお母さん”と慕われた女優・竹井千代(杉咲花)の半生を描いた物語でした。私が演じたのは富山の実家を家出し、京都の映画撮影所近くにあるカフェー「キネマ」で女給をしている真理。住み込みで働きながら女優を目指していて、同室だったことから千代ちゃんと仲良くなります。

富山の家を飛び出してから何年も帰ってない真里

 真理は女優デビューを夢見て日々オーディションを受けているものの、富山ことばのなまりが強くてなかなか思うようにいかないという設定でした。東京出身の私は、真理役で初めて方言を話す役に挑戦するのがうれしかったのですが、富山の方言はあまり聞いたことがなかったので、まずは富山ことばを知るところからのスタートでした。方言指導の先生に教えていただいたり、家やホテルで練習をして撮影にのぞんでいました。でも、いざ撮影になると皆さんの大阪ことばに引っ張られそうになり、苦労しました(笑)。

家出した家族を見返すため女優になりたいと伝える

 作品はNHK大阪放送局の制作だったので、2週間ほど大阪に滞在して毎日撮影をしていました。現場に入るとセットが細かな部分まで丁ねいに作られていて、演じる真理のキャラクターや生活感が分かって面白かったです。どのセットも設定に合わせた小道具が飾られていたので、細かく見ても楽しめるものになっていたと思います。また、現場はすごくアットホームでスタッフさんたちもとても優しかったです。

真里が働くカフェー「キネマ」は細かな小道具まで作りこまれている

 真理は衣装もすごくステキでした。日ごろからお洋服よりも和装が似合うねと言われることがあり、ずっとお着物を着てお芝居ができる貴重な機会をいただき、うれしかったです。メイクもかわいかったし、髪飾りのお花も印象的でした。あの髪飾り、実際につけていると迫力ある大きさに感じていたのですが、映像で見ると違和感がなくかわいくて、実際と映像で感じ方が違うのが不思議です。

大きな花で作られた真里の髪飾り

ドラマ 就活生日記(2021)

川村あかり役

ドラマ 就活生日記

インタビュー

 コロナ禍での就職活動をオムニバス形式で描いた1話5分のミニドラマです。私が演じる主人公・あかりはこれまでどの世代も経験してこなかったコロナ禍での就職活動の真っ最中。私自身、就活の経験はないのですが、あかりを演じるなかで、自宅でのリモート面接の苦労や、気持ちの切り替えの難しさなどを目の当たりにし、就活生のリアルに初めて触れることになりました。

自宅でリモート面接

 このドラマをきっかけに周囲の友人にも就活の話を聞いたのですが、やはり「家でのリモート面接が恥ずかしい」とか「何を言ったらいいか分からなくなる」という悩みがあるようでした。あかりを演じるなかで、例えばリモート面接用に要点を書いた付箋(ふせん)をパソコンの周囲に貼っていたり、箇条書きにしておくなどの対策をしていたので、友人にもそんなアイデアを話すことができました。ちょっとしたことだと思いますが、これまでは何も言ってあげられなかったので、うれしかったですね。

パソコンの周りは面接対策の付箋だらけ

 就活を擬似体験してみて、コロナ禍での就活にはこれまでとは違う大変さがあることを実感しました。だからこそ、少し息抜きをしたり、休んだりすることが大事だと思います。親しい友人や、家族と話したり、気持ちを共有してもらうのも大切だと思いました。

土曜ドラマ
今ここにある危機とぼくの好感度について(2021)

ユウナ役

土曜ドラマ 今ここにある危機とぼくの好感度について

インタビュー

 「むずかしいことは考えない。偉い人には好かれたい。」そう考えて生きてきたはずの元イケメンアナウンサー・神崎真(松坂桃李)が、母校である帝都大学の広報マンに転身。次々と起こる不祥事に翻弄される姿をコメディタッチに描いた作品でした。

正義感の強い新聞部に所属するユウナ

 私が演じたのは新聞部に在席する大学生のユウナ。教授の不正論文を告発する記事を新聞で取りあげたり、外来種の蚊の健康被害を調査しようとして刺されてしまい、高熱を出したりする、問題意識の高い学生でした。ユウナとは同年代なので等身大の演技ができると思っていたのですが、私とは違う部分も多く、意外と役づくりに苦労しました。

外来種の蚊の調査で刺されて入院することに

 というのも、登場シーンでいきなり主役の神崎さんに対して、刑法の条文を読み上げるシーンがあったんです。慣れない言葉だったりしたので、どんなふうに話せば自然に伝わるんだろうと考えながら演じました。

スマホで神崎(松坂桃李)を撮影しながら刑法第235条を読み上げる登場シーン

 ドラマで取り扱っている問題は実は身近に起きているような出来事が下敷きになっていたりして、今伝えたいメッセージが詰まっていました。それと同時に作品自体がとても面白く、ハラハラしたかと思うとほっこりする要素があったりと見ごたえある作品になっていると思っています。

古見さんは、コミュ症です(2021)

万場木留美子(まんばぎるみこ)役

古見さんは、コミュ症です

インタビュー

 誰もが振り向くほど美しい女子高校生・古見さん(こみ/池田エライザ)は、実は人と話すことがほとんど出来ない悩みを抱え続けています。高校生活スタートの初日、平凡で小心者の男子同級生・只野くん(ただの/増田貴久)と急接近。二人は、ある途方もない目標に向かって、ぎこちなくも健気な一歩を踏み出します。

ガングロにド派手なメイクのヤマンバギャル・留美子

 私が演じるのは万場木留美子。ヤマンバギャルメイクとギャル語の強烈なキャラで、クラスでは浮いた存在です。お昼休みは女子トイレの個室で過ごすことが多く「こんなはずじゃなかったのに」と涙を流すシーンが印象的。実は寂しがりやで、クラスメイトたちと一緒にお昼ごはんを食べたいと密かに思っています。

女子トイレで一人、お弁当を食べながら涙する

 ヤマンバギャルの役を演じるのは初めてのことでした。黒いファンデーションを塗ったり、つけまつ毛を付けたり、髪の毛にはカラフルなエクステを付けたり。どれも新鮮で楽しいです。ヤマンバギャルメイクってすごいんですよ。泣いたら下まつげが受け皿になって、涙がこぼれてこなくて(笑)。びっくりしました。

お母さん直伝によるヤマンバギャルメイク

 万場木ちゃんを演じていて感じることはたくさんありました。私自身、あまりコミュニケーションが得意な方ではないので、演じながら万場木ちゃんの気持ちがよくわかり、かわいそうだなと思う反面、演じやすくもありました。それから、私も只野くんのような人と学生時代に出会いたかったですね。こんな人と出会えたら、きっとうれしかっただろうなぁと思います。

精神的に追い込まれていたところを只野(増田貴久)と古見さん(池田エライザ)に助けられる

 この作品が取り扱っているテーマは実はすごく繊細で、難しい。ですからセリフの一つ一つにおいても、表情や声色を使い分けて、どうやったらお芝居の意図が正しく伝わるか、スタッフさんや、キャストの皆さんと一緒に考えました。そうやって皆さんと丁ねいに作った作品を多くの方に見ていただけたらうれしいです。

今まで一人だったが少しずつ友だちが増えていく

 見どころがたくさんあるドラマですが、万場木ちゃんを演じている私としては、やはり彼女の成長に注目していただきたいです。不器用だけれど根はすごくいい子ですから。もちろん彼女だけでなく、全員が個性の強いキャラクターばかりなので、見ていて飽きないと思います。最後までお楽しみいただけたら幸いです。

ヤマンバメイクから素顔に自信が持てるようになる
その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す

敬称略

」の検索結果(0件)

お探しの検索条件では見つかりませんでした。
人物名を入れてください。