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前田公輝 前田公輝

前田公輝俳優まえだごうき

1991年生まれ、神奈川県出身。主な出演作に、映画『ひぐらしのなく頃に』『カイジ ファイナルゲーム』『HiGH&LOW』シリーズ、ドラマ『デスノート』『ダマシハナシ』『江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~』『ルパンの娘 第二シーズン』など。NHKでは、『さわやか3組』『天才てれびくんMAX』、BS時代劇『赤ひげ』シリーズなどに出演。連続テレビ小説『ちむどんどん』では、砂川智を演じる。

さわやか3組(2001)

村上晴夫役

さわやか3組

インタビュー

 10歳のときの出演作ですが、当時のことをしっかりと覚えています。『さわやか3組』は、4年3組の物語でしたが、僕自身も4年3組だったんです。すごい縁ですよね。

3組のみんなと「かくし事をしない」と定めてキャンプにのぞんだ晴夫は、親友のタカシ(西原信裕)から「何がかくし事をしないだ」と、いわれのない非難をされて戸惑う

 学校で道徳の教材として使われていて、授業のときにオンエアを見たこともありました。でも、どんな気持ちで見ればいいんだろうと戸惑っていたら、先生の配慮で僕だけ別の課題を出してくれて。本当はみんなの反応を見たかったんですけどね(笑)。友達からは、「この後の物語どうなるの?」って聞かれたこともありました。本当に懐かしいです。

タカシの方こそ、かくし事をしていると心配する晴夫は、クラスの仲間とはぐれたタカシを探し回る

 オーディションには、いろんな役のセリフも覚えてのぞんだのですが、主役の村上晴夫しかやらせてもらえなくて。全部覚えていた僕は、いろんな役を見せたいと思っていたようで、「なんで僕は村上晴夫ばっかりなんだ」と、グチをもらしていたと母から聞きました。主演をやらせてもらうなんてありがたいことなのに、そんなことを言っていたようです。昔から負けず嫌いで、モチベーションが高かったんですね。

「転校することを親友である自分に打ち明けられない」というのが、相手のかくし事だと二人して思い込んでいたが、実はどちらも勘違いとわかり、安堵する

 僕が出演している連続テレビ小説『ちむどんどん』で三浦大知さんが主題歌を歌っていますが、この作品の主題歌も三浦大知さんが歌ってらっしゃって。すごい巡り合わせだと感じています。三浦さんとは面識はないんですけど、僕が『さわやか3組』に出演していたことが書かれた記事を三浦さんのSNSに載せてくださって。本当にうれしかったですね。朝ドラやNHKの様々な作品にも出演させていただいていますが、僕の原点と思えるのは、やっぱり『さわやか3組』。思い出が多く、今でも大切な作品です。

プレミアムドラマ プラトニック(2014)

広末省吾役

プレミアムドラマ プラトニック

インタビュー

 『プラトニック』は、心を閉ざしたシングルマザーと謎の「青年」との間に芽生えた究極の愛が描かれたラブストーリーです。

補充中の缶ジュースを打楽器代わりにリズムを取る省吾

 中山美穂さん演じるシングルマザー・望月沙良には、生まれつき心臓疾患を持つ娘、沙莉(永野芽郁)がいて、彼女が強い発作を起こした夜に沙良は自殺志願者が集まるウェブサイトに「どうせ死ぬなら、娘に心臓をください」と書き込みます。誰も取り合ってくれない中、「僕の心臓を差し上げます」と不思議な青年(堂本剛)から返信が。それぞれの利害が一致した二人は同居することになり、次第に惹かれ合っていきます。数々の話題作を手がけてきた野島伸司さんのオリジナル作品で、胸に刺さるセリフの応酬がとても印象的でした。

心臓疾患を抱える沙莉(永野芽郁)と心臓を差し出すと申し出た青年(堂本剛)の手を握り、近い未来を見た省吾は、二人を応援するように

 僕が演じた広末省吾は、沙良がオーナーを務めるコンビニエンスストアで働く店員。レジ打ちの練習もして撮影にのぞんだのを覚えています。割とチャラチャラしたマイペースな役で、コンビニの中で相撲を取ったりとアドリブを入れて自由にお芝居をさせていただきました。また、握手をすると手を握った相手の近未来が見えるという特殊な役でしたね。撮影で使われたコンビニは、この作品のために実際に建てたと聞きました。本番中に地元の方が間違って入ってきたりなんてこともありましたね。

青年の手を再び握った時に見えた、近い未来とは…

 悲劇なのかハッピーエンドなのか最後まで気になる作品でした。改めて見てみたくなりますね。

プレミアムドラマ だから荒野(2015)

森村健太役

プレミアムドラマ だから荒野

インタビュー

 『だから荒野』は、桐野夏生さんの同名小説をドラマ化した作品です。

「お母さんて料理のセンス、ゼロだもんな。俺も何回か弁当で目が点になったもん」 母・朋美(鈴木京香)の誕生日を祝う席で、思い出話に花を咲かせるつもりが父・浩光(杉本哲太)と競うようにダメ出しし…

 鈴木京香さん演じる専業主婦・森村朋美が、自分をバカにする家族に愛想を尽かし、家出。たまたま車で通りかかった亀田章吾(高橋一生)、山岡孝吉(品川徹)に拾われて、たどり着いた長崎で自分の心に向き合っていく物語です。

「ここがお気に入りなのか?」
「うん」
「お前学校どうするの?」
「うん」
「どっちにしても俺ちゃっかりしてるからな」
「ふーん」
「ふーん(笑)」

 今でも印象に残っているのは、最終回で、弟・優太役の濱田龍臣くんと港で話すシーンについて、監督からセリフの相談をされたこと。母親が家出をして、バラバラになった家族が新たな家族の形をスタートさせる重要な場面で、「健太ならどんなセリフを言う?」と聞いてくれました。もともとは全く違うセリフでしたが、僕が即答した意見が採用されて、「前田くんに聞いて良かった」と言っていただきました。僕のアイディアが受け入れられて、役者として自信を持つことができた出来事でした。

 母親役の鈴木京香さんは、会話をしていなくても、僕のどんなお芝居も、全て微笑んで受け取ってくださって、圧倒的な安心感がありました。僕自身もお母さんとして鈴木さんを見ていたので、余計にそう感じたのかもしれません。

「あの人は迷ったことなんか無いんだよ。俺たちが野菜嫌いで全然食べないことがわかると、無駄だからぱったり出さなくなる。代わりに野菜ジュース買ってくる人だよ」

 この作品を通して母親の存在に改めて感謝しました。あるドラマで、ヤンキーの役をやっていたときに、母親からなんてことない話を振られて、乱暴な返事をしてしまったことがありました。すぐ我に返って謝りましたが、僕の特殊な仕事に対して、理解してくれている家族には、頭が上がらないですね。

BS時代劇 赤ひげ(2017)
BS時代劇 赤ひげ2(2019)
BS時代劇 赤ひげ3(2020)

津川玄三役

インタビュー

「ここは、赤ひげという暴君に支配されていて、誰も口ごたえが許されないんです」

 僕が演じた津川玄三は、“赤ひげ”こと新出去定(にいできょじょう/船越英一郎)が責任者を務める小石川養生所の医師で、正面から事実を受け入れようとしないちょっと曲がった性格のキャラクターです。『赤ひげ』は、時代劇でありながらそこまで難しい用語が使われていないので、カジュアルな現代劇にならないように意識していました。

「先のことなど誰にもわからん。それが人生だ」

 撮影現場では、船越英一郎さんがお芝居に対して色々教えてくださり、その関係性がまさに赤ひげと医師のような距離感でした。また、船越さんの食事会に参加させていただいたり、そういったプライベートな時間も通して、船越さんが現場の良い雰囲気を作ってくださいました。

縁談相手で両替屋の娘・おみつ(北香那)は頻繁に津川に会いに療養所を訪れていたが、本当の目的は別にあり…

 シーズン1から、みなさんにいい反響をいただきまして、どんどん津川先生にもフォーカスが当たっていき、すごくうれしかったです。自分がやっていることが間違ってなかったんだなと自信につながりましたね。シーズン3では、『津川の縁談』という、タイトルに初めて役名が入った回もありました。今では、恋愛もののドラマにも出演していますが、実はそれまでは、そういった作品にはあまりご縁が無かったんですよね。

「あの、これよろしければ。お世話になったお礼です」
「あぁ…」

 『赤ひげ2』で上白石萌音ちゃんにフラれるシーンがあるのですが、実は、その撮影の数ヶ月前にも他の作品で、萌音ちゃんにフラれているんですよ。なんの因果かわからないんですけど(笑)、面白いつながりを感じたのを覚えています。

「あの娘の、強さを信じてやれ」

 時代劇のお芝居について船越さんが丁寧に教えてくださいましたし、この作品は一話完結でとても見やすく、僕自身、時代劇へのイメージが変わった作品です。シーズン4も今後放送されますので、堅苦しく考えず多くの方に見ていただけたらと思います。

「こんな私でも医者だけは続けたいと思っています」

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
「見失った表情」(2022)

黒田役

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ 「見失った表情」

インタビュー

 星新一さんの短編小説を15分のドラマにしたシリーズ作品です。

「たまにそうやって一人で踊ってましたよね」
美容整形に加え、違法な表情操作機を顔に埋め込み、元の面影が無くなったアキコ(石川静河)に、大学時代の同級生・黒田が気付くことができたのは、アキコが好きな音楽を聴いている時の身振りからだった

 『見失った表情』は、大多数の人が美容整形をしている近未来の物語で、“きれい”とは何かを考えさせられるようなお話。フィクションでありながらコロナ禍の現代にも起こりそうな設定でした。

 ダンスシーンがあり、作中で踊るというお話を聞いたときは、とても不安だったんです。この作品の少し前にミュージカルに出演させていただいて、そのときにもダンスを経験させていただきましたが、一緒に踊る石橋静河さんは、ダンサーとして活躍されている方。余計に「俺、大丈夫かな」と思ってしまいました。でも踊ってみると、先生に「覚えるのが早いですね」と褒めていただいて、ミュージカルの経験をいかせたのかなと思います。

 ダンスレッスンのとき、香水をつけるような両手首をこすり合わせるフリで、なぜか僕は、腕が絡んでしまって、「どうやってこの絡みを取ればいいですか?」と、真剣にダンスの先生に聞いたことがありました。そしたら、静河さんが「なぜ絡むの」と、崩れるほど笑ってくれて(笑)。それで距離が縮まった思い出があります。静河さんはとてもフランクな方で、僕のそのハプニングを引かずに受け入れてくれて、その後の撮影も楽しめそうだなと思うことができました。

「私には何もないの。黒田さん、これがなかったら私のことをきっとつまらない女だって思う。嫌なところだっていっぱい見つける」
「それでいい。だから、僕のダサいところもカッコ悪いところも見つけてほしい。たまには、いいところも」
表情操作機の摘発係であることを明かした黒田は、踊っている時のアキコの表情を見て、もう操作機は必要ないと諭す

 星さんの作品をしっかり読んだのはこれが初めてだったのですが、題材が現実的に起こりそうだけど、よく考えてみるとあり得ないという設定がおもしろく、最終的には受け手の想像に委ねるような世界観が星新一さんの魅力なのだと思います。このシリーズの別の作品も見まして、『地球から来た男』では、高良健吾さん演じるある男が地球ではない星へ飛ばされるという物語で、当たり前と思っていたことが揺らいでしまうような内容でした。自分ってなんなんだろうとまで考えてしまって、見ていると不思議な時間が過ぎていきましたね。

連続テレビ小説 ちむどんどん(2022)

砂川智役

連続テレビ小説 ちむどんどん

インタビュー

 僕が演じているのは、比嘉暢子(黒島結菜)たち四兄妹の幼なじみ、砂川智。母・玉代(藤田美歌子)が病弱で、若い頃から家業の豆腐店を切り盛りしています。

野菜の仕入れ業者として独立する智は、商売が軌道に乗ったら自分との将来についての話を聞いてほしいと暢子(黒島結菜)に伝え、張り切るが…

 家計が厳しく、他の人よりも自分は必要なものが揃っている状態ではないと認識していた智は、自分の環境を変えようと人一倍努力をしてきたのだと思います。また、智は笑顔が多いキャラクターですが、それは家族を守るために必要だったから。小さい頃から豆腐店を手伝いながら、笑顔でいることも売り上げに関わってくると学んでいたのでしょうね。本当にプロフェッショナルです。仕事に対してはメンタルの強さを発揮する智ですが、恋愛となると不器用に…。そのギャップも意識しながら演じています。

「俺が叶えてやる、暢子の夢。ガンガン働いて、バッチリ稼いで、暢子に店を持たせてやる!」
「そういうことではないさ!うちの夢は、うちが自分の力で叶えんと!!」
暢子を幸せにしたいという智の思いは一方通行で…

 主演の結菜ちゃんは、常に余白を持たれている方だなと感じました。何か聞きたいことがあったとしたら、忙しい中でもいつでも声をかけやすい雰囲気を漂わせてくれていて、新しい主演の形を見せてくれます。ドシッと構えている印象もあって、現場がピリついても結菜ちゃんが動じずにいてくれるので、現場の雰囲気が元に戻るんですよね。本当にありがたいです。

「悔しいけど、これほどお似合いな二人はいません。結婚おめでとう!!」

 前半は血気盛んで、野望を貫いていく智ですが、回を追うごとに人生に対して余裕が出てきて、落ち着いたような印象になるように演じ分けています。そういった智の変化にも注目していただきながら、最後まで見ていただけたらと思います。

「俺は本気。歌子を応援したい」
智の熱意が、沖縄民謡のレコード歌手になりたいという歌子(上白石萌音)に勇気を与える
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敬称略

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