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伊丹十三 伊丹十三

伊丹十三映画監督いたみじゅうぞう

1933-1997年、京都府出身。父親は映画監督の伊丹万作。父の死を機に愛媛県松山市に転居。高校卒業後上京し、商業デザイナー、エッセイスト、映画俳優、CMディレクターなど、様々な表現手段に挑戦しマルチな才能を発揮。後年映画監督に転身し、51歳の時に初監督作品「お葬式」(1984年)で日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト1など数多くの賞を受賞。以後「タンポポ」「マルサの女」「あげまん」「スーパーの女」など、日本人の行動・思考様式を鋭くあぶり出す10作品を世に送り出した。NHKでは、大河ドラマ『国盗り物語』『峠の群像』『春の波涛』、『風神の門』など多数のドラマに出演。俳優としてだけでなく、『読書探検 私は本に救われた』『ETV8 ザ・ヒットメーカー86 表現の現場はいま』『伊丹十三が見た医療廃棄物の闇』など、教養番組やドキュメンタリー番組にも出演している。

偉人の言葉 Archived by NHK
―VOL2. 自分らしく編―(2022)

伊丹十三(映画監督)の言葉

作る時になったら 自分の作りたいものを作るしかないので
作ってる時にはお客にウケるためにこういうものを入れておこうとか
そういう気持ちは全然なくて 作りたいものをつくっている

『ザ・ヒットメーカー86』(1986.4.30)NHK ETVより

1986年に放送した討論番組にて、冒頭で「なぜ伊丹さんの映画はこんなに当たったのか?」という質問に、伊丹十三さん(当時53歳)が語った言葉。この番組は「ヒットを飛ばす秘訣、大衆のニーズや時代の潮流をどう捉えるか」をテーマに、テレビ・映画・CM・小説などのジャンルでヒットを飛ばしてきた7人が集って議論する内容だった。伊丹さんは「なぜヒットしたのかは僕には分かりません、ただ(脚本を)書いてる段階では見る人のことを考えないわけではない」と語った後、この動画の言葉を語った。討論の最後では「大衆というのは鼻づら引き回すことができない、結局、自分が満足するもの、納得いくものを作るしかない」と語った。パネリストは、ジェームス三木(脚本家)、野田秀樹(演出家)、林真理子(作家)、川崎徹(CMディレクター)、秋元康(作詞家)、秋沢信禎(テレホンカード企画部長)。司会は、筑紫哲也(ジャーナリスト)。

女の人の決断力や責任の取り方をみると
男よりちゃんとやっているような気がする
精神的に1対1で男と女が向き合った場合
女の方が上なんじゃないかという疑いを
常に私はもっているんですよ

『スタジオパークからこんにちは』(1996.6.19)NHK GTVより

1996年に放送した公開生放送トーク番組で、伊丹十三さん(当時63歳)がゲスト出演したときに語った言葉。この時、伊丹さんが監督した映画『スーパーの女』が公開したばかりで、番組ではその撮影秘話や映画哲学について話を聞いた。映画のテーマ選びについて聞かれると「映画は生もので1年ぐらい先を見ている、お客さんにとって今何が一番緊急のことか、そして見たいことか、かぎ分ける能力が必要」と語った。さらに “〇〇の女” という映画タイトルが多いことへの質問に対して「日本は男が弱い社会だと思っている、ニュースでよく会社の偉い人なんかが不祥事を起こした時に、秘書や女房のせいにして自分のやったことの責任を取れない人があまりにも多い」と答えた。男がもっと自立すれば女性問題はほとんど解決すると締めくくった。

今まで我々が既成観念でガチガチになっている
その既成観念にガン!と一撃を加えてひび割れをいらせて
まったく物事は 新しい光の中に新しい見方で見えてくる
それがやっぱり想像力だと思うんです

『BS討論「日本映画にルネサンスはくるか」』(1996.10.26)NHK BS1より

1996年に放送した討論番組で、番組の最後に伊丹十三さん(当時63歳)が語った言葉。当時の日本では他の先進国と比べて映画館に足を運ぶ観客が減ってきていたことから、日本映画復興へ向けて映画界をしょって立つ4人の監督たちが議論を繰り広げる内容だった。木下惠介や小津安二郎など巨匠たちの日本映画が形式主義で、そのアンチテーゼとして1960年代に大島渚や篠田正浩らによる新・映画運動「松竹ヌーベル・バーグ」の動きがあったという話の流れで、伊丹さんは「ヌーベル・バーグ」で一番ショックを受けたゴダール監督の『勝手にしやがれ』について話した。「なぜあれがそんなにショックを与えたのかというと、それまでの映画をぶち壊した。それまでの映画の登場人物、作り方、打ち出し方、全てが自由というものを目指した、自由とか想像力は何かを壊すことだ」と語った。出演は、栗山富夫(映画監督)、崔洋一(映画監督)、金子修介(映画監督)。司会は、市川森一(脚本家)。

偉人の言葉 Archived by NHK
VOL2. 自分らしく編

あの人に会いたい

既成概念に一撃加えることで
新しいものが見えてくる

あしたの家族

ある医師の家族を舞台に、大家族の日常生活の身近な問題を通して、社会や家族内の人間関係を明るく描いたホームドラマ。総合(水)午後8時からの1時間番組で全99回。作:小幡欣治ほか。音楽:斎藤高順。出演:佐野周二、沢村貞子、伊丹一三(のちの十三)ほか。

作:小幡欣治 音楽:斎藤高順

ファミリーショー

『クイズアワー』(1966)から引き続いて人気番組『ジェスチャー』を放送。加えて「演芸」 「いつか見た顔」 「ヒットメロディー」で構成する公開バラエティーショー。伊丹十三、ペギー葉山が総合司会を担当。後半、ぺギー葉山の出産により九重佑三子に交代。1968年3月に15年間続いた『ジェスチャー』が終了し、その他の部分は1968年度から『みんなの招待席』へ引き継がれた。総合(月)午後8時からの59分番組。

特集ドラマ 幻化

過去の体験から精神を病んだ男が、機内で一緒になった営業マンと、原体験を求めて海軍基地だった鹿児島を放浪する。その舞台は特攻隊の基地があった知覧、主人公の戦友が溺死した坊津、本土決戦の場といわれた吹上浜。耳元では「お前たちは戦後25年何をしてきたのか」という幻聴が響く。原作:梅崎春生。脚本:早坂暁。出演:高橋幸治、伊丹十三、渡辺美佐子、三谷昇、瀬川菊之丞、太地喜和子、名古屋章、佐々木すみ江ほか。

原作:梅崎春生 脚本:早坂暁

現代胸算用

身近な生活の話題から本格的な経済問題までを数字におきかえて、その具体的な損得勘定をしながら日本経済の問題として考える番組。「胸算用」は個人から社会、国の財政にまで及んだ。テーマは「浪人の効用」「粗食こそ美食なり」「借家礼賛」「ローンの功罪」「サラリーマン査定法」「老後はだれのもの」ほか。問題提起者として眉村卓、森敦、伊丹十三、團伊玖磨などが出演。総合(火)午後10時15分からの30分番組。

銀河テレビ小説 夏草の輝き

初の甲子園出場を勝ち取った地方の高校野球部。野球部には関係がなかった教師が、野球部長で妻の父である教頭の依頼で、遠征の資金集めに奔走するが、妻は産み月が迫っており、甲子園に熱を入れる夫が気に入らない。絶対にカンパしない頑固職人を熱意で説得し…何とか資金を調達する。しかし、甲子園での試合当日と妻の出産日が重なり…。遠征資金集めを軸に、地元住民の郷土愛をめぐって多彩な人間模様を描いた。(全10話)

作:山田太一 音楽:矢野顕子

土曜ドラマ サスペンスロマンシリーズ 死にたがる子

原作:藤原審爾/出演:伊丹十三、宮本信子/新聞記者の取材を通して子どもの自殺問題に焦点を当てた異色作。社会が変動してゆく中で、子ども達の変化が社会問題化した時代をとらえた作品。放送文化基金賞本賞。

原作:藤原審爾

水曜ドラマ 風神の門

大坂冬の陣から夏の陣に至る戦国末期を舞台に、霧隠才蔵、猿飛佐助ら若き忍者たちが、時代の荒波と闘いながら活躍する娯楽時代劇。総合(水)午後8時からの50分枠で全23回。原作:司馬遼太郎。脚本:金子成人。音楽:池辺晋一郎。主題歌:クリスタルキング。出演:三浦浩一、小野みゆき、磯部勉、樋口可南子、渡辺篤史ほか。

原作:司馬遼太郎 脚本:金子成人 音楽:池辺晋一郎

大河ドラマ 峠の群像

赤穂浪士の討ち入りを軸に、元禄時代と人々の姿を描いた。原作は元通産官僚の作家・堺屋太一。元禄を高度経済成長の「峠」を上り詰めた時代として捉え、赤穂藩断絶を企業倒産に見立て、経済の視点から「忠臣蔵」を見つめ直した。原作:堺屋太一。脚本:冨川元文。音楽:池辺晋一郎。語り:加賀美幸子。出演:緒形拳、丘みつ子、松平健、伊丹十三、多岐川裕美、隆大介、郷ひろみ、小林薫、古手川祐子、中村梅之助、宮内洋ほか。

原作:堺屋太一 脚本:冨川元文 音楽:池辺晋一郎 語り:加賀美幸子

土曜ドラマ 話すことはない

40を過ぎた独身の作詞家のもとに、テレビ局のレポーターが新人歌手との情事の取材に来たが…。富岡多恵子の短編からいくつかをベースにして、脚本家・井沢満がドラマ化。昭和58年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。音楽を担当したのが武満徹で、ドラマの挿入歌として作曲したが結局ドラマでは採用されなかった曲に井沢満が詩をつけ、生まれた合唱曲「島へ」は高校の教科書にも載ったというエピソードもある。(全1話)

脚本:井沢満 音楽:武満徹

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敬称略

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