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喜味こいし 喜味こいし

喜味こいし漫才師きみこいし

喜味こいしは、兄の夢路いとしとのコンビで人気を博した漫才師。軽妙なやり取りから生み出される品の良い笑い。「いとこいさん」の愛称で親しまれた上方を代表する芸人である。旅回りの役者の子に生まれた喜味こいしは、物心ついた時には舞台に立っていた。兄と漫才デビューをしたのは1937年、10歳の時。以来、2003年に兄が亡くなるまでコンビは66年間続く。しかしその間、喜味こいしにはずっと胸に秘めてきたことがある。広島での被爆体験である。少年兵として広島にいた喜味こいしは昭和20年8月6日、原爆にあった。多くの仲間たちが目の前で亡くなっていく姿を見て、「平和で笑いの絶えない世の中であってほしい」と願わずにはいられなかったという。
被爆体験を心に秘め、平和への願いを込めた漫才。笑いにかけた半生が語られる。

あの人に会いたい

平和のために漫才やったんかな

土曜ひる席

漫才を基調にしたスタジオ公開形式のお昼の演芸バラエティー従来の舞台(演者)対観客席という関係ではなく、演者と観客が同一フロアで一体化しながら笑いをつくり出す演出を心がけた。10分間の漫才を中心に、落語、奇術、曲芸、歌、声帯模写、郷土芸能、古典芸能等、多彩な演目を用意した。レギュラー出演:夢路いとし・喜味こいし。作・構成:織田正吉。総合(土)午後0時20分からの24分番組。大阪局制作。

原作:織田正吉 音楽:奥村貢

土曜ドラマ 大阪ドンキホーテ 旅立ち

昭和一ケタ生まれの重森八郎は、義理堅く人情にあつい、昭和のドン・キホーテ的な中年男。窓際族の八郎が、部下の責任をかぶって退職し、職探しに歩いているときに、イベント会社の青年社長とめぐりあう。ユーモラスでもの悲しい昭和男の義理と人情絵巻。第2話「極楽切符」では、一枚の写真を手がかりに人捜しを依頼してくる老婆にミヤコ蝶々が出演。テレビ初主演の芦屋小雁は意欲満々の演技を見せた。(全2話)

作:義野昭彦 音楽:やしきたかじん

笑いがいちばん

『演芸ひろば』(1991~1993)の後継番組。落語、漫才からコント、マジックまで、よりすぐりの出演者の「芸」を味わう日曜午後の演芸番組。ベテランから注目の若手まで、毎回3~4組がネタを披露。さらにトークやミニコーナーなどで多彩な構成とした。番組は16年続く長寿番組となり、初年度の渡辺正行から始まり、柳家小三治、ヨネスケ、爆笑問題、林家正蔵などが歴代司会を務めた。総合(日)午後1時台の29分番組(初年度)。

音楽:宇崎竜童

土曜ドラマ 極楽遊園地

瀬戸内海に浮かぶ過疎の島の町営遊園地の廃止が決まる。遊園地で働くことを唯一の生きがいにしている老人たちが自分たちの未来を自ら力で切り開こうと、奮闘を始める姿を描いた社会派ドラマ。 撮影に使われた広島県尾道市の千光寺山グリーンランド(2007年閉園)は、当時すでに利用者が大きく減り、行く先が案じられていたことから、「ドラマとは言え、妙にリアリティーがある」と話題になった。大阪局制作。(全1話)

作:安倍照男

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