浜松の初凧(はつだこ)

天高く、舞い上がれ!~健やかな成長を願って
  • 静岡県
  • 主な撮影地:浜松市南区中田島町
静岡県浜松市で、200年以上続く風習が「凧揚げ」。毎年5月の「浜松まつり」では、市内174の町が手作りの凧を揚げ、勇壮さを競います。「初凧(はつだこ)」と呼ばれる凧は、子どもの誕生を祝い、健やかな成長を願って揚げるもの。領主の跡継ぎ誕生を祝って揚げたのがはじまりと言われます。初凧を揚げる父親が必ず通る試練が、「糸目(いとめ)つけ」。凧から伸びる30本もの糸をバランス良く張る大事な作業。失敗すると凧がうまく上がりません。年の暮れに町の男たちが集まり、協力しながら糸を張ります。浜松の男たちにとって、凧は子どもそのもの。父から子へと受け継がれる、愛情の証です。
(この動画は、2017年に放送したものです。)