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タイトルタイトル: 日本ニュース 第223号
公開日公開日: 1944年(昭和19年)9月7日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 全土に徴兵制(台湾)  02:18
[2]2 チャプター2 朝鮮同胞も戦列へ  00:58
[3]3 チャプター3 満州国増産譜 ラマ僧も勤労奉仕(錦州省)  01:51
[4]4 チャプター4 在満女学生も田植応援へ  00:42
[5]5 チャプター5 東京興安開拓団の収穫と夏祭り  01:51

チャプター

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公開日公開日: 1944年(昭和19年)9月7日

ニュース映像について

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 昭和19年9月1日。全台湾が待ちに待った徴兵制実施の光栄を迎う。この歴史的栄光の日、在京の台湾学徒300名は、宮城を拝して広大無辺の聖恩に応え奉らんことを誓ったのである。

(天皇陛下 万歳三唱)

 この日、はるかに東天を拝し、現地台湾は慶祝の一色。やがて軍旗の下にはせ参ずる若人の門出を祝し、台湾神宮に参拝の人波、引きも切らず。
その父も、その姉も、弟も、既に護国の礎として同胞数多(あまた)神鎮まります建功神社に詣で、決戦下における皇国民たるの固き決意と、武運の長久を祈る。
 同じ日、台北では長谷川総督、安藤軍司令官臨席の下に、感謝決意表明大会を開催。長谷川総督の告示。ついで安藤軍司令官の訓辞あり。内台一如、相ともに携えて、断々固として米英を撃滅。大いなるこの責務の完遂を期すべく、全島民の熱誠を吐露したのであった。

 昨年8月、朝鮮に徴兵制施行せられてより、ここに満1年、半島同胞の輝かしき入営の時、至る。この晴れの壮途に備える半島若人の激烈の気迫。在満壮丁のこの練武の姿を見よ。
我等(われら)、建軍の本義に徹せんと、ひたすら修養研鑽(けんさん)にいそしむその意気や、既に第一線にあり。約2か月にわたる、ここ吉林省の尚武台。国立中央青年錬成場におけるたゆみなき練磨は終わった。燃ゆる闘魂を胸にたぎらせる彼ら、堂々の分列行進。かくて聖なる戦列目指して、彼らは巣立つ。

 大きなスコップやモッコを担いで、ラマ教の坊さんたちが生産の基礎、石炭増産に繰り込んできた。満州国錦州省トモトサキのラマ僧300名の勤労奉仕隊。
若い活(い)き仏ガラサンの陣頭指揮に、袈裟(けさ)と衣を作業衣に代えて、坊さんたちは石炭運びにものすごい馬力だ。
ラマ教宗徒の信望を一身に集める僧侶たちの必勝の祈りは、米英撃滅に一念をこらし、勤行と勤労に宗徒の先頭を切って、これ努める。一心に働くその姿。ここにも脈々と波打つ大東亜総決起。

 大東亜の乙女はみんな働く。挺身(ていしん)隊へ飛び込んでいく。満州国の女学生も、兵站(へいたん)基地の食糧増産を担う、立派な戦士である。植え方も純日本式で、どろんこになりながら、乙女たちの顔は明るく、あすの豊作を胸に描きながら元気よく働いている。

企業整備に潔く手慣れた仕事を投げ打って、はるばる満州国に新天地を求めた東京興安開拓団に、今ぞ上がる実りの凱歌(がいか)。麦が実った。野菜ができた。血と汗の試練に勝って見事にできたトマトやキュウリ。大きなカボチャの大戦果。
 さて、きょうは楽しい夏祭り。祖国への感謝も胸いっぱいに、穫(と)り入れの喜びを肩に張り、気張って担ぐ鎮守のみこし。