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タイトルタイトル: 日本ニュース 第126号
公開日公開日: 1942年(昭和17年)11月2日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 神苑に展く 国民練成大会  01:55
[2]2 チャプター2 戦果に即応 大東亜省誕生  02:00
[3]3 チャプター3 学制頒布七十周年式典  02:00
[4]4 チャプター4 ボルネオ方面 陸軍最高指揮官 前田大将陣歿  01:39
[5]5 チャプター5 ソロモン海戦  02:50

チャプター

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公開日公開日: 1942年(昭和17年)11月2日

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国民、日ごろ錬成の成果を明治神宮の大前に納め奉る。第13回明治神宮国民錬成大会は、かしこくも総裁、三笠宮両妃両殿下の台臨(たいりん)を仰ぎ、秋深む10月29日、神宮外苑競技場にその荘重な幕を切って落としました。
開会宣せられるや、かしこくも総裁の宮殿下には優渥(ゆうあく)な令旨(れいし)を下し給い、会長小泉厚相式辞の後、選手代表、モリトヤスユキ君謹んで宣誓を行う。

(大会の様子)

かくしてその気迫、直ちに戦場に通う国民錬成大会は、菊薫る明治節の日まで6日間、華やかに力強く続けられていきます。

皇軍の赫々(かくかく)たる大戦果に即応すべく、11月1日(いちじつ)を期して、大東亜省が新たに設けられました。この日親任式を終わった初代大臣、青木一男氏を囲んで、首相官邸に力強い開庁式を開催。職員一同に訓示を行った後、青木大東亜大臣は次の如(ごと)く語りました。

≪青木大東亜大臣≫
「本日大東亜省の設置に当たり、私は図らずも大東亜大臣の重任を拝し、誠に恐懼(きょうく)感激に堪えません。今や大東亜戦争は御稜威の下、必勝不敗の基礎を確立するに至ったのでありますが、この戦争を完遂し、東亜共栄圏を建設いたしまするためには、一、一億国民の団結をますます強固にし、戦時体制を強化いたしまするとともに、こと盟邦との締盟を固くし、特に共栄圏内の各邦とはこの提携をますます緊密にして参らねばならぬと存じます。大東亜省はこの国家の建設なる要請に応ずるがため、大東亜建設の企画運営に当たるべき、一元的中央官庁として設置せられたのでありまして、私はこの使命の極めて重大なるに鑑(かんが)み、死力を尽くして奉公の誠を致し、もって大任を全うせんことを期しておる次第であります。」

学制頒布70周年記念式典は、教育勅語渙発(かんぱつ)の記念日たる10月30日、東京帝国大学において文部省主催の下に挙行されました。かしこくも天皇陛下には学制頒布70周年に際し、優渥(ゆうあく)なる御沙汰を給い、式場、橋田文部大臣は謹んで御沙汰を奉読いたしました。
次いで東條首相、祝辞を述ぶ。

≪東條首相≫
「帝国が近古未曽有の大東亜戦を戦い抜き、勝ち抜き、しかしてもって肇国(ちょうこく)の大理想に向かって、世界的飛躍を成し遂げんがためには、いよいよこの大方針に基づき、教育の振興を図り、特に次の時代を担うところの青少年の教育に一大刷新を図って、いよいよ真の日本人を作り出すの要があることは、あえて多言を要しないところであります。」

終わって、東京音楽学校生徒の記念式歌斉唱に移り、戦時下教学の刷新、強化の要、極めて切なる時に当たり、意義深き式典を終わりました。

「天皇陛下万歳、万歳、万歳。」

≪字幕≫
「新ボルネオ建設の途上不幸南海に陣没せるボルネオ方面陸軍最高指揮官侯爵前田利為大将に対し今般特旨をもって位一級追陞の御沙汰あらせられる ここに前田侯生前の面影を偲び謹んで哀悼の意を表す」

これは去る6月、ブルネイ王国を訪ねた前田将軍のありし日の姿であります。将軍は本年4月現地赴任以来、陣没の9月5日に至るまで、未開の地にあって東奔西走、半歳にしてよくボルネオ軍政不動の基礎を築き上げた人であります。恩威兼ね備わる将軍の風格に接して、サルタンをはじめ原住民は深く日本軍を信頼し、絶対忠誠を誓ったのでありました。
またそのころ、来島の南方方面陸軍最高指揮官寺内大将と歓談する前田将軍。将軍の温容既になく、我等(われら)国民挙げて哀惜の思いを新たにするものであります。

帝国海軍ソロモン諸島海域に敵大艦隊を捕捉殲滅(ほそくせんめつ)し、世界海戦史上空前の勝利の記録ここになる。
我進まば退き、戦えば必ず敗れ去った米英も、開戦既に1年に垂(なんな)んとする今、ソロモン諸島の海戦に国の興亡を賭して必至反撃の一戦を挑む。すなわち8月24日、午後3時半。ソロモン諸島の付近一帯を哨戒中の我が偵察機は、濛気(もうき)立ち込めるソロモン群島東方洋上に敵大艦隊の北上するを発見。「敵艦見ゆ」の飛電に接した我が艦隊は、勇躍敵影を求めて一路南下する。
「戦機熟せり」、矢は弦を離れた。一機また一機、艦載機は飛び立っていく。折しも艦隊の頭上を鵬翼(ほうよく)堂々、基地を進発した攻撃機の編隊が、陸続敵艦隊目がけて殺到する。
前方洋上に白線数条。逃げ惑う敵艦隊、眼下にあり。
かくて空に海に、彼我両艦隊の一大遭遇戦は展開され、ソロモン海戦の全期間を通じて、撃沈破せる敵艦船65隻、撃墜破せる敵機は実に800機におよんで、ここに敵米英総反攻の夢はむなしく敗れ去ったのであります。

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