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タイトルタイトル: 日本ニュース 第136号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)1月12日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 大元帥陛下親臨 陸軍始観兵式  02:27
[2]2 チャプター2 中華民国米英に宣戦  02:08
[3]3 チャプター3 決意新なり前線の元旦  01:39
[4]4 チャプター4 内地に呼応現地造船進捗  01:37
[5]5 チャプター5 北洋に儼たり帝国海軍  01:50

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)1月12日

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皇紀2603の年頭を飾る陸軍始観兵式は、かしこくも大元帥陛下の親臨を仰ぎ奉って1月8日、代々木練兵場において、いと厳かに執り行われました。
かしこくも大元帥陛下には御閲兵の御後、隊伍(たいご)整然、歩武堂々の分列行進をみそなわせらる。大君の辺にこそ死なめかえりみはせじ、尽忠の至誠、いよいよ固き参加諸部隊は陛下の御馬前に帝国陸軍の偉容(いよう)を展開。そのたぐいなき勇武の誉れは錦旗の下、燦(さん)として代々木原頭を圧したのであります。

《谷情報局総裁》
「情報局発表。昭和18年1月9日午後0時30分。帝国政府声明。中華民国国民政府は本9日、米英両国に対して戦いを宣せり。こと茲(ここ)に至るゆえんは国民政府の宣戦布告に蕭々(しょうしょう)として明らかにして、等しく米英積年の誹謗に災いせられたる、帝国もよく共感しうるところなり。日華両国政府はただちに厳粛なる共同宣言を発出し、米英に対する共同の戦争を完遂するため、両国は不動の決意と信念とをもって軍事上、政治上、経済上、完全なる協力をなすものなる旨を闡明(せんめい)せり。
ここに日華両国の提携は自然の大道にして、米英は両国共同の宿敵なり。
帝国は挙国一致、新中国とともに信じてその大道を歩み、進んでこの宿敵を撃破し、真に日華一体、対米英戦争を完遂、並びに大東亜新秩序の建設に邁進(まいしん)せんことを期し、ここに帝国政府の所信を中外に声明す。」
《徐駐日中華民国大使》
「対日協力の強化によってのみ中国の発展、東亜の解放ありと確信し、我が国民政府は茲(ここ)に決然起って大東亜戦争に参加した次第であります。」

満目蕭条(まんもくしょうじょう)、寒風肌を刺す北満の荒野にはるか東天を拝す満洲国軍。いよいよ多難なる決戦第三年の元旦にあたり、日本軍に協力、よく北の護りの重任にあたる将兵の決意は、厳然として年とともに固きものがあります。
南の基地、ここ昭南島に意義深き初の新年を迎えた我が海軍部隊では軍艦旗を掲げて遠く皇居を遥拝。
皇軍に協力する原住民もともども大御稜威のもと、米英撃滅の覚悟を新たにしたのであります。

内地に呼応して、現地の造船も着々進み、ここジャワのタンジョン・プリオクでは木造船や小型艦艇の建造が、巨船に平行して大々的に行われています。
かつては戦火にさらされた香港の造船所も、我が造船界の先遣部隊によりあらゆる悪条件を突破してその再建全くなり、新装の巨船は次々と大東亜の海に送り出されています。このように造船においても内地にまた現地に、我々はアメリカの豪語する大計画に対し一歩も譲ることなく堂々と戦っているのであります。

北洋の島々は雪に覆われ、深い霧に閉ざされている。寒風が吹きすさぶ、しかも哨戒索敵は一日も揺るがせにできない。ここ数ヶ月、連日の嵐もなんのその、アメリカが呼号する北方新航路を扼(やく)して帝国海軍北の護りいよいよ固く敵海空軍のうかがう隙をいささかたりとも与えず。