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タイトルタイトル: 日本ニュース 第155号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)5月25日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 皇后陛下 陸軍造兵廠行啓  01:44
[2]2 チャプター2 噫山本元帥  02:06
[3]3 チャプター3 最前線に偲ぶ在りし日の面影  01:42
[4]4 チャプター4 アリューシャン戦線  01:31
[5]5 チャプター5 大陸戦線  01:43
[6]6 チャプター6 第二十四集団軍 軍長等国民政府へ  01:10

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)5月25日

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5月19日、かしこくも皇后陛下には決戦下銃後国民の生活、特に生産増強に邁進(まいしん)する戦う女性に対し、親しく御激励を給うありがたき思し召しをもって、東京市第一陸軍造兵廠(しょう)その他数カ所に行啓あそばされました。
陸軍造兵廠(しょう)にならせられた皇后陛下には、廠長(しょうちょう)の御先導にて、工場諸施設を順次御視察あそばされました。特に、保育所ではいたいけな幼児の姿にしばし御歩みを止めさせられ、御慈愛深き御微笑を給い、一同はこのお優しき御心にひとしお感激申し上げたのであります。
次いで、女性工員の手になる弾丸の前に立たせられ、これら女性の前線勇士に劣らぬ努力をつぶさに御視察あそばされました。
まこと仰ぐも尊き御姿を各民草の職場にまで拝し奉り、我等(われら)一億は恐懼(きょうく)感激、なお一層の御奉公をお誓い申し上げるのであります。

≪字幕≫
「連合艦隊司令長官 山本五十六大将は 本年四月前線に於て 全般作戦指導中敵と交戦、飛行機上にて 壮烈なる戦死を遂げらる 吾等一億国民挙げて哀悼の誠を捧げ奉る」

元帥山本五十六大将の英霊、今ぞ帝都に帰りませり。時に、昭和18年5月23日午後2時43分。聖恩かしこき元帥と大勲位菊花大綬章燦(さん)として、帝国不滅の武勲を語るも今は悲し。元帥山本五十六大将の英霊、今ぞ帝都に帰りませり。
この日、帝都の弔旗低く垂れて、今更に迫る切々の哀悼のうち、報復必勝の誓いを新たにする軍民、粛然として立ち並ぶ中を英霊は一路懐かしの水交社へ。巨星ひとたび墜ちて再び還ることなし。されど山本元帥は生きてあり。まこと元帥の忠魂は米英撃ちてし止まん一億国民の胸深くよみがえりて、永久(とわ)に消ゆることなし。

去る4月。常勝の武勲燦(さん)たる帝国海軍、連合艦隊司令長官の身をもって、南海の果て最前線に敢然、陣頭指揮を執りつつ散華した山本元帥在りし日の姿をここに偲ばん。

吹雪に明け、吹雪に暮れるアリューシャン。大東亜をめぐるすべての戦線、そのどのひとつもが御稜威の下、皇軍将兵の勇戦奮闘によって戦われている。
だが、ここ朔北の最前線に不断の敵の脅威と風土に戦いを挑む、同胞(はらから)の辛苦は誠に例える言葉を知らぬと言わなければならない。けれども海の益荒男(ますらお)は、皇軍将兵は敵を眼前に、なお余裕綽々(しゃくしゃく)。天をつく意気もて戦っている。
はるかなる北第一線に思いを馳せ、銃後国民等しく、将兵の健闘を祈る。

極寒零下のアリューシャンに、炎熱焼くがごとき南方戦線に、またここ揚子江をさかのぼる幾千キロ湖北戦線に、黙々と戦う海の勇士たち。
5月上旬、陸軍部隊に呼応して我が海の精鋭は、揚子江岸石首付近において敵拠点を発見。海陸空一体となって、これに猛攻を浴びせれば、敵主力はあえなくも潰(つい)え去り、皇軍は直ちに敗敵を追って猛進撃を続行す。
かくて、既に湖南戦線に多大の戦果を収めた皇軍は、湖北平原においても着々戦果を拡大。残敵掃討の日は目睫(もくしょう)に迫っています。

重慶軍第二十四集団軍、軍長、ホウ炳勲上将は第五軍、軍長孫殿英と相携えて5月6日、部下7万を率い、完全国民政府に合体を申し入れました。
ホウ炳勲上将は和平陣営によるにあらざれば、東亜安定の道なし、とこの挙に出でたものであります。
ホウ炳勲上将が蒋政権下有数の人物であり、ことにその軍隊が北支における唯一の蒋直系軍であるだけに、蒋介石陣営に与えた影響はけだし甚大なものがあると言えましょう。