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タイトルタイトル: 日本ニュース 第169号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)8月31日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 日泰条約締結<共栄枢軸の契り固し>  02:05
[2]2 チャプター2 独補助巡洋艦来航<共栄枢軸の契り固し>  00:55
[3]3 チャプター3 ビルマ幹候生陸士に入学<共栄枢軸の契り固し>  02:59
[4]4 チャプター4 重慶爆撃行  02:08

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)8月31日

ニュース映像について

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シャン地方の一部、ケントン、モンパン西、および北部マライのケランタン、トレンガヌ、ケダー、ペルリス4州の、泰国領土編入に関しては、去る7月4日、東條首相のバンコク訪問の際、ピブン泰国首相との会談において、確約されたのでありますが、この度これに関する日泰条約の調印式が20日バンコクにおいて、日本側坪上大使、泰国側ピブン首相の間に行われました。帝国は先の中華民国における治外法権の撤廃、ビルマの独立に次いで泰国と領土条約を締結。その聖戦目的を中外に宣揚(せんよう)したのであります。泰国多年の宿願は帝国の大乗的態度によって実現し、泰国国軍の精鋭はピブン首相統監のもと堂々の分列行進を展開。
また若き泰の象徴たる青少年団ユアチョン、ユアナリもこれに参加して、この歴史的な日を記念したのであります。

盟邦ドイツ海軍の補助巡洋艦トール号は、クンプリッヒ大佐指揮のもとに長途の戦闘航海を経て、通商破壊の武勲を物語る拿捕船(だほせん)3隻を引き連れ、昨年10月横浜に入港いたしました。1日(いちじつ)、この勇士たちを迎える歓迎会が催され、日独海の兵(つわもの)たちは肩を並べて、和気藹々(わきあいあい)のうちに歓談をつくしました。ポール号のこの訪問は昨年9月、帝国潜水艦のドイツ訪問とともに世界の海域に猛威を奮いつつある日独両海軍の緊密なる協力を雄弁に物語るものであり、敵米英に対して枢軸の契りはいよいよ固きものあるを示すものであります。

米英撃滅の戦いを制した新生ビルマ防衛軍を双肩に担う若き幹部候補生は、第1回日本留学生として、ここ菊の御紋章燦(さん)として輝く東京座間の陸軍士官学校に入校。
1日(いちじつ)、ビルマ防衛軍育ての親、前ビルマ方面陸軍最高指揮官飯田中将は、牛島校長とともに、これら溌剌(はつらつ)たる候補生を巡視されました。
「アジア人のためのアジアを建設。独歩、共存共栄、おのおのそのところを得せしめる。それが大東亜戦の目的であり、発端である。ビルマ校生。」
「はい。」
「緊褌(?)な留学生として、大東亜戦を勝ち抜くための決意、持っとるか。」
「はい。我々は1日(いちじつ)も早く、日本士官学校の勉強を終え、ビルマ防衛軍の台座に立ち、米英撃滅に邁進(まいしん)いたします。終わり。」
さらにまた故国ビルマでは、これら留学生に続く多くの幹部候補生が続々と訓練されているのであります。
「ひとつ、軍人は、忠節を尽くすを本分とすべし。」「ひとつ、忠節を尽くすを本分とすべし。」
「ひとつ、軍人は礼儀を正しくすべし。」「ひとつ、軍人は礼儀を正しくすべし。」
「ひとつ、軍人は武勇を尚(とうと)ぶべし。」「ひとつ、軍人は武勇を尚(とうと)ぶべし。」
「ひとつ、軍人は信義を重んずべし。」「ひとつ、軍人は信義を重んずべし。」
「ひとつ、軍人は質素を旨とすべし。」「ひとつ、軍人は質素を旨とすべし。」
精鋭たぐいなき皇軍と手を携えて、一路、敵撃滅に邁進(まいしん)するビルマ防衛軍の中堅は、かくしてたくましく育成されつつあります。共栄圏の確立は我らの手で。彼らの心は誇らかな希望に輝いております。

大陸に基地を求めて吾が本土空襲を企図するアメリカ空軍の蠢動(しゅんどう)に対し、苛烈(かれつ)なる撃滅戦が展開されているとき、8月23日、戦爆連合の我が陸軍航空部隊は突如その鋭鋒(えいほう)を転じ、米英と合作して対日反攻を呼号する重慶に空より膺懲(ようちょう)の鉄ついを下した。
思えば一昨年9月1日(いちじつ)、殲滅(せんめつ)的爆撃を加えてより丸2年、陸鷲久しぶりの重慶攻撃である。我が荒鷲が堂々大陸の空に繰り広げる大空中艦隊だ。編隊は四川の峻険に突入した。いよいよ重慶だ。吠えながら戦闘機共々、重慶上空に侵入。小癪(こしゃく)にも挑戦する敵機8機を撃墜。狼狽(ろうばい)する高射砲の弾幕を尻目に、戦果は見事、敵軍事施設は完膚なきまでに叩きつけられたのである。