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タイトルタイトル: 日本ニュース 第171号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)9月14日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 予科練の訓練<航空決戦>  02:06
[2]2 チャプター2 朝香若宮 飛行学校修了<航空決戦>  01:35
[3]3 チャプター3 航空機増産の少年工を激励<皇国民今ぞ蹶起の秋>  01:29
[4]4 チャプター4 工業学校長 整備兵教育見学<皇国民今ぞ蹶起の秋>  01:42
[5]5 チャプター5 出陣の早大生壮行会<皇国民今ぞ蹶起の秋>  02:43

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)9月14日

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かしこくも海軍少将、久邇宮朝融王殿下には、去る4月1日(いちじつ)、第○○連合航空隊司令官にご就任。親しく海軍飛行練習生をご薫陶、ご統率あらせられます。殿下には大東亜戦争勃発するや、尊き御身をもって海軍航空部隊を率いさせ賜い、最前線に赫々(かくかく)のご武勲を奏せられましたが、このたびご就任遊ばされた第○○連合航空隊は航空決戦下、ますます重要性を加える海軍飛行練習生の教育にあたるものであります。この司令官にかしこくも久邇宮殿下を拝し奉ることは、海軍航空部隊はもとより、一億国民挙げて感激申し上ぐるところであります。
「第12期甲種飛行予科練習生、適性飛行。」

かしこくも陸軍少佐、朝香若宮孚彦王殿下には、去る6月10日、宇都宮陸軍飛行学校にご入校。9月9日、めでたく同校の課程をご終了遊ばされました。陸軍大将朝香宮鳩彦王殿下には、8月25日同校にならせられ、猛訓練に励む生徒の演習を台覧(たいらん)遊ばされ、合わせて若宮孚彦王殿下のご修業の御模様を親しくご視察遊ばされました。加藤校長、ご同乗申し上げ、後部座席にて親しく御操縦遊ばされる殿下の御勇姿。金枝玉葉(きんしぎょくよう)の尊き御身をもって一億空の決戦に御率先あらせらる。我ら国民挙げて一身を航空決戦に捧(ささ)げ奉らん誓いを固めるものであります。

尊き御方の御垂範(ごすいはん)を拝して、一億の若き子らの心は大空へ航空機へと燃え上がる。敵は今、量を頼んで総反攻を企てる。一機でも多くの飛行機を前線へ。少年たちも飛行機工場に挺身(ていしん)。苛烈(かれつ)なる航空決戦に参加している。国民学校の先生は、この春巣立った教え子たちを働く職場に立てて激励いたしました。
「長野を発つときにお父さんが、しっかりやるように言ってたよ。」
「はい、しっかりやります。」
「今は、航空決戦の時なんだ。アメリカに負けないような立派な飛行機や、数をたくさんん作って大東亜戦争を勝ち抜くように頑張ってもらいたい。」
「はい。」
「もしも、お土産話があったらやってくれ。お父さんやお母さんによく伝えてやるよ。何中隊か。」
「二中隊であります。」
「今の話、よくわかったか。」
「はい、よくわかりました。」
「今日のひとつひとつの仕事が、直接明日の戦力の増強になるんだ。どこまでも頑張ってしっかりやってもらいたい。」
「はい。」

「方向舵の上端を前の方に倒してから、下方の槓杆(こうかん)を入れる。」
8月24日、全国工業学校の校長先生たちは、○○海軍航空隊に一日入営。赫々(かくかく)たる海鷲の戦果の影に、孜々(しし)として整備に励む整備兵の訓練状況を見学。黙々として血のにじむ努力を、この尊い精神を、そのまま学校教育に生かし、もって聖戦完遂に邁進(まいしん)せんことを誓ったのであります。
「飛行機は生き物である。みんなの真心と飛行機とが一体になって、真の整備は初めて完遂されるのである。旺盛(おうせい)なる責任観念、崇高なる犠牲的精神、これも要するに真心に他ならん。大東亜戦争はますます凄愴苛烈(せいそうかれつ)な場面に突入しておる。みんなの先輩、同僚は決戦場裡にあって、二人前、三人前の仕事をやっておる。それに続くみんなは、今直ちにこの整備精神を習得して、将来の活躍を期せなければならん。」

9月10日上野公園、大西郷銅像前。学びの窓より羽ばたいて、今学徒は陸続と空の決戦へ。祖国の栄誉をその双肩に、敵撃滅に若き我ら、今ぞ出でたつ。
「まさに決戦の時。仇敵(きゅうてき)米英撃滅の意気に燃え、荒鷲として学窓を羽ばたき、敵撃滅の最前線に行く先輩諸兄を、我ら団結して兄らの後に続かん。兄らよく自重を守り、今米本土突撃、最期の勝利の暁まで元気いっぱい操縦桿を握られんことを祈って、壮行の辞とします。終わり。」
「本日ここに海軍予備学生として栄えある入隊をすることを得ましたが、我々自身並びに家族はもちろん、学徒として喜びにたえないのであります。この上は、一意専心(いちいせんしん)、奉公のまことを尽くし、米英撃滅の決意を固く誓うのであります。終わり。」
「都の西北 早稲田の森に 聳(そび)ゆる甍(いらか)は われらが母校 われらが日ごろの 抱負を知るや 進取の精神 学の独立 現世を忘れぬ 久遠の理想 かがやくわれらが 行手を見よや わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ」