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タイトルタイトル: 日本ニュース 第173号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)9月29日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 提携強化へ汪首席来訪<共栄圏の新展開>  00:58
[2]2 チャプター2 パゴダ参詣のパ・モ首相<共栄圏の新展開>  00:31
[3]3 チャプター3 比島独立へ憲法草案承認<共栄圏の新展開>  01:30
[4]4 チャプター4 中学生の教練<国土防衛若き闘魂>  00:49
[5]5 チャプター5 台湾青年の徴兵感謝大会<国土防衛若き闘魂>  00:46
[6]6 チャプター6 再起奉公(闘病の海軍傷病兵)  02:35

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)9月29日

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中華民国国民政府主席兼行政院委員長・汪精衛氏は、9月22日入京。国民政府主席として宮中に参入いたしました。主席はまた首相官邸において、東條首相以下、政府要路と隔意なき意見の交換を遂げました。今回の主席訪日により、日華両国の提携の緊密化はもとより、中国の東亜保衛の戦意はいよいよ上がったのであります。

去る8月1日(いちじつ)、新しい道義国家として誕生して以来、ビルマ国は日に日にその基礎を固めつつあります。一面、仏教の国とも言われ、宗教心の篤い国ビルマ。1日(いちじつ)、国家代表バーモ氏は、政府首脳部とともにパゴダに参詣し、独立の報告とともに東亜隆昌の祈りを捧(ささ)げました。

フィリピンの独立は間近。9月6、7の両日、マニラ旧議事堂において、特別全党代表者大会が開かれ、フィリピンの憲法草案は800名の民衆代表により、満場一致を持って承認されました。ラウレル独立準備委員長は、議事堂の会場より民衆の歓呼にことう。
「日本の高名なる意図を受け、我々自身の手になった憲法の草案はここに完成した。しかし比島は、比島人のみの比島であってはならない。大東亜戦争を戦い抜くことによってのみ比島の独立は存在し、共栄圏の一翼たりうるのである。先覚者リサールの夢を実現し、その基礎を確立するため、我々は日本と共同の運命をもち、絶対協力を尽くすものである。」
戦いつつ建設へ。大東亜共栄圏の一環たる国家群が、次々に上げる建設ののろし。アジアの黎明(れいめい)つぐる暁の鐘は、高らかに鳴りわたる。進め共栄圏。

今や一億国民の総力を挙げて、決戦に立つべきの時、大阪府立生野中学校では、前線における凄絶(せいぜつ)なる死闘をしのぶ川や断崖の突破演習を展開。服装のまま敢然水中に、あるいは急坂絶壁を、あらゆる障害を見事に突破して、国土防衛に燃え立つ多感なる若人の意気を示しました。

今ぞ皇国民として、我らも敵撃滅の第一線に立たん。この崇高なる栄誉。都下、各学校に学ぶ男女台湾同胞学徒は、9月26日、宮城前広場において、徴兵制度実施の感謝決意宣揚大会を行いました。米英撃滅の決意も固く、大御心に沿い奉らん尽忠の熱誠を披瀝(ひれき)いたしました。
「天皇陛下、万歳、万歳、万歳。」

去る日、日本交響楽団は横須賀海軍病院分院に、白衣の勇士を慰問。
「海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね) 山行かば 草生(くさむ)す屍(かばね) 大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ かへりみはせじ」
「敬礼。当兵曹ほか7名、ただいまより原所轄へ帰ります。」
「おめでとう。いよいよ皆が望んでおった第一線勤務ができるようになって、うれしいことと思う。退院後の注意に関しては、各担任軍医官から詳しく課せられた通りであるが、十分と体に注意の上、それぞれ重要なる職務を完全に果たしうるよう祈っておる。終わり。」
軍人援護の赤誠に燃える銃後の清らかな魂に育まれて、戦傷まったく癒えた海の兵(つわもの)たちは、敵撃滅の決意も新たに今ぞ再び海の決戦場へ。
「帽振れ。」