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タイトルタイトル: 日本ニュース 第176号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)10月19日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 天皇陛下 皇后陛下 靖国神社行幸啓  04:13
[2]2 チャプター2 比島独立  04:49

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)10月19日

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尽忠の英霊、1万9992柱、九段の森に神鎮まりませる靖国神社、秋の臨時大祭。第2日の16日、かしこくも天皇皇后両陛下には、親しく靖国の社頭に行幸啓遊ばされ、護国の英霊に御拝あらせらる。神域には故岩佐海軍中佐母堂、故横山海軍少佐母堂、令姉(れいし)台湾同胞遺族ら4万、粛然として襟を正してお待ち申し上げる中を、定刻天皇陛下には略式自動車鹵簿(ろぼ)にて、靖国の社頭に聖駕(せいが)を進め給う。咫尺の間に尊の竜顔(りゅうがん)を拝し奉る。まこと、皇(すめら)御国の御民のみが知る森厳のひとときであります。
次いで純白の御洋装、ひときわ御気高き皇后陛下には、神域に行啓遊ばされ、護国の神々に御直拝(ごじきはい)あらせられました。その前日、帝国陸海軍部隊は、戦友の英霊よ安かれと、社頭に米英撃滅の決意を誓う。

昭和18年10月14日、フィリピン共和国は堂々その独立を全世界に宣言。この日独立式典に先立つ午前8時、黒田比島方面陸軍最高指揮官、厳かに軍政の撤廃を宣す。
「・・・もって比島占領地域内における軍政の施行を撤廃する。昭和18年10月14日、黒田大日本陸軍司令官。」
9時40分、フィリピンがアジアのフィリピンとして歴史の第一歩を踏み出す祭典の幕は開かれ、フィリピン共和国の初代大統領ラウレル博士は、独立準備委員長の資格をもって、厳かに独立宣言文を朗読。
「我々は今、300有余年にわたる欧米の支配を脱却して、完全なる独立国家として出発する旨を闡明(せんめい)。」
フィリピンは今こそ、栄光に輝く独立国家として更生したのだ。見よ、独立の栄光に輝く国旗が、嚠喨(りゅうりょう)たる国歌の吹奏のうちにするすると揚がる。この聖なるこの瞬間、参列する全ての人々は、この喜びの日を見ずして、独立に殉じた祖先の勲しと、アジア解放のために尊くも散った友邦(ゆうほう)日本の将兵に対し、心からなる黙祷(もくとう)を捧(ささ)げたのであります。
ラウレル博士は毅然(きぜん)たる口調をもって、大統領就任の挨拶を述べ、大東亜の一環としてアジアに目覚めた新しきフィリピンの進むべき方向を明らかにした後、国民の決起をうながしました。
次いで隊伍堂々、比島の未来を祝福すべき、溌剌(はつらつ)たる青年男女の大行進が展開されました。今日こそ声高らかに、祖国の歌を歌え。大地を蹴(け)って堂々進め。
また帝国政府は、独立完了するや、即日これを承認。さらに同日、我が村田特命全権大使と比島レクト国務大臣との間に、同盟条約の調印を終了したのであります。かくて新生フィリピン共和国は、帝国政府とともに大東亜共栄圏建設、および大東亜戦争完遂につき、政治、経済、軍事、あらゆる分野における緊密なる提携協力をなすべきことを、中外に闡明したのであります。