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タイトルタイトル: 日本ニュース 第184号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)12月14日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 大元帥陛下 陸軍予科士官学校 行幸  02:30
[2]2 チャプター2 広九鉄道沿線 討伐戦<陸の精兵大陸戦線>  01:46
[3]3 チャプター3 重慶軍拠点 常徳を占領<陸の精兵大陸戦線>  02:36
[4]4 チャプター4 続け陸軍少年兵  04:20

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)12月14日

ニュース映像について

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かしこくも大元帥陛下には9日、陸軍予科士官学校に初の聖駕(せいが)を進め給い、ここ武蔵野の一角、陸の精強育成の地に、振武台(しんぶだい)の名称を賜(たまわ)る旨、御沙汰あらせらる。
決戦下、特に国軍中堅幹部の訓育養成の上にそそがせたもう大御心(おおみこころ)を拝したてまつり、同校職員生徒はもとより、全軍挙げて聖慮のほどに感泣。大前に、日頃練りに練りたる武技の数々を展開。大元帥陛下の股肱(ここう)の臣として、尽忠の誠を捧(ささ)げ奉らん決意を新たにしたのであります。

(武技の様子)

我が香港占領地防衛軍ならびに南支軍は、緊密なる連絡のもとに去る11月11日以来、広九鉄道沿線に盤踞(ばんきょ)せる重慶軍および共産匪(きょうさんひ)に対し、疾風迅雷の粛正作戦を展開。たちまちこれを殲滅(せんめつ)して、同鉄道沿線一帯の治安を確立いたしました。南支の一大動脈として枢要な働きを続けて来た全線160キロに渡るこの広九鉄道は、皇軍の潮のごとき南支進撃が始まるや、狼狽(ろうばい)せる敵軍によっていち早く破壊され、沿線一帯の電線もまたことごとく切断されたのであります。沿線住民はこの重要なる幹線の復旧が、ひいては南支民生繁栄にいかに大きな意義を有するかを了解するとともに、皇軍の今次粛正作戦の真意も徹底して、今や数千の住民は全力を挙げてその復旧作業に積極的に参加し来たっています。

(音声中断)以後、武漢周辺地区にわずかに残されていた敵の最後の重要拠点、常徳を中心とする重慶防衛の第一線を断固覆滅すべく、11月2日一大進攻作戦を開始した中支方面軍の精鋭は、敵の頑強なる抵抗を排除し、11月26日早くも常徳陥落寸前に迫る。

(常徳攻撃の様子)

同30日、城内に殺到せる各部隊は一斉に総攻撃を展開。行き詰まる死闘の後、12月3日常徳を完全に攻略。ここに抗戦意識と最大の戦力を結集して、難攻不落を豪語した敵防衛の中枢、第六戦区の牙城(がじょう)もあえなく潰(つい)え去ったのであります。総攻撃開始以来わずかに8日間、城内の敵第57師、第63師の約1万5千の兵力はわずか1千に壊滅。しかもそのことごとくが白旗を掲げて我が軍門に下ったのであります。
かくてこの第六戦区の覆滅により敵側に与えた打撃は軍事上のみならず、政治経済上にも計り知れないものがあります。

陸軍の少年兵総出動のもと、戦時下若人の雄たけびも高らかに、続け、陸軍少年兵。少国民総決起大会は12月11日から全国に先駆けて東京都にその勇壮なる練武の絵巻を繰り広げました。富士山ろくからはるばると帝都入りをした少年戦車兵部隊、堂々の行進を迎えて、少国民の歓呼は爆発。
憧れの戦車に、我先にと群れ集う学童たち。母校を戦車に乗って訪れた少年兵は後輩の真剣な質問に答え、我に続けと強く教える。

≪少年兵≫
「少年兵は誰でも合格することができる。普通の体であれば、誰でも合格することができる。少しぐらいの体の欠陥があっても、それは入校してから上官や、上官どのや、それからあの、人々のお力によって立派な体になることができる。それよりも、生命を最後の日まで生き抜いてやまないという闘魂。その闘魂があれば必ず少年兵は合格する。わかったか?」

<学童たち>
「はいっ。」

大会第2日、代々木原頭狭しと少年戦車兵、通信兵、飛行兵、防空兵が空陸連合の一大攻防戦を繰り広げれば「僕たちももうすぐ少年兵になるのだ」と十万少国民学徒の熱意はいよいよ高潮する。

(代々木練兵場での様子)

次いで、大会の掉尾(とうび)を飾り、北村大佐総指揮のもと、参加学徒100個小隊は大会総監山路少将の前に分列行進を行う。かくて、2日にわたって展開された陸の精兵、若武者たちの熱烈な闘魂を目の当たりにして、少国民の感銘は大きく、我も必ず兄等(けいら)の後に続かんとの、総決起の一念に燃え立ったのであります。