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タイトルタイトル: 日本ニュース 第186号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)12月24日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 満洲大豆の収穫<共栄譜>  02:26
[2]2 チャプター2 セレベス農民道場<共栄譜>  01:51
[3]3 チャプター3 マニラ麻の生産<共栄譜>  02:20
[4]4 チャプター4 農耕する狩猟原住民<共栄譜>  03:16

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)12月24日

ニュース映像について

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果てしない満洲の大平原に、見渡す限り大豆の実り。前線では日ごと夜ごとに悽愴な戦いが繰り広げられているとき、ともに戦う満洲国では戦う日本の食糧ならびに軍需品として大切なこの大豆の増産に懸命の努力を続けています。
収穫に励む満洲国農民の胸は、大きな誇りに輝いています。これらがやがて、戦いに全力を挙げている日本へと送られ、勝ち抜くための原動力として大きな役割を果たしているのであります。増産なった大豆は各地から続々運び出され、たちまち大豆の山が築かれて行きます。

世界に誇る農業日本の優れた技術と精神を若きセレベスの原住民に教え、食糧増産のよき指導者を養成するマリの農民道場。暁をついて、宿舎「八紘寮」を飛び出した若人たちの日課は直ちに始まる。やがてはセレベス農業の指導者となる彼等(かれら)は誠実、勤勉、奉公、努力、親和の道場訓をしっかと胸に、建設の喜びをしみじみ味わいながら、元気いっぱい開墾に、種まきに身を打ち込んでいます。未開の荒野も彼等(かれら)の努力によりたちまち見違えるような畑と変わってゆく。内地のそれと少しも変わらぬ野菜も、見事に実を結んでいます。こうして、戦いつつも建設を怠らない日本のたくましい歩みは、ここでも日一日と進められているのであります。

麻といえばすぐ「マニラ麻」を思い出しますが、ここフィリピンのミンダナオ島はその産地として知られています。ダバオの町、これは日本人がつくり上げた町であります。今から40年の昔、かのベンゲット道路の難工事に招かれて立派にこれを成し遂げた日本人労働者たちは、その後、太田恭三郎氏に率いられてこの島に移り住み、麻の栽培に心血を注いだのであります。爾来(じらい)幾星霜、この間アメリカの不当なる圧迫に苦しみながらも、先覚者たちは比島人の美しい協力に励まされて営々の努力を続け、ついにこの麻の栽培を砂糖、やし油とともにフィリピンの三大重要産業のひとつにまで育て上げたのであります。今やミンダナオ島の住民たちはアメリカの虐政の思い出も遠く、我が先覚者たちに植え付けられた勤労の精神を立派に受け継ぎ、前にも増して麻の生産に励んでいます。

(麻の生産、加工の様子)

ジャングル、またジャングル。千古不滅の密林がどこまでも続く、ここ濠州北方の○○島。皇軍とともにこの島深く分け入った報道班員のキャメラは、今まで神秘の幕に閉ざされていた原住民の生活を余すところなく伝えてきました。原住民にとって狩りは日々を生きるための大きな仕事であります。

(原住民の狩猟の様子)

果物の汁で顔を洗い、ビンのかけらでひげを剃るこれら原住民にも、次第に日本の力強い指導の手が差し伸べられて来ました。部落部落に皇軍来るの喜びを告げる太鼓やほら貝が鳴り渡ります。皇軍に恭順を申し出た白人の通訳が、日本の真意を彼等(かれら)に熱心に説き明かします。彼等(かれら)はかくて大きな理想のもとに、働くことを覚えました。彼等(かれら)のささやかな営みのための火の発見が森林を焼き払い、大いなる楽土実現の基地の建設に役立つことを学んだ彼等(かれら)は、力の限り皇軍に協力。勤労の喜びを味わっています。かくてこの未開の島も、今や力強い歩みを踏み出だしたのであります。