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タイトルタイトル: 昭和16年12月8日のラジオ(四) 午後0時半のニュース「日本軍の攻撃と各国の反応」
公開日: 1941年(昭和16年)12月08日 戦時録音資料について

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次はバンコック発同盟至急報。タイ国駐箚(ちゅうさつ)の帝国大使館は、昨日午後11時、日本人の婦人、子どもたちの帰還命令を発しました。そこで婦人、子どもたち380名は直ちにムスイ桟橋に集合、今日明け方乗船し出発しました。

次、南洋のアメリカ領グアム島も、わが軍の包囲の中で目下、盛んに燃えております。サンフランシスコ発同盟。サンフランシスコに達した情報によれば、グアム島は目下、日本軍の包囲下にあり、燃料タンクおよびホテルは目下延々として燃えているということであります。繰り返します。南洋のアメリカ領グアム島も、わが軍の包囲の中で目下、盛んに燃えております。

次は、ドイツの宣戦布告説が伝えられています。ドイツの宣戦布告説が伝えられています。ストックホルム発同盟。昨7日のロイテル・ワシントン電報によりますと、ワシントンの一部有力筋の間では、ドイツは今後24時間以内にアメリカに対して宣戦を布告する可能性があると言っております。

次は蘭印も日本に宣戦を布告する模様です。サンフランシスコ発同盟。昨日サンフランシスコに達したバタビア情報によりますと、蘭印のチャルダ総督は、ジャワ時間、今日午前6時を期し、対日宣戦を布告するはずだと言われます。

次はアメリカ、アジア艦隊司令官が戦争状態を宣言しました。マニラ発同盟。アメリカ、アジア艦隊司令官ハート提督は、昨日、次のように発表しました。アメリカは日本と戦争状態にある。アメリカ海軍は事態に即応して万般の処置をとりつつある。

この録音資料の背景この録音資料の背景

日本軍の攻撃を受けて、タイから避難する日本人。宣戦布告間近なドイツ、オランダ領東インド(現・インドネシアなど)。日本との戦争状態を宣言したアメリカ、アジア艦隊司令長官の談話などが、急報されたニュース。