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タイトルタイトル: 昭和16年12月8日のラジオ(七) 午後7時のニュース「12月8日の陸軍の戦果」
公開日: 1941年(昭和16年)12月08日 戦時録音資料について

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大本営陸海軍部午前11時50分発表。わが軍は陸海軍緊密なる共同の下に、今8日早朝、マレー半島方面の奇襲上陸作戦を敢行し、着々戦果を拡張中なり。 大本営陸海軍部の発表であります。
タイ国方面。わが軍はタイ国に侵入したイギリス軍を撃退、掃討中であります。わが軍はタイ国の侵入したイギリス軍を撃退、掃討中であります。タイ国駐箚(ちゅうさつ)の帝国大使館当局では、今朝より次のような談話を発表しました。
イギリス軍は今日早暁、突然マレー国境を突破し、侵入を開始せり。日本は南太平洋の平和維持とタイ国の独立維持につき、タイ国政府と交渉を開始するとともに、タイ国の独立を救うため、直ちにこれを反撃。イギリス軍をタイ国外に掃討しつつあり。
タイ国駐箚(ちゅうさつ)の帝国大使館では、このような談話を発表しました。
フィリピン方面。大本営陸軍部午後5時発表。わが陸軍飛行隊は今日8日早朝来、フィリピン方面の要衝に対し空襲、甚大なる損害を与えたり。大本営陸軍部午後5時の発表であります。
次、マニラ発同盟によれば、日本空軍は今日、ダバオを襲い、港湾施設と飛行場を爆撃したと伝えられますが、目下、マニラ・ダバオ間の電話が不通のため、詳しいことはわかりません。マニラ北方340キロの地点にあるジョン・ハイ(ジョン・ヘイ)が日本軍によって爆撃されたとの報道もあります。
次はサンフランシスコ発同盟。ダバオからの情報によれば、日本空軍は今日午後0時50分、フィリピンのダバオに対し、第2次空襲を加えました。香港方面、陸軍航空隊は、香港北方の敵飛行場で敵機12台を焼き払いました。

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昭和16年12月8日マレー半島の奇襲上陸作戦を行った陸軍の侵攻の様子を報じるとともに、フィリピンのダバオ、香港への攻撃の戦果を伝えたニュース。