基礎英語3

メッセージ

投野 由紀夫

投野 由紀夫 とうの ゆきお

Hello, everyone!

『基礎英語3』講師の投野由紀夫です。
この1年も皆さんと一緒にじっくり英語の基礎を築いていきましょう!
よろしくお願いします。

■英語の「基礎基本」が問われる今
わたしは普段は東京外国語大学で英語教育分野を専門として教えています。この数年、英語教育はまさしく転換の時期を迎えており、英語の教科化と小学校への導入、中高のカリキュラムの高度化、大学入試への4技能外部検定試験の利用など、入口・真ん中・出口が全部変わる大改革を国が実行しようとしています。どの時代にも英語熱はありましたが、今ほど英語を実践的なスキルとして身につけるべく、教育制度が抜本的に変わろうとしている時代はないかもしれません。

このような中でも問われるべきは「英語の基礎基本」の力をしっかりつける、ということです。基礎力養成がしっかりしていないと、次のステップへの受け渡しがうまくいきません。特に小、中学校の入門・初級段階はこの意味で重要です。基礎を充実させるためには、学校英語と学校外英語を総動員して「英語に接する量」を増やす必要があります。そのために『基礎英語』のようなラジオ番組は、学校の英語学習をサポートする意味でも、ますます重要な役割を果たすことになるでしょう。

今年度の『基礎英語3』は、そんな英語教育改革のまっただ中、わたしの英語教育に対する理念と創意工夫が徹底して盛り込まれています。1年継続して学習すれば、必ず力が付きます。がんばってください。

本コースの今年度ならではの新しい特徴を紹介しましょう:

■新機軸その1:CAN-DOと英文法を一体化する⇒「CAN-DO英文法」
NHKはヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいて、「CAN-DO(言葉を使って何ができるか)」リストを独自に開発しており、『基礎英語』シリーズもわたしが監修をして作成したCAN-DOリストを1から3まで共有して作っています。
今年度はさらにそれを推進するため、レッスンのCAN-DOを支える英語の文の作り方や表現のルールを「CAN-DO英文法」として提案、CAN-DOと文法を表裏一体で解説するという新しい試みに挑戦しています。

■新機軸その2:これをぜひ覚えて欲しい「CAN-DO活用例文」
本文は楽しいストーリー。その中で紹介されるCAN-DOのポイント。ただそれをストーリーに登場するまま覚えていると汎用性に欠けがちです。そこで、暗唱用の例文は「CAN-DO活用例文」と称して、年間を通じてこの例文を何度も繰り返し練習することを推奨します。年間アーカイブを巻末に付けて、CAN-DOとそれを達成する標準的な例文を効率的に学習できるようにします。

■新機軸その3:Lemi& Cyrusの Let's Repeat!
ストーリーの発音練習をもっとしたい、という声にお応えして、CAN-DOのいちばんポイントになるストーリーの例文をじっくり発音練習するコーナーを新設。Cyrus さんと Lemi さんのお2人のアドバイスに従って、発音練習もみっちりします。

■新機軸その4:投野先生のコーパス英語入門
金曜日の REVIEW では、わたしの専門の「コーパス言語学」からわかる英語学習のさまざまなヒントを、通訳ロボットのロボコーパスといっしょに紹介します。英語学習で知っておくと便利ないろいろなデータと関連する学習方法を伝授します。みなさんの勉強法がきっとパワーアップしますよ!

さあ、今年1年も『基礎英語3』を完走しましょう!
YOU CAN DO IT!!


NHKゴガク

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