まいにちフランス語(入門編)

メッセージ

田口 亜紀

田口 亜紀 たぐち あき

観光が盛り上がると、自動翻訳アプリといったものが実用化されます。母語でそれに質問を吹き込み、外国語に翻訳された後、それに対して相手から返された答えを母国語で聞くという場面が日本の地下鉄の案内所で見られます。これから東京オリンピック開催に向けて、このようなアプリの需要がさらに拡大すると言われています。画一的に情報の入手だけが目的なら、それでもいいでしょう。しかし、旅の醍醐味は人間との出会いと言えるのではないでしょうか。

相手のことばを話すということは、相手の文化に参入することです。人間はことばによって世界を構築しています。ですから、日本語という世界に加えて、さらにフランス語という世界を持てるということは、精神の豊かさを手にしているとも言えます。自分の中に多様な世界を住まわせるということなのです。これから6か月間、このフランス語の世界でご一緒いたしましょう。


4月はまずフランス語の発音に慣れます。ライオンがゴロゴロとのどを鳴らしているのではないかと思える r の音、ささやくような ch と j の音、鼻風邪を引いたときに出るような音(鼻母音)など、フランス語に特徴的な音を聞きましょう。

次に、日本語にはない概念である「冠詞」を見ましょう。具体的な例から使い方を知っていきます。

そして、旅や日常生活では欠かせない数字を学びます。特に euro(s) 「ユーロ」をつけて言うときには音がつながるので、最初、とまどうかもしれません。しかし何度も繰り返し聞き、練習すれば口から自然に出てくるようになります。


それでは、はじめの一歩を踏み出しましょう! 6か月後には確実に入門レベルのフランス語が身についていることを目指して。

NHKゴガク

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