まいにちイタリア語(応用編)

メッセージ

花本 知子

花本 知子 はなもと ともこ

この講座は、ジャンルの異なる12の課題文を、出演者・制作スタッフ・講師が各自でイタリア語訳し、それを持ち寄って開いた翻訳検討会が元になっています。「なぜそのように訳したのか」「どうしてこの表現を使う必要があるのか」などについて話し合いながら、それぞれの文について、2つの訳の候補にしぼっていきました。各候補の特性を確認しながら最終的にまとめたものが、「工房からの提案」です。

一連の準備作業でしばしば聞かれたのが、「実際に訳してみないとわからないことがたくさんある!」ということでした。いざ、日本語の原文をイタリア語に訳そう、という段階になってはじめて意識できる問題が目白押しだったのです。疑問を持ったあとに、「ああ、こう訳せばいいのだ」という解決策が見つかると、強く印象に残り、その表現が身につきます。そういうわけで、このテキストを手に取ってくださった皆さん、部分的でもかまいませんので、ぜひ、課題文を一度ご自分で訳してみてください。その一手間で、講座を聞くおもしろさが倍増、いや、七倍くらいに増えるはずです!

翻訳してみると、イタリア語についての発見だけでなく、日本語についての気づきが多く得られるのも興味深いポイントです。ふだんは聞き流している表現も、訳すとなると深く解釈する必要が出てきます。たとえば「音もなく」という表現に行きあたって、「果たしてどれくらい静かな様子を表しているのだろう?」と立ち止まることもあるでしょう。

制作者一同が、いろいろな発見をしつつ作られたこの講座を、ぜひお楽しみいただけますように!

NHKゴガク

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