ポルトガル語入門

メッセージ

福嶋 伸洋

福嶋 伸洋 ふくしま のぶひろ

夢の町への、一枚の羽

18 歳のとき、ボサノヴァ·ギター研究会という大学のサークルに入って、意味もわからないままポルトガル語の歌を弾き語りしはじめて以来、「イパネマの娘」や「コルコヴァード」といった歌でしか知らない街リオデジャネイロは、自分にとって長いあいだ、夢のなかの存在でした。初めてブラジルの地を踏んだのは、2003 年2 月のこと。頼る人がひとりいるかいないかという未知の土地で一年を過ごすことを決意した、勇気というか無謀さを、いまとなっては驚きと羨ましさとともに懐かしく感じます。この講座「リオデジャネイロ夢の日々Dias de sonho no Rio de Janeiro」の内容は、その一年に経験したこと、出会った人たちを想い起こしながら考えました。

村上春樹作品のポルトガル語訳者であり『源氏物語』の研究者であるサンパウロ生まれ日系三世のエウニッセ、写真家·ジャーナリスト·映像作家であるリオ生まれのロベルトという、長年の友人ふたりとともに講座を作ることができたのは、望外の幸せでした。ブラジルの空気を濃く感じられる講座に仕上がっているとすれば、ふたりのおかげです。

半年間のこの講座がみなさんにとって、ブラジルというもっとも遠くもっとも近い国への、翼にまではならないとしても、せめて一枚の羽根になることを願っています。

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