朝ドラ主人公・牧野富太郎入魂の植物図鑑

美の壺

植物学者・牧野富太郎。数多くの新種の植物を発見し、命名した学名は1500を超える、「日本の植物学の父」だ。生涯をかけて取り組み、78歳の時に出版した『牧野日本植物図鑑』は、牧野の研究の集大成。3200を超える植物の絵と解説が掲載され、調べたい植物がしっかりと見分けられるように、牧野自身が丁寧に植物画を描いた。牧野の多大な功績が、この図鑑に詰まっている。(美の壺)