朝ドラ主人公のモデル・牧野富太郎が9年の歳月をかけた植物図鑑
日本を代表する図鑑『牧野日本植物図鑑』。植物学者・牧野富太郎が9年かけて出版、3206種類の植物すべてに詳細な植物画と解説を付けた大作だ。富太郎は新種の発見も多く、命名した植物は1500を超えている。
練馬区に残る植物学者・牧野富太郎の書斎
牧野いわく「雑草とか雑木とか一口に片付けてしまう草や木にも一つ一つに名があり物語が秘められています」。牧野記念庭園には今も仕事部屋が残っており、『牧野日本植物図鑑』は研究結果を加え刊行を続けている。
朝ドラ主人公・牧野富太郎入魂の植物図鑑
美の壺
植物学者・牧野富太郎。数多くの新種の植物を発見し、命名した学名は1500を超える、「日本の植物学の父」だ。生涯をかけて取り組み、78歳の時に出版した『牧野日本植物図鑑』は、牧野の研究の集大成。3200を超える植物の絵と解説が掲載され、調べたい植物がしっかりと見分けられるように、牧野自身が丁寧に植物画を描いた。牧野の多大な功績が、この図鑑に詰まっている。(美の壺)