北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!家庭菜園でも1株から20~30本も収穫
きゅうりは夏野菜の中でも成長が早く、苗を植え付けてから1か月ほどで収穫できる。恵泉女学園大学副学長・藤田智「大体家庭菜園で1株から20~30本とれます」北澤豪「マジックですね、そんなに出来るの?」
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!選テクは「つぎ木苗」
選テク「つぎ木苗」。この苗は根元の太いところがカボチャで、その上がきゅうり。病気や害虫に強い苗に育てたい野菜の苗をつぎ合わせたもの。根の張りがよく初心者でも手軽にきゅうりが育てられ、園芸店で手に入る。
土づくりは完熟牛ふん堆肥、化成肥料に実つきがよくなる熔リンをプラス
それでは栽培開始。幅60cm、長さ1.8mの区画で3株育てる。土づくり:全面施肥。完熟牛ふん堆肥4.5~6L/㎡、化成肥料100g/㎡、熔リン50g/㎡。実つきがよくなる熔リンをプラス。
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!畝立てをして黒マルチシートで保温・保湿・雑草防除
畝立て:土を盛って水はけをよくする。藤田「続いてはこれです。黒マルチ」北澤「出たな!」マルチは風で飛ばされないように裾はしっかり埋めてください。保温・保湿・雑草防除。
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!苗の植え付け後は仮支柱を立てる
次は苗の植え付け。株元の土を優しく押し付けるようにして、植え付け直後の水やりもお忘れなく。仮支柱をすることで株がぐらつかず、根の張りも良くなる。
きゅうりの育て方の厳選テクは蔓が伸びる場所を作る「スクリーン仕立て」
厳選テクは「スクリーン仕立て」。支柱と園芸用ネットを使って蔓が伸びる場所を作る。蔓を這わせるスペースを広く作ることで大収穫が期待できる。どっさり実るきゅうりを支えるためには頑丈なスクリーンが必要だ。
きゅうりの育て方の厳選テク・支柱を縦横に組む「スクリーン仕立て」でつるを這わせる
まず240cmの支柱を縦に4本挿す。続いて150cmの支柱を等間隔で横に渡し、交差している部分を麻紐でしっかりと固定。これでスクリーンの完成だ。川瀬良子「ここにつるが張っていくと思うと楽しみですよね」
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!30本収穫するために欠かせない「わき芽かき」
藤田「このまま放っておいてもある程度収穫はできますけど、30本とるためには適切な手入れをしないと」。ポイントはわき芽かき。30cmほどの高さ、下から5番目までの葉の付け根にあるわき芽は全てとる。
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!肥料切れを起こさないよう追肥を
誘引:わき芽をとったらスクリーンに蔓が這うように紐を使って誘引する。定期的な栄養補給もポイント。肥料切れを起こさないよう追肥は2週間ごと。1回目は株元に3g、2回目以降は畝の肩に化成肥料30g/㎡。
北澤豪がきゅうりの育て方に挑戦!収穫は長さ20cmほどがとり頃
収穫は1か月後から。長さ20cmほどがとり頃。だけど中にはこんなねじ曲がったキュウリも。北澤「大変なことになっていますね」藤田「栄養分のバランスが悪くなりましたね。こういうのはとってください」
きゅうりの育て方はつるが伸びる場所を作る「スクリーン仕立て」で
スクリーン仕立てでキュウリ栽培、ぜひ挑戦してみてください。キュウリ栽培メモ。栽培時期(植え付け中間地):4月下旬~5月中旬。収穫:6月上旬~8月中旬。
趣味の園芸・北澤豪がスクリーン仕立てできゅうりを大量収穫!
趣味の園芸やさいの時間
暑い夏、「キュウリ」は夏バテ防止に良いとされる野菜です。成長が早く、家庭菜園でも1か月で20本ほど収穫できることも!このキュウリの栽培に北澤豪さんが挑戦します。苗選びから収穫までを藤田先生が丁寧に解説。病害虫に強い「つぎ木苗」の秘密や、支柱と園芸用ネットで手軽にできる「スクリーン仕立て」など、栽培の工夫が盛りだくさん。この夏、家庭菜園でキュウリを大収穫してみませんか?(趣味の園芸やさいの時間)