チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

世界。そのなかの、ニッポン。わたしたちのくらす、ニッポンの今を調べるプロジェクトを始めよう。舞台(ぶたい)はここ、CMの制作会社だ。CMクリエイティブ局長のわたしをサポートしてくれるのは秘書のミツキくん。現場を取材するディレクター、キラトくん。そして、いつも出歩いている、CM制作ロボットタンキューだ!

scene 01ニッポンの今を調べる
ないようを読む

「おはよう、新プロジェクトメンバーの諸君(しょくん)。」芋洗坂(いもあらいざか)局長が現れました。CM制作ロボットのTan-Qとディレクターのキラトに、「君たちにはこれから一年、20のテーマでニッポンの今を調べ、CMにまとめていってほしい。」と言います。局長はCMをきっかけに、『ニッポンの未来についていっしょに考えていこう!』と人々によびかけたいのです。「記念すべき第1回のテーマは“ニッポンの国土”だ。まずはキョクチョー・クイズ!」と局長。「ニッポンは島国だとよくいわれるが、一体いくつの島が集まっているか、わかるかな? およそ70。およそ700。およそ7000。さあ、どれだ!」

scene 02最南端の島
ないようを読む

「うーん、せやなー70!」とTan-Q。「ぼくは、700!」とキラト。すると、「ブーッ。答えは、およそ7000でした。」局長は、「日本は実に多くの島からなる国なんだね。そして、この島!」と、ある島の動画を二人に見せました。「ここをよーく調べるところから、“国土”について考えていってほしい」。キラトは、「作ったような丸い形ですね。本当に島なんですか?」と聞きました。これは、沖ノ鳥島(おきのとりしま)といって、日本のいちばん南にある島です。「こんな南?こんな所までニッポンなんや!」とおどろくTan-Q。するとキラトが、役に立ちそうな映像(えいぞう)を見つけてきました。

scene 03択捉島、南鳥島、与那国島、沖ノ鳥島
ないようを読む

海に囲まれた国、ニッポン。その範囲(はんい)は、東西南北、それぞれおよそ3000kmあります。いちばん北にあるのが、択捉島(えとろふとう)です。択捉島をふくむ北方領土は、ロシアが現在不法に占拠(せんきょ)していて、日本は返還(へんかん)を求めています。東の端(はし)にあるのが、南鳥島(みなみとりしま)。近くの海の底には“レア・アース”とよばれる貴重(きちょう)な資源(しげん)がたくさんねむっています。西の端にあるのが、与那国島(よなぐにじま)です。およそ1500人が漁業や農業を営んでいます。

scene 04コンクリートと金属のおおいで守られた島
ないようを読む

そして、日本のいちばん南にあるのが、沖ノ鳥島です。小さな二つの島を合わせて、沖ノ鳥島とよびます。横から見ると、真っ平らです。実は、見えているのは島そのものではありません。沖ノ鳥島は、コンクリートと金属で作られたおおいの中で守られています。沖ノ鳥島では30年ほど前から、波にけずられてなくなるのを防ぐため、ブロックでまわりを囲むなど工事が続けられています。これまでにかかった費用はおよそ750億円です。

scene 05沖ノ鳥島がなぜ大事なのか
ないようを読む

「750億円!まるでお宝(たから)やな。わしにもくれや~。」とTan-Q。すると、局長秘書(ひしょ)のミツキが現れました。「沖ノ鳥島がなぜ大事なのか、ヒントをあげるわ。国の土地などを『領土』と言うの。海岸線からおよそ22kmの海は『領海』。領海から先、海岸線からおよそ370kmまでの部分は『排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)』といって、独占(どくせん)的に魚や海底の資源(しげん)をとったりできるのよ。さ、沖ノ鳥島のなぞ、考えて。」とミツキが言います。

scene 06日本の広さは世界6位?
ないようを読む

「沖ノ鳥島のまわりの部分って、島がなくなるといっしょになくなっちゃうんじゃないんですか?」とキラト。「そうよ。沖ノ鳥島があることで得られる海の広さはおよそ40万平方km。これは日本の領土よりも広いくらいなの。」とミツキ。沖ノ鳥島があるおかげで海を広く利用することができ、魚も資源(しげん)もたくさんとれるのです。「日本の領土の広さは世界で60番目くらいですけど、排他的経済水域をふくめると、なんと世界で6位というデータもありますよ!」とキラトが言いました。「ところでキラト。海はわかったけどかんじんのニッポンの陸はどないなっとるんや?」とTan-Q。「陸といえば山ですよね。ちょっと調べてきます。『キラッとリポート』!」

scene 07国土の4分の3が山地
ないようを読む

ぼくが向かったのは、岐阜県高山(たかやま)市。めざすのは、高い山がいっぱい連なっている日本アルプスです。ロープウェーで上をめざします。ロープウェーが着いたところの高さは、標高2150m。まわり一面、山、山、山! 山ばかりです。こうした山の連なりを『山脈』といいます。地図を見ると、日本はあっちもこっちも山だらけ。北海道の日高(ひだか)山脈、中国地方の中国山地(さんち)…。日本のおよそ4分の3が山地です。

scene 08川にそって変わる地形
ないようを読む

山から下っていくと、地形はどう変わっていくのでしょうか。雨水やわき水が集まり、川ができます。山あいの川は流れが急です。川の中流では田畑が広がっています。そして下流。大きな川の下流には、平野が広がり、家やビルがたくさん建っています。日本でいちばん大きな平野が、利根川(とねがわ)や荒川(あらかわ)が流れこむ関東平野です。

scene 09地形がちがうとくらしもちがう
ないようを読む

「キラト、よう調べたやんけ!」とTan-Q。「ありがとうございます。もう一つ、気づいたことがあるんです。」と、キラトはまた映像(えいぞう)を見せました。「川の上流は自然が豊かで、中流の地域(ちいき)ではつりをしている人たちがいて、下流の平野は人がいっぱいでした。地形がちがうと、くらしもちがうんですよ。」とキラト。「よっしゃー!データが集まった。CMクリエイティブモード!ターンキュー!」とTan-Q。

scene 10“あなたは「日本」を知っていますか?”
ないようを読む

『“あなたは「日本」を知っていますか?”。もう一つの広さ。さまざまな地形。そして、あなたの知らないニッポンのくらし。ジャッパ~ン!』 ――「うん。みんなでニッポンの国土を調べようというメッセージだね。ひびくね~。」と感心した局長。「意外に広いニッポン。まだまだ調べられること、たくさんありそうだね。」と言います。「そうですね、局長。」とミツキ。局長は、「これから1年、いそがしくなるね~。楽しみだなぁ~。」と、元気におどりながら行ってしまいました。

未来広告ジャパン!
日本の国土を調べよう
日本はいくつの島からできている?最南端の島「沖ノ鳥島」をなぜ守るのか?日本の国土を調べ、CMを作ります。

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう