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scene 01日本は昔から自然災害が多い国
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トッキーが調べものをしています。「トッキー、今日は何について調べているの?」とココロとチズルが聞くと、「日本の歴史のなかで起こった自然災害(さいがい)についてよ」と言いました。「地震(じしん)や噴火(ふんか)に台風。日本は昔から自然災害が多い国みたい。特に台風は毎年必ず来ているみたいね」。するとチズルが、「ねえ、ファンファン。日本って台風がよく来る場所なの?」と聞きました。「そうなんだ。たとえば2019年には29この台風が発生。そのうち15こが日本に向かってきた。土砂(どしゃ)くずれや洪水(こうずい)などの水害ともつねにとなりあわせなんだよ」とファンファンが言います。

scene 02水害から身を守るためにできることは?
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「最近ではどんな水害が起こっているの?」とトッキーが聞くと、「2015年に起きた関東・東北豪雨(ごうう)。茨城県常総(じょうそう)市を流れる鬼怒川(きぬがわ)の堤防(ていぼう)がくずれ、多くの家が水につかった。2018年に起きた西日本豪雨(ごうう)。中でも被害が大きかった岡山県では、60人以上が亡(な)くなった。2019年に起きた令和元年東日本台風では、各地で川が氾濫(はんらん)し、東日本を中心におよそ10万棟(むね)の家屋(かおく)がこわれたり、浸水(しんすい)したりした。」とファンファン。「水害から身を守るために、何かできることはあるのかなぁ」とココロ。「よし。今日はわたしが調べに行ってくるね!」とトッキー。「よろしく! ファンファン!」。

scene 03市の3分の1が水につかった豪雨
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トッキーがおとずれたのは、茨城県常総市。市内を流れる鬼怒川です。大雨のとき、川の周りはどうなっていたのでしょう。「これを見て!」とファンファンが見せたのは、2015 年の関東・東北豪雨(ごうう)の映像(えいぞう)です。堤防(ていぼう)がくずれ、市のおよそ3分の1が水につかってしまいました。するとチズルが、「くずれた堤防や川のまわりは、今どうなっているの?」と聞いてきました。「りょうかい! 調べてみるね」と、ファンファンが飛んでいきました。

scene 04高くてがんじょうで新しい堤防を
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ファンファンからの映像(えいぞう)を見ると、新しい堤防(ていぼう)を作る工事が進んでいました。くずれた堤防も補修(ほしゅう)され、前より2mも高くなりました。作りかえるだけでなく、よりがんじょうにしています。「もし関東・東北豪雨(ごうう)と同じような雨がふっても、今度は川の水があふれ出さないような鬼怒川をめざして工事を進めています」と、下館(しもだて)河川事務所(かせんじむしょ)の森さんが説明してくれました。「これだけがんじょうな堤防があれば、町の人は安心だね」と安心するトッキー。すると、「トッキー、大事なことはほかにもあるんだよ」とファンファンが言いました。

scene 05早めに安全な場所へひなんすること!
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関東・東北豪雨(ごうう)では、およそ4300人もの住民が建物に取り残され、自衛隊(じえいたい)や警察(けいさつ)に救出されました。「まさか水害が起こると思っていなかったから、テレビを見ていた」と溝端(みぞはた)さん。溝端さんの家はくずれた堤防(ていぼう)から7kmもはなれたところにあります。ところが川の水はどんどん近づいてきました。「外に出たら水がチョロチョロと来て、意外に来るのが早い。『あれ!』と思って急いで家に入った」。溝端さんの家にも水が流れこみましたが、救助のボートでどうにかひなんできました。災害(さいがい)時には早めに安全な場所へひなんすることが大事なのです。

scene 06前もって情報を集め、多くの人にとどける
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そこで市役所では、早くひなんの指示(しじ)を出せるようにさまざまな努力しています。トッキーが市役所をたずねると、人がたくさん集まって話し合っていました。「何をしているんだろう?」。これは、毎朝、気象情報(じょうほう)をみんなで確認(かくにん)しているのです。市役所では専門(せんもん)機関と協力して、気象の変化や、川の水位などの情報を集めています。前もって情報を集めておくことが、早めのひなんの指示につながります。集めた情報を多くの人にとどける方法も考えています。たとえば、スマートフォン用の防災(ぼうさい)アプリ。いつでもどこでも、災害情報を確認できます。

scene 07音声と画面で災害情報を伝える
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市内の特別養護(ようご)老人ホームには、新しく開発された機械が置かれていました。戸別(こべつ)受信機です。『鬼怒川がひなん判断(はんだん)水位をこえました』など、音声と画面で災害情報(さいがいじょうほう)を確認(かくにん)できるので、お年よりや、目や耳が不自由な人も安心です。するとココロが、「ねえねえ、トッキー。町の人たちは災害にそなえて、今どんなことをしているの?」と聞いてきました。「よし。もっと調べてみるね!」とトッキー。

scene 08自分の行動を考える「防災行動計画」
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トッキーが向かったのは、茨城県下妻(しもつま)市の大宝(だいほう)小学校です。5年生のみんなが、水害が起きたときにどう行動すればいいのか、「防災(ぼうさい)行動計画」をつくっていました。「洪水(こうずい)と台風が来てもあわてないために、自分のにげ方をいっしょに考えていきます」と下館河川事務所の渡邉(わたなべ)さん。みんなは自分の行動を考え、防災行動計画の用紙に書きこんでいきます。台風や大雨の情報(じょうほう)は、天気予報を確認(かくにん)すればわかります。だから、早めに自分の行動を考えることができるのです。

scene 09いざというときにまよわないために
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たとえば、大雨注意報(ちゅういほう)や洪水(こうずい)注意報が出たら、『ひなんするときに持っていくものを準備(じゅんび)する』。市がひなん準備をよびかけたら、『安全なところへ移動(いどう)を始める』。さらに、『水を用意する』と『薬を買いにいく』を、自分で考えて書き足した子も。ひなん所でこまらないためです。祖父母(そふぼ)といっしょにすんでいる子は、『時間のかかる人は早めにひなん』と書きこみました。「動くのが少しおそいから、早くひなんしたほうが、命が助かると思った」。いざというときにまよわず行動できるよう、準備するものやひなんのタイミングを考えておくことが大切です。

scene 10もっと調べてみよう!
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「ただいま!」。トッキーがもどってきました。「災害(さいがい)はくりかえし起こるけど、そこから学べることもたくさんあることがよくわかったわ」とトッキー。「ほかにも、災害から身を守ったり、被害(ひがい)を小さくしたりする努力をもっと知りたいね」とココロ。「地域(ちいき)ごとにどんな災害が起こりやすいかも知っておきたいね」とチズルも言います。「もっと調べてみよう」とココロが言いました。「うん!」。みんなも調べてみてください。

よろしく!ファンファン
自然災害とともに生きる~水害~
水害や土砂災害が起こった地域の事例をとおして、災害から地域を守るために、人々はどのような工夫や取り組みをしているのか学ぶ。
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