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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01「いま、なんじだ?」
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ここは、さんすう交番(こうばん)。キュウベイが気もちよさそうにねています。「スーパーのおかしの大安売(おおやすうり)にいくんじゃなかったんですか」とテンコにおこされ、とびおきました。「そうだった! バスでいくんだったな。バスの時間(じかん)はなんじだ?」とキュウベイ。「たしか…10じ30ぷんでしたよ」とテンコ。「いま、なんじだ?」と時計(とけい)を見たキュウベイは、「10じと、ながいはりが5をさしているから…5ふん。つまり、10じ5ふんということだな」。まだ時間があると安心(あんしん)して、キュウベイはもうひとねむり…。

scene 02時計の1のところは5… 
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『ウーン? ながいはりが5をさしているから、10じ5ふん? なんかへんだな…』とかんがえるワン。『そうか!』と気がつきました。ジャンプしたワンが、時計(とけい)のもじばんの数字(すうじ)のよこにポンポンと足あとをつけます。数字の1のところに一つ、2のところには二つ。その足あとを見たテンコは、「1、2、3、4、5」と肉球(にくきゅう)の数(かず)をかぞえます。「数字の1のところは5。2のところは10?…」。かんがえていたテンコ、「な~るへそ! キュウベイせんぱい、10じ5ふんじゃないですよ!」といいました。でもキュウベイはグーグーねています…。

scene 0310じ25ふんだった!
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「せんぱい、おきてください! バスにのりおくれちゃいますよ! 時計(とけい)を見てください!」。時計のながいはりは、「ふん」をあらわします。そして一めもりは1ぷんなので、数字(すうじ)の1のところは5ふん。2のところは10ぷん。時計のもじばんの数字が一つふえると、5ふんずつふえていくのです。「だから、3のところは15ふん。4のところは20ぷん。5のところは25ふん。いまは、10じ5ふんじゃなくて、10じ25ふんなんです!」とテンコ。「えーっ!?」とキュウベイはびっくり。

scene 04時計の数字をそのままよんではいけない
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『そうだよ、テンコちゃん!』。時計(とけい)のながいはりは「なんぷん」をあらわしていますが、時計の数字(すうじ)をそのままよんではいけないのです。一めもりが1ぷんなので、もじばんの数字の1のところは5ふん。そして、時計の数字が一つふえると、5ふんずつふえていきます。だから、ながいはりが5をさしているのは、10じ25ふんなんですね。「なぁにぃ~!」。「バス、きちゃいますよ!」。「どいて~!」ととびだしていくキュウベイでした。「あ、ぼうし、ぼうし!」。『やれやれ…』。

scene 05ワンからのもんだい!
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おやつの時間(じかん)は3時だけど、いまは、なんじなんぷんかな? ながいはりが7のすこしあとをさしています。7のところは、5、10、15、20、25、30、35で、35ふん。小さいめもりは1ぷんだから、はりがさしている7から二つめのめもりは、36、37で、37ふん。だからいまは、2じ37ふんでした。おやつはまだ、おあずけですね。

scene 06みじかいはりがさしている数字は?
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「ユウトくんとのまちあわせは、3じ30ぷん。よゆうでまにあったよね。いまの時間(じかん)は…」。公園(こうえん)にやってきたタカシが、大きな時計(とけい)を見上げました。そこに、“さんすうかいじん”カズラーがあらわれました。「時計のみじかいはりを見てごらん。どの数字(すうじ)をさしているかな~?」。すると、「えーと、みじかいはりは3をさしている?」とタカシ。ながいはりは10のところ、つまり50ぷんをさしています。「3じ50ぷん? まちあわせの時間をすぎちゃってる!」とびっくりするタカシ。「ついでに時計のはりをとめちゃおう!」とカズラー。

scene 07いまは3じ50ぷん?
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さんすう交番(こうばん)に電話(でんわ)です。「なにぃ? 時間(じかん)がはやくすすんだじけんだと?」。…公園(こうえん)で、テンコがタカシに話(はなし)をきいています。「3じ30ぷんに友(とも)だちとここでまちあわせをしたんです。まにあうように、おうちをはやく出たのに、もう3時50ぷん…。時間がはやくすすんじゃったみたい」とタカシ。時計(とけい)を見たテンコも、「ほんとだ。3じ50ぷんね」といいます。『3じ50ぷん? ほんとうに時間がはやくすすんだのかなぁ…』とワン。

scene 08みじかいはりが3をさしているから…
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そこに、カズラーがあらわれました。「時間(じかん)のいたずら、たのしいな~」。「やっぱりあなたのしわざね。時間をはやくすすめたんでしょ!」とテンコ。するとカズラーは、「そんなこと、してませんよ」といいます。「このじけん、わたしがかいけつしてみせるわ!」。テンコは時計(とけい)を見ていいました。「時計のみじかいはりは、3をさしているから3じ。そして、ながいはりは、10をさしているから50ぷん。やっぱり3じ50ぷんだ。おかしいなぁ…」。ワンもかんがえこみます。そこに、キュウベイから電話(でんわ)です。

scene 09時計のはりは右まわりにすすむ
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「おい、テンコ。じけんはかいけつしたか? 交番(こうばん)の時計(とけい)がこわれたみたいで、時計をかったんだぜぃ」。あたらしい時計を見せるキュウベイ。「時間(じかん)をあわせるから、いまなんじかおしえてくれ」。キュウベイは時計のはりをうごかしています。「カズラーが町の時計にいたずらしちゃったんです。だからこっちも時間がわからなくてこまってるんですよ」とテンコ。キュウベイがはりをうごかしている時計を見ていたワン、『時計のはりは右まわりにすすむ…。そうか!』。

scene 102じ50ぷんだった!
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ワンが、時計(とけい)のもじばんをせおってもどってきました。もじばんを見て、「3じ50ぷんよね」とテンコ。するとワンが、ながいはりをうごかして12のところへすすめました。「ながいはりが右にうごいて、3じになった?」とかんがえるテンコ。「な~るへそ! わかったわ!」。もじばんをよく見ると、みじかいはりは、まだ3をさしていません。まだ2と3のあいだにあります。「だから、3じ50ぷんではなくて、2じ50ぷんだったのよ!」とテンコ。

scene 11みじかいはりが2と3のあいだにあるときは
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『そうだよ、テンコちゃん!』。時計(とけい)のはりは、右まわりにすすみます。2じからゆっくり時間(じかん)をすすめてみます。ながいはりがうごいていくと、みじかいはりも、2から3にむかってゆっくりうごいていきます。2じ30ぷんのとき、みじかいはりは2と3のちょうどまんなかにあります。もっとすすめていくと、2じ50ぷんになりました。みじかいはりは、まだ3をさしていません。だから、カズラーがとめた時計の時間は、3じ50ぷんではなく、2じ50ぷんでした。みじかいはりが3のちかくになっても、2と3のあいだにあるときは、まだ3じになっていないのです。

scene 12ちこくしていなかった!
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「ははーん。あなた、みじかいはりをよみまちがえるようにそそのかしたでしょ!」とカズラーにせまるテンコ。タカシはちこくしていなかったのです。「おぼえてろ~」とカズラーはきえていきました。すると公園(こうえん)の時計(とけい)がうごきだし、3じ30ぷんになりました。「タカシー!」とユウトたちが公園にやってきました。『時間(じかん)がはやくすすんだじけん、かいけつしてよかったぁ。めでたし、めでたし』。

さんすう犬ワン
なんじなんぷん? ~時こくのよみ方 ~
今の時間は2時50分。カズラーが時計の短い針が3に近いからとささやき、今の時間を3時50分だと勘違いさせられる。しかしワンが短針が2と3の間にあることに気づき…
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