チャプターあらすじを読む
scene 01『できない』を見つけよう
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ぼくの名前(なまえ)は、出来内満太郎(できない・まんたろう)。デキナイ小学校ではたらく25さい、どくしん。でも、これは、かりのすがた。「♪できない できないできない できない子いないか できない できないできない できない子見つけた~♪」。できないということは、いつかできるようになるってこと。だれかがなにかをできないと、“できるメーター”がどんどんへって、“デキナイヲデキルマン”がやってくる! さあ、いっしょに『できない』を見つけよう!

scene 02「おはよう」をいわないおうすけ
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今日(きょう)のテーマは、「あいさつ」。『できない』さがし、スタート! きなりがきょうしつにやってきました。「先生、おはようございます!」ときなり。「おはようございます」と先生。つづいてやってきたゆうとも、「先生、おはようございます!」と、ちゃんとあいさつしました。ところがさいごにやってきたおうすけは、「ふぁぁぁ」とあくびをして、まだねむそうです。「おはようございます」と先生にいわれても、ちょっとあたまを下げて、「ふぁぁぁ、ねむい…」というだけです。「できない、見~つけた!」と、ろうかで見ていた満太郎。できるメーターが一つへってしまいます。

scene 03「おはよう」はめんどうくさい?
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きなりに「おはよう」とこえをかけるゆうと。きなりも「おはよう」とあいさつをかえします。こんどはきなりがおうすけに「おはよう」といいました。でもおうすけは「おはよ…」と小さなこえでいうだけ。きなりにはきこえません。すると、できるメーターがまた一つへりました。ゆうともおうすけに「おはよう」とこえをかけますが、おうすけはかるくあたまを下げるだけ。「おはようおはようって、もうめんどくさいな~」とおうすけ。すると、できるメーターがまた一つ下がりました。「おほほ、もうすぐぼくの、で・ば・ん!」と満太郎。みんなはできてないこと、見つけられたかな? できてないと、どうなるとおもう?

scene 04今日は力が入らない?
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チャイムがなりました。「でははじめましょう。みなさん、おはようございます」と先生。きなりもゆうとも「おはようございます」とあいさつするのに、おうすけはやっぱりぼうっとしています。「今日(きょう)はみなさんに、大きなこえで、元気(げんき)に、じこしょうかいをしてもらいます」と先生。きなりもゆうとも、大きなこえでじぶんの名前(なまえ)をいいます。でもおうすけは、とても小さなこえでした。『なんでだろう。今日はちっとも力が入らないなぁ』とおもうおうすけ。どうして~? また一つ、できるメーターがへりました。「このままで、だいじょうぶ?」と満太郎。

scene 05名前をおぼえてもらってない!
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休みじかんになりました。きなりが、「ゆうとくん、そとあそびいこうか」とゆうとをさそいました。そとへいこうとする二人。おうすけもいきたそうに立ち上がります。でも、きなりとゆうとは、「えーと、名前(なまえ)は…」と、おうすけの名前がわかりません。じこしょうかいのとき、おうすけのこえが小さくてきこえなかったからです。「名前、なんだっけ…?」といわれ、「ガーン! 名前おぼえてもらってなーい!」とおうすけ。どうして~? できるメーターが、あっというまにからっぽになりました! すると、きゅうにきょうしつがくらくなり…。「おほっ、おほほほ!」。

scene 06デキナイヲデキルマンがあらわれた
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「へんしーん!」。出来内満太郎が、デキナイヲデキルマンにへんしんしました。「♪できない できないできない できない子いないか できない できないできない できない子見つけた~ できないことに気づけたら いつかできる ひゃっほ~ できる できる デキナイヲデキルマン!♪」。びっくりするおうすけに、「できないことができるようになるために、日夜(にちや)見まもっているわたしこそが、デキナイヲデキルマン!」といいます。「あいさつ、ぜんぜんできてなーい! なんであいさつができないとだめなのか、わかる~?」。でも、おうすけはわかりません。「では、くるくるくるくる、まきもどしタイム!」。

scene 07なぜあいさつができないとこまるのか
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なぜあいさつができないとこまるのか、いっしょにかんがえてみよう。「えーと、あいさつができないと…、そうか! いやな気もちにさせる!」とおうすけは気がつきました。そう。あいさつされないと、いやだよねえ。なんであいさつができないとこまるの? 「えーと、ちゃんとあいさつをしなかったから…、そうか! 名前(なまえ)もおぼえてもらえないし、なかよくなれない!」。ともだちができないのいやだよねえ。なんであいさつができないとこまるの? 「そうか! ともだちもできないから学校がたのしくならない!」。あいさつができないと、『いやな気もちにさせる!』、『なかよくなれない!』、『学校がたのしくならない!』。

scene 08『できない』に気づけばかならず『できる』!
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「そっか~。今日(きょう)うまくいかなかったのは、ちゃんとあいさつしてなかったからだったのか」とおうすけは気がつきました。「イエス! でも、『できない』に気づけばかならず『できる』!」とデキナイヲデキルマンがいいます。「よーし。これからはあいさつする!」とおうすけがいいました。「おほっ。本当(ほんとう)にちゃんとあいさつ、できるの~?」とデキナイヲデキルマン。

scene 09おはよう、こんにちは、さようなら
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じゃあ、あさ学校にきたら? 「おはようっていう」とおうすけ。そう、あさのあいさつは一日のスタートを気もちよくしてくれる。「本当(ほんとう)だ。『おはよう』は、元気(げんき)が出るスイッチだ。ちゃんとかおを見てあいさつできたら、むししているとおもわれないし、みんなえがおになれる」。そう、かおを見ていえると、きいている人もうれしくなる。あさは『おはよう』、ひるは『こんにちは』、かえりは『さようなら』。「あいさつは、大きなこえで元気に、えがおでいえると気もちいい~!」とおうすけ。あいてのかおを見て、「おはよう!」。元気よくきこえるこえでいう「こんにちは!」。それが、あいさつ。

scene 10みんなもちゃんとできるかな?
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かえりのじかんになりました。「さようなら」。先生がいうと、おうすけも、きなりも、ゆうとも、「さようなら」とあいさつしました。きょうしつを出ようとしたおうすけは、「あっ」と気づいて、「きなりちゃん、ゆうと、バイバイ!」と二人にあいさつをしました。そして、「先生、さようなら」とあいさつしてかえっていきます。「さようなら」と先生。すると、できるメーターが満(まん)タンにもどりました。「おぬし、なかなかできるな~」と満太郎。おうすけは、その満太郎にも「さようなら」とあいさつしていきます。満太郎はちょっとびっくりして「さ、さようなら」。みんなもちゃんとできるかな?

で~きた
あいさつ
あいさつ、ちゃんとできるかな?